愛犬の健康のためにも飼い主さんがしっかりと責任をもってお風呂に入れてあげ身体をきれいに保つ必要があります。
しかし、中にはシャンプーされることやお風呂に浸かることを嫌がってしまう犬もいます。
そんな時に役立つ人気の便利グッズについてもいくつか紹介します。
犬のお風呂の正しい入れ方とは?
そもそも犬をお風呂に入れる際にはどのような方法や準備をして洗ってあげればよいのでしょうか。
特に愛犬の身体のお手入れに関して経験が浅い方にとっては、何から始めたら良いのか分からないということもあるでしょう。
犬のお風呂の正しい入れ方についてまず一緒に見ていきましょう。
ポイント1:入浴の準備をする
実際に犬をお風呂に入れる際には下準備が必要となります。
まず、犬用のブラシ、犬用のシャンプー・コンディショナー、スポンジ、大きめのタオル、そしてドライヤーの6点を準備します。
ブラシに関しては普段お手入れの際に使用しているもので構いませんがシャンプーやコンディショナーに関しては、犬は匂いに敏感なため匂い控えめで肌に優しいものを選びましょう。
また、犬は水を浴びた後身体をブルブルと震わせる習性があるため部屋が濡れないように予め大きめのタオルとドライヤーも必要となります。
ポイント2:ブラッシングをし身体を濡らしていく
以上の準備ができたら実際にシャンプーをしていきます。
まず、身体全体をブラッシングしムダ毛や抜け毛を取り除いてあげましょう。
この下準備をすることによって効率的にシャンプーすることができます。
次にバスタブにある程度水をためながら体全体をシャワーで濡らしていきます。
いきなりシャワーをかけようとすると犬はびっくりしてしまうこともあるため、シャワーヘッドを近づけながらゆっくり毛を濡らしていきます。
お湯の温度は35?38℃くらいが適温になります。
犬は体温調整がもともと苦手であり人間と違った温度感覚を持っているため、たとえ人間にとってぬるま湯程度の温度でも犬にとっては熱湯に感じてしまうことがあるのです。
ポイント3:実際に身体を洗っていく
犬の被毛が十分濡れてきたら実際にシャンプーを使って洗っていきます。
シャンプー液を直に付けてしまうと洗い残りの原因になるため、まずはスポンジを使って泡立ててから実際に被毛を洗っていきます。
洗い方としては、指で軽くマッサージするように優しく身体全体を洗っていきます。
その際に決して毛並みに逆らって洗ってはいけません。
毛並みにそって流れるように洗ってあげましょう。
ある程度シャンプーができたら一度すべて洗い流し、同じ方法でコンディショナーをしていきます。
ここまでの過程が終了したら洗い残しやシャンプー液が残らないようにきれいに洗い流していきます。
その後はタオルを使ってある程度水気を拭き取れたらドライヤーで乾かして終了になります。
犬をお風呂に入れる際の注意点とは?
以上の3つのポイントが正しい入浴方法となります。
実際にお風呂に入れるときにはいくつか注意すべきことがあるため、その注意点について見ていきましょう。
洗いすぎ注意!頻度に気をつけよう
シャンプーをして犬の身体をきれいに保つことはもちろん大切ですが、シャンプーの頻度や洗いすぎには注意しましょう。
犬は人間よりも皮膚が非常に敏感であるため頻繁にシャンプーをしてしまうと皮膚が荒れてしまい皮膚疾患の原因にもなります。
そのため、適切な頻度としては月に2?3回程度が望ましいです。
なお、汚れを水で洗い流すだけなら毎日行っても構いません。
犬がお風呂を嫌がる場合には?
犬によってはシャンプーをしようとすると本当に嫌がってしまう場合があります。
その主な原因として挙げられるのがシャンプーをすることによって自分の匂いが消えてしまうこと、シャンプーの匂いがきつすぎることです。
犬は自分の身体の匂いを無意識に嗅ぐことによって自分自身をリラックスさせたり自分の匂いで異性をアピールをします。
また、先程も少し触れましたが犬は非常に嗅覚が優れているためシャンプーの匂いにも敏感になります。
そのため、くれぐれも洗い過ぎに注意しながら愛犬にあったシャンプーを選んであげましょう。
愛犬のお風呂で使える人気の便利グッズ
以上で紹介したように愛犬の健康を保つためにもお風呂に入れることは必要不可欠です。
とは言っても慣れていない方にとっては愛犬を入浴させたりシャンプーすることは相当な手間になる場合もあります。
そんな時に役に立つ人気の便利グッズを紹介します!
ペット用のバスタブ
人間用のバスタブで愛犬を洗うことに抵抗のある方、また浴室を汚したくない方にはペット用のバスタブがオススメです。
犬のサイズ別にネットショップやペットショップ等で安価な値段で購入することができます。
ブラスチック製であるため持ち運びも楽でシャンプー後の掃除の手間を大幅に省くことができるためオススメです。
ブラシ付きシャワーヘッド
愛犬をシャンプーする際には動かないように押さえたりシャワーを持ったりと何かと手がふさがってしまい上手くシャンプーできない場合もあります。
そんな時に便利なのがブラシ付きシャワーヘッドです。
このシャワーヘッドを装着すれば片手で犬を押さえながらもう一方の手でシャンプーをし洗い流すこともできます。
こちらもネットショップやホームセンター、ペットショップ等で簡単に購入できるため、シャンプーがなかなかうまくできない方は是非使ってみましょう。
愛犬のお風呂の入れ方や便利グッズまとめ
今回は愛犬のお風呂の入れ方やお風呂で使える人気の便利グッズ紹介しました。
愛犬をシャンプーし身体の清潔を保つことは世話の一環として大切なことです。
しかし、犬によってはお風呂を嫌がってしまう場合もあるためその際にはシャンプーの匂いや洗い方に注意して、優しく洗ってあげましょう。
また、ペット用のバスタブやブラシ付きシャワーヘッドなどの便利グッズを使うことによってシャンプー後の掃除の手間が省けたりシャンプーがしやすくなります。
以上で紹介してきたことを参考に、適度な頻度でシャンプーを行い愛犬が快適に暮らせるように努めましょう。