迷い犬

迷子犬・迷い犬の捜索方法と、各機関への連絡、予防法をまとめました

飼い犬の脱走や迷子は決して他人事ではありません。実際に迷子になった際に落ち着いて対処するためにも、正しい捜索方法を知っておく必要があります。また、予防法や対策についても一緒に見ていきましょう。

散歩をしている際に少し目を放したらいなくなっていた、家のドアを開けっ放しにしていたら急に外へ飛び出してしまった、など飼い犬の脱走や迷子は決して珍しいことではありません。

毎日愛情を注いでお世話している犬の脱走や迷子にはいくつか理由があると言われていますが、実際にいなくなっていしまった際には慌てずに正しい方法で捜索する必要があります。

今回は迷子犬の捜索方法や予防法、対策について紹介します。

危険がいっぱい!飼い犬の迷子

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理由も分からないまま愛犬がいなくなってしまうことは飼い主にとって相当ショックなことですよね。

しかし、「なぜ迷子になってしまったのか?」その原因を考える前に「どうしたら見つかるか」その捜索方法についてまず考えることが重要となります。

というのも、迷子や脱走中の犬には事故やケガなど大きな危険が降りかかる可能性があるからです。

特に自分の意志ではなく、何かのアクシデントによって迷子になった犬の精神状態は非常に不安定であることから、道路に急に飛び出す、他の動物や人間に襲いかかるなど二次被害が出る可能性があります。

それら未然に防ぐためにも犬が迷子になったらまず見つけ出すことだけを考えましょう。

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飼い犬が迷子に!迷子犬の捜索方法とは?

ほとんどの飼い主の方は愛犬がいなくなった際にはまず自力でなんとか探そうとすると思います。

しかし、実際のところ闇雲に捜索しても見つけ出すことは大変難しいです。

そこで、効率的に迷子犬を見つけるための4つの捜索方法をご紹介します。

方法1:保健所や警察署での連絡・手続き

飼い犬が迷子になってしまった際にまず取るべき行動は、保健所警察署への連絡および必要な手続きをすることです。

迷子犬が既に保護されている場合でも、首輪に電話番号や住所などの情報がないと身元不明のままになっていることがあります。

そのため、自分の犬が既に保護されていないか確認するためにお住まいの地域の保健所や警察署にまず確認することが必要です。

まだ捜索中の場合、警察署には遺失物(落とし物)として届出を出しその際に犬種や特徴、身につけているモノなどの詳細情報を伝えます。

保健所にも身体的特徴に加えて、そのペットを購入した際の鑑札番号も合わせて必要な書類を提出する必要があります。

?3日捜索しても見つからない場合は数日おきに連絡を入れることも大切です。

方法2:動物病院に連絡

犬が迷子になっている途中でケガや病気をした際に、それを見つけた親切な方が直接動物病院に預けている場合もあります。

そのため、警察署や保健所に加えて最寄りの動物病院動物センターにも連絡をしましょう。

日頃から通っているかかりつけの動物病院がある場合は、病院等のネットワークを通じて愛犬の主治医に迷子情報が既に伝わっていることもあるため、その病院への連絡も忘れずに行います。

方法3:ネットやSNSで情報を集める

愛犬の脱走や迷子際にはチラシ等を作成し近所に張り紙をするという一般的な方法があります。

もちろんその方法でも良いのですが、これだけ情報技術が発達している社会ではツイッターやフェスブック、またインターネット掲示板などのネットやSNS上で情報収集を募る方がより効果的に捜索を進められます。

その際に①愛犬の写真、②身体の大きさや模様などの特徴、③犬種や名前・年齢、④迷子になったと思われる日時や場所、⑤飼い主の連絡先、これら5点に関して必ず記載しましょう。

方法4:お散歩コースなどから探してみる

以上で紹介した3つの諸手続きが完了し、飼い主自らが実際に捜索に当たる際はまずいつものお散歩コースや愛犬のお気に入りの場所から捜索してみましょう。

犬の臭いの記憶というのは人間の数倍優れていると言われており、よっぽどの事情がない限り犬が一人で見知らぬ場所へ行くことは考えにくいです。

そのため、まずいつも散歩しているコースやお気に入りの場所をくまなく探してみましょう。

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犬が迷子にならないための予防法や対策は?

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以上で紹介した4つの方法が愛犬が迷子になった際の効率的な捜索方法になります。

しかし、捜索したが結局見つからなかった、迷子の際の事故に遭遇し死亡してしまったという最悪のケースも実際にあり得ます。

ペットの迷子を未然に防ぐためにも予防法や対策について知っておく必要があります。

お散歩の際は必ずリードを付ける

犬の脱走予防の方法としてまず挙げられるのが、非常に単純なことで散歩中に必ずリードを付けることです。

犬によってリードを嫌うこともあるため、飼い主がリードを付けずに散歩する場合もありますが、リードをつけることによって迷子や脱走だけでなく、危険な所へ行ってしまうことや他の人間や動物に襲いかかることも同時に防止することができます。

そのため、外を散歩中はかならずリードを付け、ドックランや運動施設など塀や囲いがある場所のみ放し飼いをしましょう。

しつけをする

家にいる際にドアを開けた瞬間脱走してしまいそのまま迷子になる、というケースも少なくありません。

そのため、日頃から脱走をさせないためのしつけや対策をする必要もあります。

脱走をさせないためのしつけ方法は、最も基本的なしつけである「待て」です。

食事の際の「待て」同様、散歩やお出かけをする際に外に出る前にドアの前で一度「待て」をすることで、急に外に飛び出してしまうことを防ぐことができます。

迷子札やマイクロチップを使用する

万が一脱走してしまったときのために、犬の首輪などに住所や連絡先等を記した迷子札やGPS機能付きのマイクロチップを装着することで捜索がグッとラクになります。

迷子札やマイクロチップはネットやペットショップなどで簡単に手に入れることができるので是非すぐに準備をしましょう。

その他にも脱走防止グッズである柵を窓や廊下に設置することも効果的です。

迷子犬の捜索方法や予防法まとめ

今回は迷子犬の捜索方法や脱走や迷子をさせないための予防法や対策について詳しく紹介しました。

毎日愛情を注いでお世話をしている愛犬が急にいなくなってしまったら誰でもショックを受けると思いますが、迷子犬は事故などの危険が降りかかるリスクが高いため早急に対処する必要があります。

捜索方法としてはまず、各機関に連絡を入れた後にSNSなどを通じて情報提供を呼びかけましょう。

飼い主自らが捜索を始める際は、いつもの散歩コースやお気に入りの場所から当たってみる事で、より効率的に捜索、発見する事に繋がります。

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