ビションフリーゼの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、ビションフリーゼのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
ビションフリーゼの平均寿命は?
純白の毛とチャーミングな性格が人気のビジョンフリーゼの平均寿命は12年~15年と言われています。
小型犬の中でも長寿を誇る犬種で21年生きた例もあるそうです。
しかし、小型犬特有の病気にかかりやすい傾向があるので健康管理はしっかりと行いましょう。
ビションフリーゼの寿命と長生きするコツ
ビジョンフリーゼの平均寿命12年~15年を延ばすにはいくつかのポイントを参考にする必要があります。
「健康的な子犬を選ぶ」、「運動と食事のバランス」、「スキンシップ」です。
元より健康的な犬種ですが、子犬の段階で健康的で性格が良く持病の無い子犬を選ぶ事が大切です。
健康面では目が輝いているか、耳の中の汚れが少なく湿疹が出ていたりしないか、綺麗な毛並をしているかなどが観点となります。
性格面ではピジョンフリーゼの動きを見ましょう。
元気に走れるか、顔を合わせた時に目を見てくれる子は飼いやすい可能性があります。
持病に関しては血統を調べて重大な病気にかかった先祖がいないかを調べましょう。
運動と食事のバランスは重要です。
毎日適度な運動をし、栄養バランスが整ったフードを与えるようにしましょう。
コミュニケーション能力が高い犬種ではありますが、飼い主に気を使ってストレスを溜めこみやすい傾向があります。
定期的にスキンシップを取って愛犬が何をしたいのか探ってあげると良いですよ。
ビションフリーゼのかかりやすい病気は?
ビジョンフリーゼがかかりやすい疾患は様々ですが、知識として覚えておく事は発症を早期発見する為にとても重要です。
重要性の高い病気だけでも覚えておきましょう。
>後ろ足にある皿の部分が正しい位置から内側や外側へとずれてしまう膝蓋骨脱臼や、耳に炎症が起こり悪臭を放つ外耳炎、脱毛を伴うジュクジュクした皮膚炎が局所的に発症する急性湿潤性湿疹や尿中のカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが結晶化し結石となる尿結石や、何かしらが原因で涙が過剰分泌され排出しきれなかった涙が眼頭にたまり炎症を起こしたりする涙腺症などがあります。
ビションフリーゼの病気のサイン
病気には様々な初期症状があります。
飼い主が日頃より健康チェックをしてこの初期症状を発見する事で早期治療に入れるのです。
膝蓋骨脱臼は足を引きずって歩いていたり、曲げにくそうにしていたら脱臼の可能性があります。
外耳炎は耳に炎症が起きて痒がったり、酷い悪臭がします。
急性湿潤性湿疹は炎症を起こしている部分の毛がごっそり抜けたり、異常な痒みで体中を掻き毟ったり、出血や膿が出てくる場合があります。
尿結石は頻尿、血尿、発熱、食欲不振、排尿痛などが見られます。
涙腺症は涙管が閉鎖しているためいつも涙が溢れて、目の内側の下の方に涙やけを起こします。
病気の予防法と対処法
小型犬に分類されるビションフリーゼですが、運動量は小型犬にしては多い方です。
毎日30分の運動時間を確保しましょう。
人や他の犬と交流する事が好きな犬種なので定期的にドッグランへ連れて行き自由運動をさせると良いですよ。
雨などの悪天候で散歩が難しい日はお家の中で放して遊ばせてあげると良いでしょう。
小型犬だからと運動を少なくするのではなく、エネルギーを発散させる事で心身の安定と健康を保てるのです。
ビションフリーゼの老化のスピード
平均寿命が12年~15年のビジョンフリーゼはあまり老化のスピードを感じさせない事が多いですが、10歳を迎えた辺りから寝ている事が多くなったりあまり走らなくなったりと老齢化を感じる事があるでしょう。
ビジョンフリーゼは元がとても活発な動きをするので、急な食欲不振やゆっくりとした動きに具合が悪くなったかと心配するとは思いますが、焦らず様子を見てあげて下さい。
ビションフリーゼの老化に伴う外見の変化
純白の巻き毛が特徴のビジョンフリーゼは、老齢化してもあまり見た目に出る事はありません。
小型犬なので体が軽い為、かなりの年齢になっても元気に歩いている事が多いです。
しかし、老齢化が進む白内障や緑内障等の目の病気を発症したり、フードを残したり、躓く事が多くなったりと行動や病気が老化現象の一つとして見られる事が多くなるでしょう。
老犬におすすめの食べ物は?
ビションフリーゼはとても活発な犬種です。
元気な愛犬には栄養バランスが整ったフードを選ぶ必要があります。
動物性タンパク質が豊富で脂肪燃焼を助けるビタミンB1、B2などを多く含むものが最適ち言われています。
中にはアヒル肉を使用したフードなどもあり、活発な犬種には最適と言われています。
皮膚が弱い犬種でもある為、皮膚のケアに良いとされている栄養素が入っているとさらに良いです。
アレルギー性皮膚炎になる可能性があるr為、フードは無添加で、グルテンフリー(穀物を一切使わない)ヒューマングレード(人の口に入るものと同等の品質基準の食材を使用)のものを選ぶようにしましょう。
ビションフリーゼの老齢化が進んだらこのフードをふやかしたり、缶詰めやパウチタイプのフードと混ぜたりし食欲を刺激しましょう。
ミルクをかけてあげるのもお勧めです。
茹でたささみやラム肉を細かくしてフードに混ぜて与える事も食欲増進の一つの手ですよ。
ビションフリーゼに適した散歩の量は?
小型犬に分類されるビションフリーゼですが、運動量は小型犬にしては多い方です。
毎日30分の運動時間を確保しましょう。
人や他の犬と交流する事が好きな犬種なので定期的にドッグランへ連れて行き自由運動をさせると良いですよ。
雨などの悪天候で散歩が難しい日はお家の中で放して遊ばせてあげると良いでしょう。
小型犬だからと運動を少なくするのではなく、エネルギーを発散させる事で心身の安定と健康を保てるのです。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
体重が3㎏~6㎏、体高が24㎝~29㎝のビションフリーゼは陽気でマイペースな性格です。
コミュニケーション能力が高く従順な一面もありますが、飼い主に気を使ってしまう事もあるようです。
縮れた純白の毛が特徴ですが、絡まりやすいのでこまめにお手入れをしてあげる必要があります。
毛玉ができてしまうので定期的にトリミングに連れていきましょう。
小型犬なのでそこまで運動する必要が無いように感じると思いますが、毎日の散歩はしっかりと行ってあげましょう。
甘え上手な犬種なので悪戯をしても見逃してしまう事があると思いますが、一度見逃すと「自分が飼い主を率いているリーダー」と勘違いうぃしてしまい、一度そう認識すると矯正にかなりの時間がかかります。
その間さらにひどい悪戯に発展する事があります。
甘やかし過ぎには注意しましょう。
感受性が強くトラウマになりやすいので叱る時はあまり怒り過ぎない様にしましょう。
ビションフリーゼの寿命に関するまとめ
真ん丸な目をしたビションフリーゼは社交的で子供や他の動物がいる家庭でもその友好的な性格で仲良くなれるでしょう。
しかし、一度自分がリーダーだと思い込むと全くいう事を聞かなくなり攻撃的な面を見せる事がある為、躾はしっかり行う事が大切です。
良い主従関係を作る事ができればビションフリーゼはとても良いパートナーとなるでしょう。
そんなビションフリーゼの健康を飼い主がしっかりと守ってあげましょう。