ポメプーの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、ポメプーのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
ポメプーの平均寿命は?
ポメプーは、ポメラニアンとトイプードルのミックス犬で、プーラニアンとも呼ばれます。
平均寿命は13~15歳くらいで、親であるポメラニアンもトイプードルも、寿命が長い犬種なので、健康に気を付けてあげればもっと長生きすることもあるでしょう。
ポメプーの寿命と長生きするコツ
ポメプーは、ポメラニアンとトイプードルのミックス犬で、どちらかというとポメラニアンの特徴が出やすい傾向があります。
どちらも小型犬の中でも寿命が長めの犬種で、健康に長生きしてもらうために気を付けなければならないことが何点かあります。
まず、脱臼しやすいので、お部屋のフローリングなど滑りやすいところはカーペットを敷いたり、滑りにくい素材のものにかえるなどの対処をしてあげることと、関節に負担がかからないように、食事の量と内容に気を付けて適度な運動をさせてあげましょう。
また肥満になると、気管が弱く潰れてしまうことがあるので、しっかりと体調管理をして、普段から呼吸の仕方や音を気にしてあげるようにしましょう。
皮膚炎にかかることがあるので、できれば月1~2回のシャンプーとトリミングをしてあげること、トイプードルに似たたれ耳の子には耳掃除をしてあげることで、体を清潔に保ちましょう。
毎日のお世話やスキンシップのなかから小さな異変に気づいてあげられれば、病気や脱臼などに早く対処できます。
ポメプーのかかりやすい病気は?
全体的にポメラニアンの特徴を強く受け継ぐことが多いポメプーですが、トイプードルのように足が長くジャンプすることが多いといわれています。
ポメラニアンもトイプードルも生まれつき膝のお皿(膝蓋骨)のはまり方が浅く、そのため脱臼しやすいので、お部屋のフローリングで滑ったり、高いところからジャンプすることで膝蓋骨脱臼になってしまうことがあります。
気管虚脱という、気管が潰れて呼吸がしずらくなる病気や、ポメラニアンに多いアロペシアエックスという皮膚炎、トイプードルに似たたれ耳になったときには、外耳炎などにかかることがあります。
ポメプーのかかりやすい病気のサイン
「膝蓋骨脱臼」は、膝のお皿(膝蓋骨)が外れることで起こります。
フローリングのお部屋を歩いたり走ったりするときに滑ったり、高いところや段差をジャンプするときになりやすいものです。
膝のお皿が外れると、時々足をあげたり、スキップのような歩き方をしたり、酷くなると完全に足が床につけなくなります。
「気管虚脱」は、肥満、老化による気管周りの筋力の低下、高温多湿の環境、首輪やリードを引っ張られることによる気管の圧迫が誘因になるといわれています。
気管虚脱になると、ガーガーという咳をする、興奮したり抱っこされたときに激しく咳をする、息を吸うときにぜーぜーという音がすることがあります。
「アロペシアエックス」は、1歳から4歳くらいの若い時期に、四肢と頭部を除いた全身が脱毛してしまう病気です。
毛のボリュームがなくなったと感じ始め、徐々に毛の艶がなくなり、乾燥しパサパサしていきます。
「外耳炎」は、首のあたりを掻いたり、頭をぶんぶん振ったり、かゆみを訴えるような仕草がサインになります。
「白内障」は、目の中にある水晶体が本来は透明であるべきところ、白く濁り、視力低下をもたらす病気です。
加齢や糖尿病などが原因で起こることもありますが、6歳ころから遺伝的要素が原因で発症することもあります。
歩いていて、物にぶつかるようになったり、物音に驚くようになったり、目を見て水晶体が白く濁っているように見えたら、それが白内障のサインです。
病気の予防法と対処法
ポメプーは、先天的に膝のお皿(膝蓋骨)のはまり方が浅いため、ちょっとのことですぐ「膝蓋骨脱臼」になってしまいます。
ツルツルのフローリングを走ったり、ジャンプしたりすることで脱臼してしまうので、フローリングにカーペットを敷いたり、ジャンプをしないように、マメの間の毛をこまめにカットするよう気を付けてあげましょう。
「気管虚脱」は、中年齢以上になるとかかりやすいといわれていて、肥満や高温多湿の環境、散歩のときなどに首輪を引っ張られたりして気管が狭くなることで誘発されます。
そうならないよう、適切な食事の量と運動量を維持すること、お部屋の気温湿度を一定に保つこと、暑くて湿度の高い日は散歩を控えるなどしてください。
「アロペシアエックス」という皮膚炎は、1歳から4歳ころに、痒みのない脱毛症が頭部と四肢以外に現れます。
月1~2回のシャンプーとトリミングをすることで、お肌を清潔に保つことが必要です。
トイプードルに似たたれ耳で生まれてきたときは、「外耳炎」になることがあります。
耳の中が蒸れることで細菌が発生しやすくなり、外耳炎になってしまうことがあります。
2週間に1回程度、耳の中の毛をカットし、専用のイヤーローションをコットンなどにつけて、丁寧に拭きましょう。
強く拭くと逆に傷ついてしまうので、毛の流れにそって軽く拭いてあげてください。
ポメプーの老化のスピード
8歳ころから老化が始まります。
昼でもよく寝るようになる、歩く時のスピードがゆっくりになる、視力の低下・白内障になるなどの体の変化が徐々に現れます。
適切な食事の量と運動をすることで、肥満等による病気を防ぐだけではなく、老化をゆるかにすることができるので、体調管理をしっかりして、健康で長生きできるようにしましょう。
ポメプーの老化に伴う外見の変化
老化のひとつとして、体毛が白髪のように薄くなったり白くなることがあります。
顔回りから始まることが多く、目の周りや鼻回り、まつげ、ひげが白くなっていきます。
また、全体的に被毛の量が減ったりツヤがなくなったりします。
よく寝るようになることで肥満になりやすく、膝蓋骨脱臼を起こして足を引きずって歩いたり、視力が低下して物にぶつかりやすくなったり、眼球が白く濁って白内障になることもあります。
ポメプーに似た犬種
老犬におすすめの食べ物は?
ポメプーは基本的に体重2~3キロほどの小型ですが、5キロ近くになる子もいます。
体の大きさに合わせて食事の量を調節しましょう。
老化のサインが見え始めたら、ドッグフードをシニア用にかえてあげたり、食べにくそうにみえたら、ぬるま湯でふやかしたり、ウェットフードにかえてあげるとよいでしょう。
ポメラニアンに似ると膵臓が弱くなります。
高脂肪、高カロリーの食事、糖分の高い野菜や果物を摂取すると、弱っている膵臓への負担が大きく膵炎の原因にもなるので、できるだけ自然素材のバランスがよい手作りの食事やシニア用ドッグフードを食べさせるとよいでしょう。
ポメプーに適した散歩の量は?
1日2回各20分程度の散歩が目安です。
段差などでジャンプすると脱臼しやすいので、そこに注意しながらお散歩しましょう。
外に出ることでストレス発散にもなりますし、運動不足を解消することで健康にもつながります。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
どの犬種もそうですが、まずは適切な食事の量と運動量を維持することで、肥満にならないようにしましょう。
外に出て散歩をすることは、気分転換とストレス解消につながります。
ポメラニアンのような被毛は、月1~2回のシャンプーとトリミングをすることで、美しく保ち、皮膚炎等を防ぐことができます。
耳の掃除も2週間に1度はしてあげてください。
また、トイプードルに似て足が長くよくジャンプをするので、脱臼しないように気を付けてあげましょう。
ポメラニアンは警戒心が強く無駄吠えが多い犬種ですが、きちんと躾をしてあげることで無駄吠えが減りますし、吠えることは犬からの意思表示でもあるので、それを受け取れるよう、つねに気を配るようにしましょう。
ポメプーの寿命に関するまとめ
ポメプーは体重が2~3キロ程度の小型犬で、好奇心旺盛、活発で人懐っこく甘えん坊な性格をしています。
小さい割には運動が好きで、遊びながら走り回る様子はふわふわした毛玉のようで愛らしいものですが、しかし脱臼しやすい危うさがあります。
長生きできる犬種なので、食事、運動、トリミングなど体調管理を怠らず、健康な老年期を送れるような環境を整えてあげましょう。
定期的に健康診断を受けたり、少しでも様子がおかしいと感じたら受診するなどして、体の異常のサインを読み取ってあげることが大切です。