トイプードルという種類の犬を飼うにはたくさん気を付けてお手入れをしてあげないといけないことがあります。
愛犬の毛がぼさぼさでキツイ獣臭を放っていたら嫌ですよね!
「カットの頻度は?」「ブラッシングの仕方って?」「お風呂って入れていいの?」
家でシャンプーする時に気を付けないといけないことって何でしょうか?
今回はトイプードルのお手入れの仕方についてまとめてみました。
なんでトイプードルに手入れが必要?カットする理由は?
やはりトイプードルといえばオシャレな犬というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、そのオシャレ感を保つためには大変な手入れや、カット、お風呂でシャンプーをするなど時間やお金がかかってるんです!
まずはトイプードルを手入れするために、トイプードルの特徴について学んでいきましょう。
トイプードルの毛の特徴と定期的にカットをしないといけない理由
それではトイプードルの毛の特徴について学んでいきましょう。
トイプードルの毛は他の犬種と比べると抜け毛が少ないことで有名です。
これは犬種によって毛の生え方が異なっていて、トイプードルは中でも一年間を通して少しずつ生え変わるシングルコートと呼ばれます。
そのため、手入れせずに放っておくと人間と同様にボサボサになってしまいますので、定期的にカットをする必要性があります。
トイプードルの毛の手入れやカットを怠った時に起こりうる症状
トイプードルの特徴的なクルクルした毛は絡まりやすく、お手入れをしてあげないと毛玉ができてしまいます。
毛玉ができ、カットやお風呂でシャンプーをしない状況でそのまま放置すると、毛がフェルト状に固まってしまい、最終的には皮膚病になってしまうことも…。
愛犬を皮膚病から守るためにも、定期的なお手入れは重要です!
家で簡単にできるトイプードルのお手入れの仕方とは?
先ほどの項でトイプードルとの幸せな生活には、手入れやカットが必要な理由はわかったと思います。
ただカットにトイプードルを連れていくと相場として平均?6,000~?8,000。
家のお風呂でシャンプーしようにも、あまり頻繁にお風呂に入れてしまうのは、ワンちゃんにとってストレスになってしまいます。
愛犬のためならと思いつつも「そんなお金も時間もない!」と嘆いている方も多いのではないでしょうか?
そこで1番手軽にできるお手入れ方法であるブラッシングについて見ていきましょう。
トイプードルにとってブラッシングが必要な理由
先ほどの項でも言った通り、トイプードルは毛が絡まりやすく毛玉ができやすいクルクルした毛をしており、毛玉の部分に皮脂や汚れがたまり、皮膚病の原因となってしまいます。
それをカットやお風呂でシャンプーをする以外の簡単な方法で防ぐのがブラッシングです。
特に服を着せた後など、静電気が発生し、よけい毛玉ができやすいので念入りにブラッシングをする必要があります。
トイプードルのブラッシングの正しいやり方
トイプードルのブラッシングには正しい手順があります。
もし間違えた方法でやり続けたらそれが原因でトイプードルを傷つけ、皮膚病の原因となってしまうことも…。
ココでは正しい手順をご紹介します。
まず、ブラッシングに必要な道具は
スリッカーブラシ:細い針金が付いたブラシ。毛のもつれをほぐす時に使う。
コーム:毛を溶かし、毛並みを整えるブラシ。基本的に仕上げ用。
の2つです。
手順としては
①スリッカーブラシをかける
スリッカーブラシに余計な力が入らないように気を付けながら、トイプードルの皮膚に対して平行に動かして、毛のもつれを取ります。
毛が絡まりやすい場所として大腿部、脇の下、耳の下、お尻に毛玉ができやすいので重点的にやるといいでしょう。
②コームで仕上げる
全体的にとかし終わったら、コームで毛並みを整えます。
コームで整えると艶が出てより美しい仕上がりになります。
以上でブラッシングは終了です。
簡単に愛犬を皮膚病から守ることができるだけでなく、ブラッシングは愛犬とのスキンシップの時間にもなります。
こういったふれあいの中から愛犬の体調の変化に気付くのも飼い主の重要な責任ですね。
トイプードルのカット前にすることと頻度は?
カットをする1番の理由は、これまで語ってきた通り皮膚病予防です。
ただもちろんそれだけではありません。
トイプードルと言えばオシャレ犬。
愛犬にメイクや仮装のようなカットを施して競う「プードル変身コンテスト」という大会が開かれるほど…。
というわけここではカットをする頻度やカット前にしておきたいことについて見ていこうと思います。
トイプードルのカットをする頻度って?
トイプードルは定期的カットをしてもらわないといけない犬種。
トイプードルのカットは毛が長い分時間がかかり、時間が長い分トイプードルにかかる負担も大きくなります。
それらも考慮すると最低でも1ヶ月半に1回カットに連れて行くのがベストだと思われます。
また、夏になると犬も汗をかき、強烈な獣臭がすることがあります。
そんなときはシャンプーもしてくれるカットに、3週間に1回程度連れて行くことをおすすめします。
カットに連れて行く前にやっておいたほうが良いことって何?
トイプードルをカットに連れていく前に必ずやっておいたほうが良いことがあります。
それは先ほどの項でもお話ししたブラッシングです。
なぜなら、カットをする際にトイプードルに毛玉があると1つ約500円程度の追加料金を取られることがあります。
少しでも料金を抑えることもできて、愛犬の健康を守れるのでブラッシングは欠かさずやりましょうね。
キツい獣臭を解消したい!お風呂の入れ方とシャンプーの選び方
夏になるといくら愛犬の臭いとはいえ、強烈な獣臭に鼻をつまみたくなることもありますよね。
でもついこの間カットに連れて行ったばかりだからもったいない…。
そんな時は家でトイプードルをお風呂に入れてしまいましょう!
ここからはシャンプーの選び方や正しいお風呂の入れ方、それらの注意点について見ていきましょう。
お風呂に入れる前に考えるべき愛犬のシャンプーの選び方
まず最初にトイプードルをお風呂に入れてシャンプーをするときの注意点は必ず犬用のシャンプーを使うことです。
犬の皮膚は人間よりもデリケートで、乾燥しやすく、細菌を寄せ付けやすいという特徴があります。
トイプードルも人間同様に1匹1匹によって肌質が異なります。
飼い主の方がしっかりと愛犬の肌質を確かめてシャンプーを選んであげましょう。
トイプードルを正しくお風呂に入れてシャンプーをする方法
続いて正しくトイプードルをお風呂に入れてシャンプーをする方法を見ていきましょう。
①お風呂に入れる前にブラッシングをする。
ほこりや毛玉ついている状態でトイプードルをシャンプーをしても意味がありません。
お風呂に入れてシャンプーをする前にあらかじめ落としておきましょう。
②お風呂でぬるま湯をかけ全身をしっかり濡らし、泡立てたシャンプーで全身を洗う。
お湯の温度は適温いわれている35~38℃に、お風呂に入れる前に調整しておきましょう。
シャンプーをするときは全身をマッサージするように洗い、その後しっかり洗い流します。
また犬が怖がらないように、シャンプーをして洗うときは顔が最後、泡を流す時は顔が最初にしましょう。
③しっかりとドライヤーで乾かし、再びブラッシングする。
濡れたまま放置すると皮膚病の原因となりかねないので、シャンプー後は必ずドライヤーをしましょう。
ドライヤーの温度にも気にかけ、愛犬がやけどしないように細心の注意を払いましょう。
トイプードルをお風呂でシャンプーをするときの正しい手順は以上です。
獣臭がキツいときにやってしまいがちなダメなこと!
夏の愛犬の臭いがキツイときについやりがちなことが頻繁にお風呂に入れてシャンプーをしてしまうことです。
トイプードルをお風呂に入れるのは2~3週間に1回が理想的です。
あまり頻繁に洗いすぎると、必要な皮脂まで落としてしまい、皮膚病になる恐れがあります。
また、よくペットショップなどに犬用の香水が売られていることがあります。
人間用の香水に比べたら匂いは抑えられていますが、人間の何千倍も嗅覚が良い犬の健康にはあまり良くないといわれています。
健康を考えて我慢してあげるのも愛犬のためかもしれませんね。
トイプードルのお手入れ方法まとめ
以上トイプードルのお手入れの仕方でした。
トイプードルは他の犬に比べてカット代など余計にお金や時間が取られる犬種です。
しかしながら、カットだけでなく家で簡単にできるブラッシングや、お風呂でシャンプーをすることによって愛犬を清潔かつ健康でいさせることができます。
あなたもトイプードルを気軽にお手入れして良いドックライフをお過ごしください!