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バーニーズマウンテンドッグの寿命は?かかりやすい病気の症状と予防法

犬種によって寿命はさまざまです。今回は【バーニーズマウンテンドッグ】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、愛犬とできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

バーニーズマウンテンドッグの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、バーニーズマウンテンドッグのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

バーニーズマウンテンドッグの画像

バーニーズマウンテンドッグの平均寿命は?

バーニーズマウンテンドッグは牧羊犬として知られている大型犬です。

他の大型犬よりも成長が早く老化も早いため、寿命は7~8年と言われていますが、あくまでも目安なので飼育環境などによっては12~14年生きる子もいます。

バーニーズマウンテンドッグの寿命と長生きするコツ

バーニーズマウンテンドッグは平均寿命が7~8年と比較的短い犬種ですが、一日でも長く健康ですごせるようにするにはストレスを減らすことや病気のリスクを少なくすることがポイントです。


大型犬ですので、運動量はとても多いのですが、涼しい地方が原産国のバーニーズマウンテンドッグにとって日本の気候は厳しいものです。

長時間歩かせるよりも、起伏のある散歩コースにしてみたり遊びを取り入れて運動させるなど内容を工夫してストレスをためないようにしましょう。


また、こまめにブラッシングすることで被毛の中にこもっている熱を出すことができます。

エアコンなどを使って室温をコントロールし、暑さ対策を行ってください。


なりやすい病気は、関節系の病気や胃捻転などがあります。

遺伝によるものではっきりとした治療法が見つかっていない病気もありますが、早期発見ができれば上手につきあっていけるものも多いので、毎日コミュニケーションを取りながら異変はないか観察することを習慣にしましょう。

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バーニーズマウンテンドッグのかかりやすい病気は?

バーニーズマウンテンドッグは関節系の病気にかかりやすい犬種です。


「股関節形成不全」は遺伝によるものが多く、大型犬がかかりやすい病気です。

骨の形成が完成する2歳頃までに股関節に異常が起きて発症することが多く、痛みを伴って歩くことが困難になります。


「胃捻転」は胃が捻じれて周囲の臓器に壊死が起きたり血流障害が生じることで急激に症状が悪化してしまう病気です。

遺伝によるものが多く、完全に予防はできませんが、飼育方法などにより発症リスクを下げることはできます。


「進行性網膜萎縮症」は、網膜が徐々に萎縮して視力がなくなっていく病気です。

遺伝によるものです。

バーニーズマウンテンドッグの病気のサイン

バーニーズマウンテンドッグがかかりやすい「股関節形成不全」の初期症状としては、足を引きずったり腰を振って歩いたりすることがあります。

歩き方がいつもと違っていたら要注意です。


「胃捻転」は発症してから短時間で重症化して命にかかわる病気です。

嘔吐したいのにできない、よだれが大量に出る、食欲がない、そわそわする、腹部が膨らむ、などの症状が見られたらすぐに受診してください。


「進行性網膜萎縮症」は、徐々に視力が低下していきます。

初めは暗い場所で物が見えづらくなってきて、進行すると明るい場所でも症状が出て、最終的には失明してしまいます。

暗い場所で不安そうにしている、よく物にぶつかる、夜の散歩では歩かない、外に出たがらない、などの様子が見られたら検査することをおすすめします。

病気の予防法と対処法

バーニーズマウンテンドッグはスイス原産のとても涼しいところに適した犬種です。

日本の高温多湿の気候はとても厳しい環境と言えます。

大型犬であり、本来は長時間働く使役犬ですので、散歩も1~2時間歩く体力は充分持っていますが、冬以外の季節は散歩の時間はあまり長くとらない方がよいでしょう。

その代わり、内容に工夫をして満足させるとよいでしょう。

平坦な道だけでなく急な坂道や階段のあるコースを歩いたり、トレーニングも好きなので途中に運動を取り入れながらの服従訓練など、30~40分程度の散歩を1日2回行ってください。

バーニーズマウンテンドッグの老化のスピード

他の犬種に比べて平均寿命が7~8年とやや短く、成長が早くて老化のスピードも早い犬種です。

しかし、医療の進化やフードの改良によって寿命は延びてきています。

飼育環境やストレスの有無によっても変わってくるので、中には12~14年生きる子もいます。

バーニーズマウンテンドッグの老化に伴う外見の変化

バーニーズマウンテンドッグも他の犬種同様にシニアになってくると、白髪が増えてくる、ツヤがなくなってくる、抜け毛が増える、目が白っぽく濁る、体臭や口臭がきつくなってくる、お腹やお尻など筋肉がたるんでくる、などの変化が見られます。


普段からブラッシングや歯磨きなどのお手入れをしていると気づきやすいかもしれません。

外見の変化が見られてきたら運動量やフード、お手入れ方法なども少しずつ変えていくとよいでしょう。

老化に伴う外見の変化

老犬におすすめの食べ物は?

バーニーズマウンテンドッグは成長が早いので6歳ころになったら様子を見ながらフードも切り替えていきましょう。

もともと食欲旺盛なので肥満に注意が必要です。

運動量が減ってきたら同じ量でも満足するように高タンパクでローカロリーのものをあげましょう。


もともと関節が弱い子が多いので、ビタミンC、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン、コドロイチンなどのサプリメントも適量摂取するとよいでしょう。

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バーニーズマウンテンドッグに適した散歩の量は?

バーニーズマウンテンドッグはスイス原産のとても涼しいところに適した犬種です。

日本の高温多湿の気候はとても厳しい環境と言えます。

大型犬であり、本来は長時間働く使役犬ですので、散歩も1~2時間歩く体力は充分持っていますが、冬以外の季節は散歩の時間はあまり長くとらない方がよいでしょう。

その代わり、内容に工夫をして満足させるとよいでしょう。

平坦な道だけでなく急な坂道や階段のあるコースを歩いたり、トレーニングも好きなので途中に運動を取り入れながらの服従訓練など、30~40分程度の散歩を1日2回行ってください。

ストレスをかけないために飼い主が出来ること

バーニーズマウンテンドッグは人と一緒にいることが大好きです。

大型犬ですが室内飼育をしてください。

寂しがり屋なので飼い主がそばにいる環境が安心できます。


もっとも注意したいことは暑さ対策です。

涼しいスイス生まれのバーニーズマウンテンドッグにとって日本の気候自体がストレスになります。

冬以外の季節はエアコンで室温を調節して、快適に過ごせるようにしてあげてください。

20℃を超えると舌を出してハァハァと暑がる子もいるようです。


また、ウェーブがかった被毛は抜け毛が多く、ブラッシングを怠ると皮膚病になったり、アンダーコートが密集しているので被毛の中に熱がこもってしまいます。

毎日のブラッシングはコミュニケーションをとるのにもよいでしょう。

バーニーズマウンテンドッグの寿命に関するまとめ

バーニーズマウンテンドッグは陽気でフレンドリーな人気の犬種です。

人が大好きで穏やか、しつけもしやすいため飼いやすく、セラピー犬としても活躍しています。


平均寿命はほかの犬種に比べてやや短めですが、飼育環境や病気の早期発見・早期治療によって寿命は変わってくるものです。

「生後3年は若犬、3年経ったら良犬、その後3年で老犬、その先は神様からの贈り物」というスイスのことわざがあります。

ストレス対策や病気の予防などをして長生きしてもらいたいですね。

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