大切な愛犬に若々しいまま元気に長生きしてほしいと、飼い主さんなら誰もが切に願うことでしょう。
そのためには様々な種類の犬の餌｢ドッグフード｣の中から、愛犬の健康維持に適した餌を選ぶ必要があります。
また愛犬の健康を維持していくためには、適正なご飯の量と回数を設定することも大切です。
犬の餌の種類を正しく知れば、愛犬といつまでも楽しく暮らせるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
犬の餌｢ドッグフード｣はとても種類が豊富!
最近の犬の餌｢ドッグフード｣は大変進化しており、愛犬の健康維持をサポートするタイプから食いつきの良さが特徴のものまで幅広いタイプや種類が提供されております。
ペットショップでは、さまざまなドッグフードが陳列されていますので、初めてドッグフードを選ぶ際は、事前にドッグフードの種類について下調べしておくと良いでしょう。
また最近のペットショップは、飼い主さんが犬の餌を選び易いようメーカー毎に犬種やサイズ、ライフステージ、目的に適したドッグフードの種類について、わかりやすく表示していますので、参考になると思います。
ドッグフードの代表的な種類
飼い主さんが考える犬の餌とは、やはりドッグフードとなりますよね。
ドッグフードは、良心的な価格で手軽に与えられますので、飼い主さんにとって経済的で利便性の高い餌の種類のひとつです。
代表的なドッグフードの種類は、総合栄養食のドライタイプではないでしょうか。
まず総合栄養食は、水とその餌だけで犬の健康に必要な栄養を摂ることができます。
またドライタイプは、いわゆるカリカリ状態の餌であり、含まれている水分は10％以下と少なめです。
愛犬の健康を考えると、毎日のご飯で栄養をバランスよく摂り続けることがとても重要ですので、健康な犬には総合栄養食のドライタイプが適しています。
ドッグフードは選び易いよう目的別に種類分けされている
ドッグフードの種類はとても豊富です。
そのためメーカーや販売店は、犬の状態や目的に合ったドッグフードを選び易いよう種類分けしています。
例えば犬のライフステージごとに、子犬の成長期は栄養カロリーの高いもの、逆に高齢期の犬は栄養カロリーを抑えた種類です。
また犬の体のサイズに分け小型犬、大型犬などサイズ用として発売されています。
その他、餌の種類はドライタイプやセミモイストタイプ、ウェットタイプなどがあり、犬の好みによって選ぶと良いでしょう。
ちなみにウェットタイプとは、缶詰やパウチに入った水分が80％以上のもので嗜好性の高い餌となり、ドライタイプと比べて価格は割高となりますので、ドライタイプにトッピングしたり、食欲低下のときに活用することが多いようです。
このようにドッグフードの種類を把握すれば、愛犬の年齢やサイズなどに適した餌がスムーズに選べるようになります。
犬種や健康状態に適したドッグフードとは?
愛犬の健康にとって毎日食べるご飯は、健康な状態を保つために欠かせない要素です。
近年、犬などペットの寿命は延びており、その背景には室内飼育の徹底や動物医療の発達、そしてペットフードの進化があります。
また愛犬の健康に関心の高い飼い主さんは、安全性の高い原材料と無添加のこだわり加工によるプレミアムドッグフードなど高品質なタイプを要望する時代です。
そのためドッグフードも専門性が求められるようになっています。 ここでは、人気犬種や病気のときの専用の餌などについて解説していきます。
純血種犬の専用ドッグフード
日本で人気犬種といえば、小型犬のトイプードルやチワワ、また中型犬の柴犬に大型犬ではラブラドール･レトリーバーなどが挙げられます。
これら純血種の犬にはそれぞれ性質と体の構造があり、かかりやすい病気やケガなども異なります。
そのため毎日食べる餌は、健康な体をつくるために純血種の特徴に適した専用のドッグフードがおすすめです。
犬種よって必要となる栄養は少々異なっていますので、専用ドッグフードでは犬の将来の健康を踏まえた設計がなされています。
トイプードルの場合、膝のお皿が外れてしまう膝蓋骨脱臼という病気を患うことが多いと言われており、その発病リスクを抑えるべく栄養成分を配合した｢トイプードル専用のドッグフード｣が愛犬の健康を守ることとなるのです。
純血種の犬を飼育するなら、犬の特徴に適した専用ドッグフードを与えることが最善の選択と言えます。
病気のときのドッグフードはどんな種類?
動物病院の健康診断で、病気または健康上に問題があると言われたなら、今後の犬の餌はどうすればよいかご存知ですか。
近年、犬も食べ過ぎや運動不足によって肥満となり、病気にかかるリスクが高まっています。
とくにシニア犬は運動量が低下し始めますので、若い頃と同じ様なご飯の量、回数を与え続けているとあっという間に太り、健康トラブルを引き起こすのです。
このような場合は、肥満対策用のドッグフードに変更し適正な体重と理想的な体形の維持に努めることが必要となります。
また病気の場合、獣医師より食事療法をすすめられることがあり、その際のドッグフードは特別療法食です。
特別療法食とは、腎臓や心臓などの特定の病気に配慮した栄養バランスになっている犬の餌であり、獣医師の指導の下、与える1日の餌の量と回数が設定されます。
愛犬の健康維持には食事管理が必要です!
犬も人間同様、好きなだけご飯を食べていると、確実に生活習慣病を発病してしまいます。
そのため愛犬の健康維持には、飼い主さんが犬のご飯のことを真剣に考え、いつまでも健康で長生きしてもらうために体重を常に適正な状態に保つことが重要です。
1日に必要な餌の量を把握し与える回数を設定しよう!
ドッグフードの与え方の基本は、製品のパッケージに表記されている餌を与える1日の量を参考にするとよいでしょう。
しかし毎回、計量カップで餌の量を計ることが大変ですので、使用する食器に適量の目印を付けると、その目印まで餌を入れるだけになります。
また餌を与える回数は、犬の年齢や健康状態によって違いますので、飼い主さんが見極め設定しましょう。
一般的な犬の1日分の量を与える食事の回数は、子犬は少しずつ食べますので3回から5回に分け与えます。
また成犬や老犬は1日2回が基本です。
なかには沢山食べるため1日分の量を一度に与えるケースがあるようですが、それは早食いを助長し胃捻転など健康を損ねることとなりますので、やはり与える回数は2回から3回に分けましょう。
犬の餌の種類を徹底解説まとめ
愛犬が毎日食べる餌だからこそ、健康に適した安心できる食材と栄養成分が配合された餌を選び、適正な量と回数で食べさせてあげましょう。
犬は餌によって体調が左右される場合がありますので、丈夫な体づくりと長生きの実現に向け愛犬に最適な食事の提供は飼い主さんの役割と考えます。
犬の餌に関する知識を深め正しい食事を提供したいという方は、ぜひ参考にしてください。
