犬の機嫌

愛犬の気持ちを知ろう!機嫌が良い犬が見せるサインとは?

犬は日常生活の中で様々な仕草や表情を示します。特に機嫌が良い時、悪い時には特有のサインを示すため、その心理をしっかり読み取ることで愛犬との良い関係が築けるかもしれません。

犬は人間のように言葉は話せませんが、喜怒哀楽の感性が非常に豊かな動物です。

多彩な表情や仕草、行動によって感情や心理を他人に伝えようとしています。

日常生活において、愛犬の心理を読み解き感情や考えていることを理解してあげることによってお互いにコミュニケーションを取ることことができ、結果的に以前よりも良い関係の構築につながります。

機嫌が良い犬が見せる4つのサインとは?

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それではまず、上機嫌、喜んでいる、リラックスしている時にはどのような行動や仕草を示すのでしょうか。

上機嫌な犬が見せる4つのサインについて一緒に見ていきましょう。

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サイン1:しっぽを高い位置で左右に振る

上機嫌な犬が示す最も顕著なサインとしてしっぽを比較的高い位置で左右に大きく振るということが挙げられます。

犬のしっぽには平衡感覚を保つためのセンサーとしての重要な役割の他に、感情や心理を示すという役割もあります。

犬のしっぽは顔と同じくらい犬の感情が表れるパーツであり、通常時には尻尾は下にだらんと垂れ下がっている状態ですが、何か楽しいことや嬉しいことがあった、また散歩に行く際にワクワクしている状態など比較的上機嫌の時はしっぽの先を上にピンッと伸ばし左右に大きく揺らします。

逆にしっぽが下方向に下がったままで動かない場合は気持ちがふさぎ込んでいる、不安感や孤独感を感じている心理状態であるため、積極的にスキンシップを取るなどして安心感を与えてあげましょう。

サイン2:飛び跳ねる、飼い主に飛びつく

元気に跳ね回る、飼い主に飛びついてくるといった行動をする際も犬は非常に喜びに満ち溢れた状態にあります。

例えば、長時間一人で留守番している際に飼い主がドアを開けて入ってきた瞬間愛犬が飛びついてくる、といった光景はよく目にしますよね。

また、公園や広場でリードを外して遊ばせている際にボールなどを夢中で追いかける際にも元気よく飛び跳ねながら走り回るように、これらのサインを示す際には非常に上機嫌な心理状態にあると言えます。

サイン3:飼い主の手を舐める

愛犬が飼い主の手に顔を近づき臭いを嗅ぐ、舐めるといった行為には「おやつが欲しい」「遊んでほしい」「相手の気を引きたい」といった様々な心理が隠されています。

しかし、その一つに「信頼している」という気持ちも含まれています。

一見犬の機嫌とは何ら関係の内容に思えますが、飼い主の手を舐めるという行為は安心感信頼感愛情を抱いている対象に向けてする行為であるため、機嫌が悪い時や恐怖感を抱いている時には絶対にしません。

サイン4:口を少し開け舌を出す

おすわりした状態で口を少し開け舌を出しながらこちらをじっと見てくる、といった行動を愛犬がする際も非常に上機嫌な状態にある証拠です。

暑さを感じている時や息切れをしている時にも同じ行為を示し、舌を出すことによって熱を逃がそうします。

しかし、それ以外の状況において飼い主をじっと見つめながらこのような行為を示す時は非常にリラックスしており、機嫌が良い心理状態にあります。

また、飼い主の行動を伺っている場合もあるためこのサインを示したら積極的にコミュニケーションを取ってあげましょう。

機嫌が悪い犬が見せる4つのサインとは?

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以上の4つが機嫌の良い犬が見せるサインになります。

では逆に機嫌が悪い時にはどのような行動や仕草を示すのでしょうか。

不機嫌な犬が示すサインについて4つ見ていきましょう。

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サイン1:あくびが多くなる

眠い時、退屈している時に犬があくびをしますが、明らかにあくびをする頻度が多くなるようなサインが見られたら犬は機嫌が悪い状態にあります。

犬は非常に好奇心旺盛な動物であり何か新しいモノを発見するとすぐに確かめようとします。

しかし、飼い主がなかなか遊んであげない、散歩に連れて行ってあげないといった行動を取り続けると退屈な状況に対してイライラと怒りを感じ始めます。

そのため、あくびの量が多くなったら積極的に外に連れ出す、遊ぶなどして対処してあげましょう。

サイン2:牙をむき出しに威嚇する

これは一目瞭然ですが、機嫌が悪い時や怒りを感じている際には牙をむき出しにして「シャー」というような音を立てて威嚇します。

このサインを示すときには相当機嫌が悪い状態で、無闇に近寄って触ろうとすると攻撃してくる場合があります。

飼い主に対してこのような行動を示すことはほとんどありませんが、万一の際は少しの間ひとりにさせてあげるのが得策です。

サイン3:名前を呼んでも無視をする

通常、飼い主やその家族が愛犬の名前を呼ぶと犬は喜んで駆け寄ってきます。

しかし、機嫌が悪いときにはいくら呼んでも無視したり、耳はピックと動くけど何も反応がない場合にも機嫌が悪い状態にあります。

このサインを示す場合にはそれほど怒りの度合いは高くないですが、ひとりでリラックスしたいという心理状態であるため無理に関与せずにそのままにしてあげましょう。

サイン4:落ち着きを無くす

例えば自分のしっぽをずっと追いかけている、意味もなくフラフラ歩き回るなど落ち着きを無くした様子を見せる際にも不機嫌である場合があります。

このような行動を取るのはストレスを感じていることも挙げられますが、特に発情期のメスの場合はホルモンバランスが乱れ自律神経にも影響して気分が悪くなる、イライラするといったことが主な理由です。

発情期が原因の場合は防ぎようが無いので、なるべくストレスのかからないような接し方をしてあげましょう。

機嫌が良い・悪い犬が見せるサインまとめ

今回は機嫌が良い・悪い犬が見せるサインについてそれぞれ4つ紹介しました。

犬は行動や仕草で自らの心理状態や感情を示します。

機嫌が良い時はしっぽを振る、飼い主に飛びついてくるなど比較的わかりやすいサイン示します。

一方、機嫌が悪い時には無理に近付こうとするとかえって犬のストレスになってしまったり攻撃してくる場合もあるためそっとしておくことが一番の対処法です。

これらの意味をしっかり見極め、正しく対処してあげることで飼い主としっかりコミュニケーションを取ることができ、お互いに良い関係の構築に繋がります。

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