散歩中の犬

犬の散歩の基本を理解しよう!知っておくべき頻度や時間、マナーは?

愛犬の散歩について、改めて見直すことはありませんか?今回は犬の散歩に関する様々な情報をわかりやすくご説明してまいります!小型犬・中型犬・大型犬の散歩方法や、重要なルール・マナーについてもお届けします。

犬の散歩は、犬に合わせて行うことが大切です。犬種によっては、適切な頻度や時間帯に行わないと、愛犬にケガをさせてしまうことにもなりかねません。

そこで今回は、愛犬との散歩における頻度や時間帯、知っておくべきマナーなど、犬の散歩の基本をご紹介します。

犬の散歩で準備すべきものは?

inusanpo1

まずは、犬の散歩で最低限準備しなければならないものを確認しましょう。

Sponsored Link

首輪・リード

飼い主と犬を繋ぐ最も大切な道具です。散歩中はどんなアクシデントがあるかわかりません。

思わぬ事故から愛犬を守るためにしっかりと首輪とリードをつけてあげることが大切です。

また、リードをつけないと場所によっては条例違反になることもありますし、マナー的にも良くありません。犬の大きさに合わせてちょうど良いものを選んであげましょう。

排泄物の後処理グッズ

散歩中で愛犬がしたフンを持ち帰るのは最低限のマナーです。持ち帰るためのビニール袋などを用意しておきましょう。

おしっこは持ちかえることはできませんが、人が通る場所にしてしまったときに洗い流すための水を携帯しておくと良いでしょう。

迷子札

万が一首輪が切れたり、リードを放したりしてしまって愛犬が迷子になってしまったとき、迷子札があると安心です。

迷子札に飼い主さんの住所や電話番号などを書いて首輪につけておくことで、他の方が発見してくれた場合にすぐに連絡を取ることができます。

その他、季節や気温に応じたもの

気温の高い夏場ですと、犬でも脱水症状の危険があります。

散歩が長くなる場合には途中で水分補給ができるように水やエサ皿を持っていくと良いかもしれません。

犬種によっては寒さに弱い種類もいます。冬場や雨の日などは専用の防寒具を着せてあげることで、愛犬の負担を少なくしてあげることも可能です。

散歩の頻度は?

どれくらいの頻度で散歩をするべきかは、犬種によって異なります。基本的には体が大きい犬ほどたくさんの運動が必要です。

逆に、小型犬は運動させすぎると良くありません。愛犬の体力に合わせた散歩をするようにしましょう。

小型犬の場合

トイプードルやチワワなど、体重が10kgに満たないような小型犬はそこまで頻繁に散歩をさせる必要はありません。散歩は30分以内で、1日に1回以上は行わないようにしましょう。

特にチワワのような超小型犬は骨や筋肉も弱く、過度な運動はケガに繋がります。室内の運動でも健康維持はできますので、必ずしも散歩をさせる必要はありません。

中型犬の場合

体重が10~25kg程度の中型犬は、健康維持のために毎日の運動が必要不可欠です。毎日2回以上、30分程度の散歩をさせてあげましょう。

時間のある時は公園などで走らせてあげるとストレス解消になります。歩くだけだと動き足りない場合も多いので、月に1度は思いっきり運動できる機会を作ってあげましょう。

大型犬の場合

体重が25kgを超える大型犬は、中型犬よりも更に多くの運動が必要です。1時間程度の散歩を1日に2回行うのが望ましいです。

大型犬は体の大きい分力も強いので、しっかりとリードを持って散歩を行うようにしましょう。

Sponsored Link

散歩を行う時間帯は?

では、散歩をする時間帯はいつ頃が良いのでしょうか?

基本は朝と夕方、季節によって変えるのもアリ

基本的には、犬の散歩は日差しの弱い朝夕に行うようにしましょう。特に夏場などの日差しが強い時には、日中のアスファルトの温度は非常に高くなります。

靴を履いていない犬はやけどしてしまうこともありますので、夏の間日中に散歩をすることは絶対に避けましょう。

食事のタイミングから見ても、朝夕に散歩をすることにはメリットがあります。犬も人間と同じように、食後の運動はあまり望ましくありません。

朝夕の散歩後に食事を与えることで、犬にとってちょうど良いタイミングで食事をすることができます。

ただし、気温の低下する冬場には比較的暖かい日中に散歩をするのもアリです。季節や天候に応じて、適切な時間帯を選ぶようにしましょう。

散歩で気を付けるべきマナーは?

inusanpo2

散歩時には、愛犬が他の歩行者に迷惑をかけないよう、細心の注意を払う必要があります。トラブルなどで楽しい散歩が台無しにならないよう、守るべきマナーを覚えておきましょう。

リードは絶対に放さない

散歩中、リードは絶対に放さないようにしましょう。

犬は色々なものに反応して急に走り出すことがあります。しっかりと愛犬の管理をするためにも、絶対にリードは放さないようにしましょう。

最低限のしつけをしておく

散歩中に他の人に向かって吠えたりする場合には、なるべく吠えさせないようにしつけをしましょう。

また、”お座り”などある程度犬をコントロールできるようになっていることが望ましいです。

フンやおしっこはそのままにしない

フンを持ち帰ることは最低限のマナーです。トラブルの元にもなりますので、責任をもって持ち帰りましょう。

おしっこもそのままにするのは良くありません。既にお話しましたが、水などで匂いや跡が残らないように洗い流してあげると良いでしょう。

犬の散歩に関する情報|まとめ

犬の散歩ルールやマナーを守り、犬に合わせて行うことが大切です。

犬の種類によって体力や必要な運動量は違います。小型犬だと運動のさせすぎはケガに繋がることもあります。犬種に合わせて散歩時間を変えてあげましょう。

目安としては、小型犬は散歩をするとしても1日1回30分以内、中型犬は30分の散歩を1日2回、大型犬は1時間程度の散歩を1日2回です。

散歩をする時間帯は、基本的には朝と夕方がオススメです。夏場の日中はアスファルトなどが非常に高温になり、犬にとっては大変危険です。

涼しい朝と夕方に行うようにしましょう。寒い冬の間は朝と夕方を避けて日中に行うのも良いかもしれません。

トラブルを避けるためにも、最低限のルールやマナーを守ることも大切です。

ルールやマナーを守ることは他人に迷惑をかけないだけでなく、愛犬を守ることにもつながります。愛犬のためにも、ルールやマナーを守って楽しい散歩ができるよう心がけましょう。

コメントを残す

*