散歩中の犬

犬がリードを嫌がる理由とは?リード嫌いを直すための対策をご紹介

今回は犬がリードを嫌がる主な理由やリード嫌いを直すための対策やしつけについて調査しました。リードはもちろん散歩をする際に必要なツールですが、飼い主との良好な関係を築くためにも重要になります。

お散歩が大好きにも関わらず、いざリードを装着しようとすると急に吠え始めたりリードを噛んだりして嫌がるという犬が意外と多いようなんです。

なぜそれほどまでにリードを嫌がるのでしょうか。

楽しいお散歩タイムを過ごすためにも、犬のリードについて一緒に考えていきましょう。

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飼い犬に欠かせないリード

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そもそもなぜ散歩する時は飼い犬にリードを付ける必要があるのでしょうか。

散歩中の脱走や他の犬や人間に危害を加えることを防ぐということが主なリードの役割ですがその他にも重要な目的があります。

リードを付けることによって散歩中に車道や危険な場所に飛び出してしまうことを防ぎ、自転車や自動車との接触事故やケガから飼い犬を守ることができます。

そのため、リードは飼い犬にとって命綱のようなもので外出する際は必要なアイテムとなります。

さらに、リードの引き方や操り方で飼い犬と飼い主にとってふさわしい主従関係を結ぶことにも繋がります。

良好な関係を結ぶことによって犬のしつけやトレーニング、また常に安心してリラックスした状態で楽しい時間を過ごすためにもリードは重要なものなのです。

犬がリードを嫌がる理由とは?

それではなぜリードを嫌がってしまう犬がいるのでしょうか。リードを嫌がる主な3つの理由について一緒に考えていきましょう。

理由1:リードに慣れていない・怖い

犬がリードを嫌がる理由としてまず挙げられるのがそもそもリードを付けることに慣れていない、もしくはリードが怖いということです。

特に外の世界に出たことのない子犬や散歩自体あまりしたことが無い犬にとってリードを付けることは自由に動くことを制限されストレスの掛かることであると思い込んでいる場合があります。

本来犬は何も付けていない状態が自然である動物であるため、もともと体に何かを付けられることに慣れていません。また、リード自体に恐怖心を抱いている可能性もあります。

「この細長い物体は何なのか?」「自分の後ろを付きまとうこの生き物は何なのか?」などそもそもリードの役割やそのものについて認識していない場合があります。

つまり、決して散歩に行くこと嫌いなわけではなくただ単にリードという物体を付けることに慣れていなかったり恐怖心を抱いているため嫌がることがあるのです。

理由2:散歩中に嫌な経験をしたことがある

仮にリードを付けることに慣れている犬でも、過去の散歩中に嫌な経験をしたことがある犬はトラウマ的な理由から嫌がる可能性もあります。

例えば散歩中に他の犬に意地悪された、危険な所に行ってしまいケガをしたなど犬にとって精神的、身体的にストレスの掛かる経験をしたことのある場合は【リードを付ける=また嫌な経験をする】という認識をしてしまい、リードを付けることを嫌がってしまうのです。

また、飼い主のリードの操り方が悪く常に締め付けている状態で散歩したり強く引っ張ってしまうことも犬が散歩やリードを付けることにトラウマを感じてしまう原因になるため注意が必要です。

理由3:飼い主を信頼していない

普段から飼い犬としっかりコミュニケーションを取れていない、また良好な関係を築けていない場合にも飼い主に対しての信頼が無いことからリードを嫌がることもあります。

リードを付けるということは犬にとって体の自由をすべて飼い主に任せるということを意味しています。

信頼できない人間に体をコントロールされることは犬にとって苛立ちや怒りを感じる原因にもなります。

つまり、既に紹介した2つの外的な理由の他に、飼い主自身が犬のリード嫌いの原因になっている可能性もあるのです。

リード嫌いを直すためのしつけや対策とは?

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例え犬がどんなにリードを嫌っていたとしても安全面や健康面からリードを付けて散歩をすることは必要不可欠なことです。そこで、リード嫌いを直すための効果的な対策について考えていきましょう。

リードの種類、持ち方を変えてみる

以上で挙げた3つの理由以外にもリードのデザインやサイズが犬に合っていないために付けることを拒むことも考えられます。

そのため、犬がリードを嫌がる兆候を示したらまずリードの種類に気をつけてご自身の飼い主に適したリードに変えることも一つの対策となります。

また、散歩中の姿勢やリードの持ち方、操り方にも注意して犬にとってストレスのかからないリードコントロールを身に着けることも重要になります。

外の世界に慣らす

先程も紹介しましたが、散歩経験の浅い子犬や外の世界に慣れていない犬にとって始めて見る外の世界というものは興味の対象になると同時に恐怖を感じてしまう場合もあります。

そのため、まずはリードを付けずに飼い主が抱えたりペット専用のカートに乗せるなど工夫をして散歩をすることで外の世界に徐々に慣らすことができます。

また、家にいるときも常に短めのリードを装着させた状態にしておき散歩のときだけ長いリードに付け替えるという方法もリード嫌いの対策として効果的です。

飼い主と犬の主従関係を構築する

リード嫌いを直すためにももちろん重要なことですが、しつけやマナーを教えるという観点からも常に飼い主と犬との主従関係を構築することが必要です。

犬が飼い主の指示に従わないからといって常に犬の好き勝手にさせたりついつい甘やかしてしまうとしつけやマナーがなっていない犬になってしまいます。

そのため、まずはお互いの立場というものを明確にした上で主従関係を結ぶことによって結果的にリード嫌いの対策にもつながります。

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犬がリードを嫌がる理由とは?まとめ

今回は犬がリードを嫌がる主な理由とその対策について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

そもそもリードを付けることに慣れていない場合や恐怖心を抱いている、また過去に散歩中に嫌な経験をしたなど外的な要因でリードを嫌がることがあります。

しかし、一番重要なことは犬と飼い主がしっかり信頼関係や主従関係を結べているか、ということが犬のしつけやマナーにも重要なことなので、今まさにこれらの問題を抱えている方は以上で紹介したことを是非参考にしてください。

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