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絶対にやってはいけない犬の叱り方
犬を叱らなければいけない場面とは、どんな時ですか?
ゴミ箱を漁った、無駄吠えをした、留守番中に部屋をめちゃくちゃにした、コードを噛んだ、甘噛みをした…など、それぞれの家で叱る理由が違いますが、犬を叱る前に愛犬の気持ちや犬の習性を理解してあげれているかを考えてみてください。
犬がしてはいけないことをしてしまうのは理由があり、犬を叱ることのない環境作りを心がけることが大切です。
最初にご紹介するのは、絶対にやってはいけない犬の叱り方なので、しっかり覚えておきましょう。
体罰・首をつかむ・マズルをつかむ・仰向けにさせる
犬の叱り方で、叩く、蹴るなどのわかりやすい体罰や、首をつかんで持ち上げる、マズルをつかむ、仰向けにさせる、引っ張ると首の締まるタイプの首輪で首を締め付けるなどの罰を与えることは、絶対にやってはいけません。 犬に手を甘噛みされて、そのまま手を口の中に押し込んだりする方もいますが、それもしてはいけない行為です。 犬に体罰を行うことはただ恐怖心を与えるだけで、問題行動をやめさせるしつけにはなりません。大声で怒鳴る・大きな音を立てる
犬に大声で怒鳴るといった叱り方をする方もいますが、これも絶対にやってはいけません。 また、怒りながら物を投げたり叩いて大きな音を出したり、犬のそばで大きな音を立てることもまったく意味がなく、意味もなく犬を怯えさせるだけです。 犬は3秒前の自分の行動を覚えていないため、大声や大きな音を立てる相手に警戒心や不信感しか持ちません。 不信感しかない相手から、何かを教わろうという気持ちにもならないため、問題行動を直すことはできませんね。犬の目を見て叱る
犬の目を見てやってはいけないことを理解させようとすることも、絶対にやってはいけない叱り方です。 犬は正面からじっと目を見られると、威嚇されていると感じてしまいます。 普段は犬とのアイコンタクトが自然にできていても、叱る時には表情や感情が違いますね。 犬はそういった感情を敏感に感じ取れるため威嚇されていると思い、恐怖心や不安から場合によっては人を噛むなどの攻撃に出ることもあります。犬に間違った叱り方のリスク
犬にやってはいけない叱り方は、何がいけないのかが分からなければ、叱り方を直すことはできません。 もちろん、頭を叩いたら脳にダメージがありますし、おしりを叩けば腰にダメージ、首をつかめば頸椎にダメージ、体を蹴れば内臓や骨にダメージを与えるなど、犬の身体的に問題を起こす可能性があるため、体罰は絶対にやってはいけないのですが、それだけではありません。 ここでは、犬に間違った叱り方をするリスクについて見ていきましょう。恐怖心から噛むことも
どんな叱り方であれ、犬に恐怖心や不安、警戒心を与えることは意味がありません。 むしろ逆効果で、イタズラや問題行動が悪化することもありますし、恐怖心のあまり攻撃的になって噛むこともあります。 本来、犬は争いごとが嫌いで、攻撃するということはそれだけ恐怖や不安だということです。 もし愛犬が叱ると噛むのであれば、噛む犬なのではなく、犬に噛むことをさせてしまっている叱り方をしているということを忘れてはいけません。ハンドシャイになってしまう
犬の間違った叱り方のせいで、ハンドシャイになってしまう犬も少なくありません。 ハンドシャイというのは、犬が人間の手を怖がるようになってしまう現象で、叩く、首をつかむ、マズルをつかむといった体罰によって引き起こされてしまいます。 おやつをあげようとしたり、撫でようと手を伸ばしたら、犬が威嚇して唸ったり噛むようになってしまったり、犬の近くにある何かを取ろうと手を伸ばしたり、自分の頭を触ろうと手を上げただけで犬が飛び掛かってくるということもあります。信頼関係が築けない
犬にとって飼い主さんは大好きで信頼できる家族となるはずが、間違った叱り方のせいで信頼関係を築けないことがあります。 間違った叱り方で犬がいうことを聞いていると思うのは間違いで、犬はただ怖い気持ちや警戒心、不信感からその場で逆らわないようにしているだけです。 一人の時間だけが楽しみとなってしまい、飼い主さんが帰ってくることに不安や恐怖を覚えるようになってしまいます。 信頼関係がないために、教えたいことも覚えてもらえず、問題行動も減ることはありません。犬の正しい叱り方は?
犬にとって間違った叱り方は、何一つ意味がなく逆効果であることや、噛む犬にしてしまっていることをお伝えしましたが、それではどんな方法で叱ればいいのか、犬の正しい叱り方についてご紹介します。
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