可愛い子犬が我が家にやってくるとなると、わくわくしますよね。
子犬が安心して生活するために、必要な飼育用品を揃えてくおくことは必須です。
子犬が来てからでは忙しくなるため、あれがなかった、これが足りないといった事態は極力なくしたいものです。
この記事では、子犬を迎える前に、飼い主さんが準備しておくべき飼育用品についてご紹介します。
子犬をお迎えるのに必要なペットグッズとは?
可愛いワンちゃんに一目ぼれ、すぐにお迎えしたい!
その気持ちは分かりますが、飼い主さんは必要なペットグッズ・飼育用品を購入し、ワンちゃんをお迎えする準備をしなくてはいけません。
では、子犬をお迎えする前に飼い主さんはに何を準備しておけば良いのでしょう。
ここでは、子犬をお迎えする際に必うようなペットグッズ・飼育用品を紹介します。
1.サークル・ゲージ
まず準備したいのは、ゲージやクレート、サークルです。
お迎えの際にはクレート(キャリーケース)が必要です。
抱っこでは逃げ出してしまう場合があるため、必ずクレート利用しましょう。
お迎えした子犬は、最低1カ月間はゲージまたはサークルで過ごすのが無難でしょう。
子犬のころはサークルでも大丈夫ですが、成犬になるとサークルでは壊されてしまう可能性がありますので、最初からゲージを利用しても良いかもしれません。
ゲージは長く使うものですので、丈夫な素材でできていることや、掃除が楽なものを選ぶと良いでしょう。
また、サイズに関してワンちゃんが成犬になってもゆとりのある広さのものを購入しておくと、買い替える手間が省けます。
2.食器・水飲み
食器は子犬のころはドライフードを水でふやかして与えるため、水を入れてもこぼれない様に、ある程度深さがあるものがおすすめです。
水飲みは、皿状のものとボトルをゲージにぶら下げて舐めるタイプのものがあります。
形状はどちらでも構いませんが、悩んだ場合はペットショップやブリーダーなどで使っているものと同じタイプのものがおすすめです。
3.フード
子犬に準備するフードは「子犬(パピー)用または全年齢対応」「総合栄養食」と記載のある商品を選びましょう。
子犬用のほかに、成犬用やダイエット用、シニア用などが販売されています。
総合栄養食は、子犬が成長するのに必要な栄養を摂ることができるフードです。
ほかには一般用、療養食、おやつなどの記載があります。
ペットショップやブリーダーなどで使っていたものと同じ商品を購入すると、お腹を壊したりすることがないためおすすめです。
4.寝床
子犬はまだ体温調整がうまくできないため、ペットベッドや毛布は必須アイテムです。
また、最初は環境に慣れていないため、隠れる場所があると安心できます。
ベッドの中にはテントの様に中に潜れるタイプの商品もあるため、うまく活用しましょう。
5.ペットシーツ・トイレ
ペットシーツは、生涯ワンちゃんが排泄を行う際必要になるものです。
子犬のころはゲージの中で生活することがメインになるため、トイレトレーニングに向いている時期です。
ペットシーツで排泄を覚えれば、外出の際にも役立ちます。
ゲージは成犬になっても必要?
ゲージに入れておくのは、檻に入れているみたいで可哀想だと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ゲージでの生活には様々なメリットがあります。
- 自分だけの安全なハウス
- 留守番時のいたずら防止
- トイレトレーニングがしやすい
- 突然の来客の際に役立つ
- キャリーで過ごす練習にもなる
もともと暗い穴倉を寝床としてきたワンちゃんは、限られた空間にストレスを感じることはさほどありません。
また、日中留守になりがちな方は、いたずらや誤飲・誤食、怪我などの防止に役立ちます。
ゲージは愛犬の命を守るためにも必要です。
しかし、一日中ケージ内だけでの生活ではストレスになってしまいます。
ゲージから出して一緒に遊んだり、散歩に出かける、スキンシップを取る時間を設けるなどしてあげましょう。
トイレトレーニングはいつからはじめる?
ワンちゃんのトイレトレーニングは、お迎えしたその日から開始しましょう。
お迎えした当初はゲージ内で過ごす時間が多いため、限られた場所でなら飼い主さんの目も届きますし、トレーニングに適して時期です。
方法としてはゲージやサークル内にペットシーツを敷き詰め、排泄をしたらすかさず褒めます。
粗相をした際に叱ってしまうと、排泄をすること自体を良くないことだと学習してしまいます。
叱ることはせず、即座に褒めることが早く覚えるポイントです。
散歩デビューはいつから?毎日必要?
犬と言えば散歩をするものですが、最近は小型犬ブームということもあり、運動は家の中だけで十分と考えている飼い主さんも多くいらっしゃいます。
しかしそれは間違いです。
散歩には運動以外にもメリットがたくさんあり、どんな小型犬であっても必要です。
散歩のメリットは、以下の通りです。
- 適度な運動で筋肉をつけ、新陳代謝高める
- 他の犬や人間と触れ合うことで社会性を学べる
- 待てなどのトレーニングが身につく
- 飼い主さんとのスキンシップが向上する
- 紫外線を浴びることで栄養を吸収する(ビタミンD)
- ストレス解消
- 寒暖差に負けない丈夫な体を作る
散歩には、適度な運動以外にも様々なメリットはあるため、必ず行う必要があります。
お外への散歩デビューは、ワクチン接種後2~4週間後です。
最初は少しずつ外の環境に慣れさせていきますが、小型犬でも毎日朝と夕方の2回、1回に30分ほどが目安です。
大雨や台風の日などは無理に散歩に行く必要はありませんが、梅雨場など小雨が続くような日は、時間を短めにして散歩に連れていきましょう。
濡れた体を放っておくと、良くないので帰宅後はすぐにタオルで拭くなどして被毛を乾かしてあげましょう。
まとめ
子犬をお迎えする前に飼い主さんがすべきこととしては、飼育用品の準備です。
最低限揃えるべきグッズは、以下の通りです。
- ゲージ(キャリー・サークル)
- 食器・水飲み
- フード
- 寝床
- ペットシーツ
これらの飼育用品は、子犬を迎えたその日から必要ですので、必ず事前に準備しておきましょう。
また、今後散歩デビューに備えワクチン接種やリード、首輪などもも用意しましょう。
飼い主さんは、子犬をお迎えする前にある程度の基礎知識を勉強しておく必要もあるでしょう。