レークランドテリアの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、レークランドテリアのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
レークランドテリアの平均寿命は?
独立心が強く自信家なレークランドテリアの平均寿命は12年~16年です。
しかし、平均寿命はあくまでも1つの目安として理解して下さい。
飼育環境や犬の体質、病気などで寿命は大きく変化します。
愛犬が長生きできる様に飼育環境などを整えましょう。
レークランドテリアの寿命と長生きするコツ
レークランドテリアの平均寿命12年~16年を延ばすにはいくつかのポイントを参考にする必要があります。
「手入れ」、「運動と食事のバランス」、「躾」です。
レークランドテリアは週に1~2回程度のコーミングと3ヵ月に一度むだ毛処理が必要です。
定期的にシャンプーも行ってあげましょう。
運動量が多い活発な犬種なので運動時間はしっかりと取らなくてはいけません。
ストレスを溜めない様に運動内容は計画的な運動プランを考えて行う様にしましょう。
肥満になりやすい体質でもある為、栄養バランスが整ったフードを選ぶ必要があります。
子犬の頃より徹底した躾が必要になります。
気が強く頑固な一面がある為、なかなか飼い主の言う事を聞かない事があります。
独立心が強く、勝手な行動を取る事がある為、躾では主導権をしっかりと握る事が大切です。
とても利口な犬種なので怒り過ぎると飼い主に対して不信感を抱きます。
レークランドテリアと良い関係が築けるように正しく躾けましょう。
レークランドテリアのかかりやすい病気は?
レークランドテリアがかかりやすい病気は様々ですが、予防できるものは予防し、予防できないものは早期発見と治療が必要となります。
太ももと骨盤をつないでいる関節にある血管が傷付き壊死してしまうレッグ・ぺルテス病、フォンビルブランド病は大した怪我でなくとも出血が止まらず出血多量で死に至る危険があります。
眼疾患は原発性水晶体脱臼というものがあり、遺伝的な疾患の為予防法は無く、発症すると失明の恐れがあると言われています。
眼圧が異常に高くなる事が原因で発症する緑内障、瞳の水晶体が白く濁ってしまう白内障、耳に炎症が起こり悪臭を放つ外耳炎、アレルギー物質を体内に取り込む事で発症するアレルギー性皮膚炎やハウスダスト、花粉、ノミ、食事などが原因で発症するアトピー性皮膚炎や甲状腺ホルモンが少なくなり皮膚炎を発症する甲状腺機能低下症などの皮膚疾患などがあります。
レークランドテリアの病気のサイン
病気には様々な初期症状があります。
飼い主が日頃より健康チェックをしてこの初期症状を発見する事で早期治療に入れるのです。
緑内障は眼球に痛みを伴う事がある為、目を気にしたり瞑ったままになる事があります。
白内障は瞳の水晶体が白く濁ります。
外耳炎は耳に炎症が起きて痒がったり、酷い悪臭がします。
アレルギー性皮膚炎は激しい痒みが出る為、皮膚を掻き毟り、脱毛する事があります。
アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患は普段の生活の中で異様に体中を痒がったり、朝起きたら毛が禿げている所があったりと初期症状がありますが、皮膚疾患は完治させる事が難しい場合が殆どです。
一番大事な事は皮膚疾患になるきっかけをなるべく作らない事です。
その為には、部屋をいつも清潔に保つ、愛犬のお手入れを定期的に行う、品質がウィペットに合ったフードを与え添加物を避ける等日常の中でできる事から予防していきましょう。
フォンビルブランド病は出血異常が起こります。
大した怪我ではないのに出血が止まる様子が無い場合はすぐに動物病院へ連れて行きましょう。
レッグ・ぺルテス病は歩行に異常が出る場合が殆どで、ふらついたり、痛みが出る為歩きたがらなかったりと症状が現れます。
病気の予防法と対処法
レークランドテリアは豊富な散歩量を必要とします。
1日2回、1回30分ずつのジョギングやダッシュを混ぜた運動を行ってあげましょう。
定期的にノーリードで放せる広場やドッグランへ連れて行く事も大切ですが、自分より小さな生き物を追いかける狩猟本能を持っています。
追いかけ始めると飼い主の言葉が聞こえない可能性があるため囲いが無い場所であまりリードは離さない方が良いでしょう。
ボール遊び等は覚えさせると喜んで遊びます。
レークランドテリアの老化のスピード
平均寿命が12年~16年のレークランドテリアは元より元気いっぱいな犬種なのですが、10歳を過ぎた辺りからあまり走らなくなったり、ジャンプができなくなったり、食欲が落ちてフードを残す様になったり、寝てばかりいるようになったりと老齢化が見える様になってきます。
レークランドテリアの老化に伴う外見の変化
レークランドテリアは活発な犬種の為、あまり見た目に老齢化が見えない可能性があります。
かなりの年齢になっても元気に歩いている事が多いです。
しかし、老齢化が進む白内障や緑内障等の目の病気を発症したり、フードを残したり、躓く事が多くなったりと行動や病気が老化現象の一つとして見られる事が多くなるでしょう。
10歳頃を過ぎたら様々な老化現象が出てくるので、日頃の健康チェックは忘れなようにしましょう。
老犬におすすめの食べ物は?
レークランドクテリアはとても活発な犬種です。
一日の運動量が多い上に元気な愛犬には栄養バランスが整ったフードを選ぶ必要があります。
動物性タンパク質が豊富で脂肪燃焼を助けるビタミンB1、B2などを多く含むものが最適ち言われています。
中にはアヒル肉を使用したフードなどもあり、活発な犬種には最適と言われています。
皮膚が弱い犬種でもある為、皮膚のケアに良いとされている栄養素が入っているとさらに良いです。
アレルギー性皮膚炎になる可能性があるr為、フードは無添加で、グルテンフリー(穀物を一切使わない)ヒューマングレード(人の口に入るものと同等の品質基準の食材を使用)のものを選ぶようにしましょう。
レークランドテリアの老齢化が進んだらこのフードをふやかしたり、缶詰めやパウチタイプのフードと混ぜたりし食欲を刺激しましょう。
ミルクをかけてあげるのもお勧めです。
茹でたささみやラム肉を細かくしてフードに混ぜて与える事も食欲増進の一つの手です。
レークランドテリアに適した散歩の量は?
レークランドテリアは豊富な散歩量を必要とします。
1日2回、1回30分ずつのジョギングやダッシュを混ぜた運動を行ってあげましょう。
定期的にノーリードで放せる広場やドッグランへ連れて行く事も大切ですが、自分より小さな生き物を追いかける狩猟本能を持っています。
追いかけ始めると飼い主の言葉が聞こえない可能性があるため囲いが無い場所であまりリードは離さない方が良いでしょう。
ボール遊び等は覚えさせると喜んで遊びます。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
レークランドテリアのストレスが溜まらない様に飼育するポイントは「多頭飼いを避ける」、「運動量」、「穴掘り」です。
あまり社交的な性格ではないため他の動物や知らない人には懐きにくく、明らかな敵意を見せる事があります。
多頭飼いはうまく仲良くなれないと上下関係を決めるための喧嘩が勃発しお互いに怪我をしてしまうでしょう。
馬が合わない多頭飼いはストレスの元です。
どうしても飼うなら異性同士で飼育をするとうまくいく確率が高くなります。
運動不足はストレスとなり破壊的行動や攻撃的な態度に繋がります。
しっかりと運動をしてエネルギーを発散させましょう。
穴掘りが大好きです。
お庭に放すと花壇や芝生をボロボロにされてしまう可能性があるので、一か所掘っても良い場所を作ってあげましょう。
夢中で掘って欲望を発散させるでしょう。
レークランドテリアの寿命に関するまとめ
機敏で賢いレークランドテリアは時には悪戯をして飼い主を困らせる事もあるでしょう。
愉快な一面もある為、一度腹が立っても愛嬌がある表情で見られたら許してしまうかもしれませんね。
自分より大きな相手にもひるまずに立ち向かう勇敢さがある為、番犬としても才能を発揮するでしょう。
とても友好的なのでお子様がいるご家庭でも問題なく飼育できます。
そんなレークランドテリアを家族に迎えてみてはいかがでしょう?