犬を撫でると鼻を鳴らす

犬を撫でると鼻を鳴らす意味はなに?ピーピー鳴らす時は注意!?

犬を撫でると鼻を鳴らす意味が分からなく、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。犬が鼻を鳴らすのは、何らかの意味があります。特にピーピーと鳴らす時は気を付けてあげなければいけないこともあるため、しっかり意味を理解しておきましょう。

愛犬を撫でると、鼻を鳴らすことはありませんか?

犬が鼻を鳴らす意味はたくさんありますが、その時の状況や犬の仕草によってその意味は様々です。

犬は言葉が話せないため、鼻を鳴らされると何を意味しているのか気になりますね。

そこで今回は、犬が撫でると鼻を鳴らす意味や、ピーピー鳴らす時の意味についてご紹介しますので、愛犬が鼻を鳴らす時の判断の参考にしてくださいね!

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犬を撫でると鼻を鳴らす意味は?

犬と海

まず最初に、飼い主さんが一番気にしている犬を撫でると鼻を鳴らす意味についてご紹介します。

撫でていて犬に「フンッ」や「ブヒブヒッ」とされたら、嫌がっているのかな?と思ってしまいますね。

ここでしっかり、愛犬の鼻を鳴らす意味について理解しておきましょう。

気持ちいい

犬は飼い主さんに撫でられて、気持ちよくて「フンッ」や「ブヒブヒッ」、「ブーブー」と鼻を鳴らすことがあります。

大好きな飼い主さんが撫でることで、犬は嬉しくて興奮しているのです。

興奮したことで気持ちを落ち着かせるために「フンッ」と鼻を鳴らしたり、興奮しすぎて「ブヒブヒッ」、「ブーブー」などと鼻息が荒くなっているためで、愛犬が喜んでいるサインなので、たくさん撫でてあげましょう。

ストレス

犬を撫でると鼻を鳴らす意味には、気持ちいいと感じているわけではない場合もあります。

撫でられることにストレスを感じ、「いやだな、やめてほしいな」との思いから、緊張を和らげるために「フンッ」、「ブヒブヒッ」などと鼻を鳴らすこともあります。

犬が気持ちいいのか止めてほしいと思っているかを見極めるには、表情だけでなく、耳を伏せていないか、体がこわばってないか、しっぽを足の間に巻き込んでいないかなどを見て判断してあげましょう。

そもそも犬が鼻を鳴らす意味は?

そもそも、犬はなぜ鼻を鳴らすか考えたことはありますか?

もちろん自然現象で、鼻がムズムズしたりすれば犬は自分で鼻をかむことができないため、鼻を「フンッ」と鳴らすことはあります。

しかし、犬の鼻の鳴らし方を聞いていると、様々な鳴らし方をしていますね。

そこでここでは、犬が鼻を鳴らす意味について見ていきましょう。

犬は何かを伝えようとして鼻を鳴らす

犬が話せたらいいのですが、実際には言葉が話せません。

犬は鳴き声や吠えることで飼い主さんに気持ちを伝えようとしますが、鼻を鳴らすのも飼い主さんに何かを伝えようとしている合図です。

犬が鼻を鳴らしているのをよく聞いてみると、鳴らし方使い分けていることが分かります。

何かを要求している時であったり、甘えている時、何かに対して不満がある時不安や寂しさなど、自分の気持ちを伝えようとしているので、愛犬が鼻を鳴らす時の様子をよく観察して、どうしてほしいのかを分かってあげるようにしましょう。

気分の切り替えや緊張を和らげる時

犬が鼻を鳴らすのは、気分を切り替える時や緊張を和らげる時にもみられます。

寝起きであったり、これから寝ようとしている時お散歩に出た時飼い主さんが外から帰って来た時などに匂いを嗅いで、「フンッ」とすることがありますね。

犬が自分の気持ちをリセットするために必要な行為なため、温かく見守ってあげましょう。

ご機嫌な時

犬が一人遊び中や、トイレの後室内を軽快に歩きながらなどの場面で鼻を鳴らしていることはありませんか?

一人でご機嫌な時にも、犬は鼻を鳴らすことがあります。

ただし、どの鼻を鳴らす意味でも長時間鳴らし続けている場合には、鼻腔内に何らかの異常が起こっていることも考えらえるため、動物病院を受診するようにしましょう。

パグやキャバリア、フレンチブルドッグ、ボストンテリアなどの短頭犬種は、もともと鼻を鳴らしやすい犬種ですが、いつも以上にひどい場合も注意が必要です。

犬がピーピーと鼻を鳴らす時は注意!?

犬を抱える人

犬が鼻を鳴らす時に、鳴らし方を使い分けていることをご紹介しましたが、様々な鳴らし方の中で「ピーピー」と鳴らしていると、あれ?と思いますね。

「ブーブー」や「ブヒブヒッ」、「フンッ」、「フガフガ」など、いかにも鼻を鳴らしているのと違って、「ピーピー」はちょっと不思議な音です。

ここでは、犬がピーピー鳴らす時はどんな意味があるのかを見ていきましょう。

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甘えている

犬が飼い主さんの顔を見つめながら「ピーピー」と鼻を鳴らす時は、おねだりしていたり甘えている時です。

顔を見るだけでなく、しっぽを振っていたり舐めてきたり体をすり寄せてくるため、甘えていることが分かります。

かまってほしい・撫でてほしい・散歩に行きたい・お腹が空いた・おやつがほしい・トイレに行きたいなどの要求なので、食事やトイレの要求は満たしてあげる必要がありますが、それ以外の要求は、その時々の判断で我慢させることも覚えてもらいましょう。

いつも要求を聞いてあげてしまうと、「ピーピーすればわがままが聞いてもらえる!」と学習してしまうため、メリハリをつけてかまってあげることが大切です。

不安・緊張・恐怖を感じている

犬が寂しそうなか細い音で「ピーピー」と鼻を鳴らす時は、不安なことや緊張している恐怖を感じている時です。

その時は、飼い主さんから目をそらしたり、耳を伏せていたり、体をこわばらせたり、しっぽを足の間に巻き込んでいるため、何に対してそう感じているのか原因を取り除いてあげる必要があります。

また、飼い主さんが家を出ようとしている時に「ピーピー」と鼻を鳴らすのであれば、分離不安になっている可能性があります。

「ピーピー」と鼻を鳴らし続けることに怒ってしまう方もいますが、決して怒らずに対処してあげることが大切です。

体の不調や痛みがある

犬が弱々しく「ピーピー」と鼻を鳴らす時は、体のどこかに痛みがあったり、体の不調を感じている時です。

表情が硬くうつむきがちであったり、元気がない、食欲がない、痛みのある場所をかばうように歩く背中を丸めてうずくまる触られることを嫌がるなど、何らかの異常を感じている時なので、無理に痛む場所を探そうとせず、早急に動物病院を受診するようにしましょう。

また、暑すぎると感じている時や、寒すぎると感じている時でも「ピーピー」と鼻を鳴らすことがあるため、夏場の暑さ対策や冬場の寒さ対策はしっかり行うようにしましょう。

犬が鼻を鳴らすのは意味がある!|まとめ

今回は、犬を撫でると鼻を鳴らす意味や、ピーピー鳴らす時の意味についてご紹介しました。

犬にとって鼻を鳴らすのは、鳴き声や吠えるといったことと同様に、何らかの意味が隠されています。

長時間鼻を鳴らし続けるのは何らかの鼻腔内疾患も考えられますし、元気がなく「ピーピー」と鼻を鳴らす時も注意が必要で、どちらの場合でも動物病院での受診が必要です。

犬は言葉で訴えることはできないため、愛犬をよく観察し、何を訴えているのか分かってあげられるようにしましょう!

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