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キャバチワの寿命はどのくらい?なりやすい病気の症状と予防法

犬種によって寿命はさまざまです。今回は【キャバチワ】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、愛犬とできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

キャバチワの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、キャバチワのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

キャバチワの画像

キャバチワの平均寿命は?

キャバチワの平均寿命は、小型犬と同じくらい12~14年くらいと言われています。

犬の寿命平均が15年くらいといわれているので、長生きする犬種と言えます。

あくまでも平均寿命ですので、飼う環境で寿命も変わってきます。

キャバチワの寿命と長生きするコツ

キャバチワは、キャバリアキングチャールズスパニエルとチワワのミックス犬種です。

キャバリアの気品があり人懐っこく穏やかな性格とチワワの遊び好きの性格を兼ねそろえた、とにかく元気に動き回りボール遊びなどを特に好み、仲間意識が強いので飼い主家族に懐きやすく初心者の人でも飼いやすい犬種です。

小さいお子さんやお年寄りがいる家庭でも安心して飼うことが出来ます。

外見は、キャバリアに似た体格で5キロくらい、キャバリアの垂れ耳と美しい耳の飾り毛、顔立ちはチワワに似て大きな瞳とアップルヘッド、短いマズルが特徴的です。

被毛カラーは「ブレンハム」「ブラックタン」「アプリコット」などが認められています。

キャバチワの可愛い外見に惑わされ甘やかしてしまうと、キャバリアの温厚な性格が入っていてもチワワの元気で好奇心の性格におされて、わがままになってしまう可能性があるので気を付けた方が良さそうです。

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キャバチワのかかりやすい病気は?

キャバチワがかかりやすい病気は

・僧帽弁閉鎖不全症(心臓の病気)

・膝蓋骨脱臼(膝関節の皿脱臼)

・糖尿病

・水頭症などがあります。

先天性や後天性の病気も挙げられていますが、糖尿病や水頭症のように遺伝性で発症することが多い病気もありますので、早期発見を心がけて獣医での定期的に検査をしてもらい、普段の様子を観察することか大切です。

キャバチワのかかりやすい病気のサイン

キャバチワのかかりやすい病気のサインは、散歩に行きたがらくなった、うずくまったりハウスに居ることが多くなったら要注意です。

膝関節の病気になると歩くだけで痛いので、あまり動かなくなります。

心臓の病気になっていると動くと息が苦しくなり舌を出して荒い呼吸をするようになります。

病気のサインを見落とさないために飼い主ができる事が、毎日の歯磨きとブラッシングです。

どの犬種にも言える事ですが、歯に歯石や歯垢が付着してしまうと歯槽膿漏や歯肉炎になり、口臭が強くなります。

酷くなると歯がどんどん抜けてしまったり、歯茎に膿がたまってクシャミが止まらなくなったりの症状も出てきます。

何よりも健康な歯でいないとしっかりと食事がとれないので体力や抵抗力が無くなり、色々な病気にかかりやすくなるので歯磨きはしてあげましょう。

そして、ブラッシングをしながらコミュニケーションをとることが、病気を早期発見できるのです。

病気の予防法と対処法

キャバチワがかかりやすい病気の予防法と対処法をご紹介します。

僧帽弁閉鎖不全症(心臓の病気)は、キャバリアは4歳以上では発症率が60%と発症率が高い病気です。

大きくなった心臓機関への圧迫などで起こる咳や呼吸困難、運動後など興奮して心臓に負担がかかった時に症状が悪化して現れる病気です

この病気は遺伝の影響がありますが、普段の食事生活で症状の進行を遅らせることができるので、塩分や脂肪分を控えた食生活を心がけてください。

キャバリアは遺伝的に糖尿病にかかりやすいといわれていますので、糖尿病予防のために食生活の管理が必要になります。

糖尿病は命にかかる病気で一度かかってしまうと完治するのが難しい病気なので、日々の生活の食事管理と運動で予防することが大切です。

チワワのかかりやすい病気なのが水頭症です。

症状は脳の圧迫により視力低下、てんかん、運動障害を起こします。

遺伝性の場合と脳の異常の場合があるので、子犬のうちから診察を受けて把握しておくことが必要です。

キャバチワの老化のスピード

キャバチワに限らず犬の寿命は人間よりも早く、1歳を人の17~18歳としますが、以降は1年ごとに4歳半を加算する考え方です

だた、大型犬に比べてキャバチワのような小型犬は寿命が長いと言われ、6歳からシニア犬で11歳からが高年齢犬とされています。

キャバチワの老化に伴う外見の変化

キャバチワだけではなく、犬全般に7~9歳くらいから老化のサインが出始めます。

目が白く濁りだしたり、若い時のような毛艶もなくなり、イボが出来たり毛が薄く白っぽくなったりします。

そして10歳から高齢期に入り、老化が顕著に表れ始めて高年齢性疾患も多くなります。

食生活の管理、運動量などで病気の進行を遅らせることも出来ますので、しっかりサポートしてあげてください。

老化に伴う外見の変化

キャバチワに似た犬種

キャバリアキングチャールズスパニエルチワワ

老犬におすすめの食べ物は?

キャバチワのような小型犬は、老化に伴って食が細くなったりするケースがあります。

食が細くなったからと、おやつを与えすぎたりするとカロリーが高くなり心臓への負担もかかり、糖尿病にもかかりやすくなってしまいます。

食欲が落ちた時は、獣医に相談してフードを変えてみたり、鶏のささみなどを煮た手作りの食事にしてカロリー計算をしっかりして管理をすることが必要です。

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キャバチワに適した散歩の量は?

キャバチワの散歩時間ですか、1日2回30分くらいの散歩は必要です。

そして散歩とは別に運動をさせるようにしてください。

キャバチワは元気で好奇心旺盛、遊びが大好きな犬種ですが、運動量は小型犬なので低~中程度と、さほど多くではなくて大丈夫です。

散歩と運動量は、犬種の違いだけでなく性格で変わってきますので、その子にあった量の毎日の散歩と運動をさせることによりストレス発散出来るので、健康を保つことが出来ます。

ストレスをかけないために飼い主が出来ること

キャバチワがストレスと感じないで生活をしていく為に飼い主ができることは色々あります。

まずは、適切な量の散歩と運動です。

30分くらい散歩をしながら、犬が自由に走れる場所(ドックランや公園)に連れて行き、延びるリードなどである程度自由に走りまわせてあげてから、帰り道30分くらいの散歩をするのが理想です。

活発で好奇心旺盛な性格なので、ボール遊びなど飼い主に遊んでもらえることを喜びます。

でも、あくまでも例なのでその子の性格にあった量で行動してあげてください。

キャバチワはブラッシングとトリミングは欠かさずに行ってください。

ブラッシングをすることで、ちょっとした体の変化に気づくことが出来るので、病気の早期発見にも繋がります。

ブラッシングの時には、キャバチワは耳が垂れている犬種なので、耳の穴に生えている毛を抜いて通気性を良くして、殺菌の増殖や蒸れで起こる炎症を予防することが出来ます。

キャバチワの寿命に関するまとめ

キャバチワは、キャバリアの外見の優雅な品格とチワワの元気いっぱいの活発な性格を兼ねそろえているミックス犬種です。

人懐っこく明るい性格なので飼い主とのコミュニケーションを体いっぱいで喜び、その愛くるしい姿を見ているだけで飼い主は幸せな気持ちになれます。

家族に迎え入れた大切な存在なので、長生きをしてもらえるように普段の生活で気を付けることをしっかり学んで、幸せな時間を一緒に過ごしてほしいです。

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