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スキッパーキの寿命はどのくらい?なりやすい病気の症状と予防法

犬種によって寿命はさまざまです。今回は【スキッパーキ】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、愛犬とできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

スキッパーキの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、スキッパーキのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

スキッパーキの画像

スキッパーキの平均寿命は?

機敏でとてもエネルギッシュ犬種であるスキッパーキの平均寿命は、13年から15年と言われています。

命に関わる重篤な遺伝的な病気もあまりないとされており、比較的健康で小型犬の中では長生きする傾向にあります。

スキッパーキの寿命と長生きするコツ

スキッパーキは比較的健康で小型犬の中では長生きな犬種と言われています。

スキッパーキの寿命を延ばし長生きさせるポイントは、「被毛のケアをしっかりしてあげる」「十分な運動な運動量を確保してあげる」などがあげられます。

スキッパーキはダブルコートで豊かな被毛を持っています。

通常時は週に1回から2回のブラッシングをし、濡らしたタオルで軽く拭いてあげると艶が出て美しい被毛を保てます。

換毛期には大量に毛が抜けるので、毎日ブラッシングしてあげましょう。

不要な抜け毛を取り除いてあげることで皮膚病の予防にもなります。

スキッパーキは、小型犬の中では運動量を多く必要とするエネルギッシュな犬種です。

30分程度の散歩を1日2回してあげましょう。

散歩の中に駆け足を取り入れたり、ドッグランなどで自由に走り回らせてあげると良いでしょう。

賢く好奇心の旺盛な性格なので、頭を使うようなゲームを遊びに取り入れてあげると一緒に楽しむこともできます。

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スキッパーキのかかりやすい病気は?

スキッパーキのかかりやすい病気は、遺伝的に発症する可能性がある「レッグ・カルべ・ペルテス病」が挙げられます。

レッグ・カルべ・ペルテス病は大腿骨の一部分が壊死してしまい歩行困難になることもある病気で、1歳未満の子犬に多くみられます。

歩幅が狭くなったり、足をつかずに歩くなどの症状が見られた場合、早めに動物病院で診察してもらいましょう。

他には、脱毛や体温が低下してしまい最悪死に至ってしまう「甲状腺機能低下症」、股関節の形に異常が見られ歩行に支障をきたす「股関節形成不全症」などが挙げられます。

スキッパーキのかかりやすい病気のサイン

スキッパーキのかかりやすい病気のサイン(症状)を知ることは、早期発見・早期治療につながります。

症状がまだ軽いうちに適切な処置を行うことで治療で犬にかかる負担も減るので、そのぶん回復も早くなります。

スキッパーキのかかりやすい病気にはまず「レッグ・カルべ・ペルテス病」があり、後ろ足を地面につけないようにしている、後ろ足を使わないので筋肉が衰え痩せ細るなどの症状が見られます。

食事の量は変わらないのに痩せていく、気力がなくなり散歩に行きたがらない、まっすぐ歩けなくなりその場でくるくる回るなどの症状が見られる場合は「甲状腺機能不全」が疑われれます。

いずれの病気も早期発見が非常に大切になりますので、少しでもいつもと違う様子が見られた場合は、万が一に備えて早めに動物病院だ診断してもらいましょう。

病気の予防法と対処法

スキッパーキのかかりやすい病気の予防法と対処法をご紹介します。

スキッパーキは「レッグ・カルべ・ペルテス病」にかかりやすい犬種で、詳しい原因は分かっておらず親からの遺伝が原因と考えられており、1歳未満の子犬に発症するとされています。

症状としては、大腿骨の壊死した部分で骨折が繰り返されるため痛みを伴い後ろ足を地面につけられない、足を使わないため筋肉が衰え肢が痩せ細るなどが見られます。

軽度の場合は運動を制限し3ヶ月から半年ほど安静にすることで改善させる保存的療法を行います。

重症化している場合は、大腿骨の壊死している箇所を切除し、新しく関節を形成したり人工関節に置き換える手術を行います。

手術後には低下していた筋力を取り戻すためリハビリを行っていきます。

ブリーダーや購入先に親にこの疾患が見られないかを確認をとったり、迎えた後には歩き方や痛がる素振りが見られないかなどを注意深く観察し、疑わしい症状が見られる場合にはすぐに動物病院を受診しましょう。

「甲状腺機能低下症」は甲状腺ホルモンの分泌量の不足によって徐々に衰弱してしまい最悪死に至ってしまう病気です。

症状としては、気力がなく散歩を嫌がるようになったり、食事の量は変わらないのに体重が増える、皮膚が荒れたり脱毛するなどが見られます。

重症化すると、まっすぐに歩くことができずくるくる回ったり、顔面の神経が麻痺してしまい、病気の発見が遅れ治療が遅れると最終的には衰弱死してしまうこともあります。

治療法としては、完治は見込めないので定期的に甲状腺ホルモンを投薬し続けていきます。

老化現象と区別がつきにくいので、素人判断せずにすぐに動物病院で診断してもらいましょう。

特に、高齢の子は1年に1回から2回の健康診断を行うことで早期発見に努めることが大切です。

股関節がうまく形成されないことで関節がかみ合わず歩行障害を引き起こす「股関節形成不全症」は、親からの遺伝や運動の過不足、成長期の偏った食事などが原因となり発症すると考えられています。

症状としては、腰を振るように歩いたり、正しい姿勢でおすわりができない、スキップをするように走るなどが見られます。

鎮痛剤を使って痛みを和らげ、運動制限と体重の管理を行っていく事で改善させていく保存的療法や、手術により関節の以上部分を切除する外科的療法が主な治療法です。

子犬の頃の栄養管理、関節に負担をかけないために体重の管理をしっかりと行うことで予防に努めていきましょう。

スキッパーキの老化のスピード

小型犬の中では長生きする傾向にあり、比較的健康と言われているスキッパーキは、平均寿命を人に例えると68歳から76歳となります。

小型犬の11歳は人の60歳にあたり還暦を迎えます。

食欲が落ちたり、体の衰えが目につくようになってくる頃だと思いますので、様々な対策を取りながら少しでも快適に長生きしてもらえるよう努めたいですね。

スキッパーキの老化に伴う外見の変化

スキッパーキは歳を重ねることによって、口の周りや眉毛に白髪が目立ち始めるなどの外見の変化が見られるようになります。

活発で俊敏な犬種ですが、加齢により筋力や体力が低下してきます。

それに伴い、運動量が減ったり歩くスピードがゆっくりになるなどの変化も見られます。

老化に伴う外見の変化

スキッパーキに似た犬種

ルーベルナール

老犬におすすめの食べ物は?

スキッパーキは好奇心旺盛でとても活発な犬種です。

運動量が多いためエネルギーや体を作るために大切な高タンパクのフードを与えましょう。

歳を重ねるにつれ、運動量や代謝は低下してしまいます。

そのまま成犬用のフードを与えていると肥満になってしまうこともありますので、高齢犬用の高タンパクで低カロリーのフードに切り替えてあげると良いとされています。

成犬用のフードの量を減らして与えるのもひとつのの手です。

顎の力も弱くなり歯も衰えてくるので、食べづらそうにしている時は、お湯でふやかしてあげると良いです。

温めることによって匂いも強くなるので、食欲を増進させる効果も期待できます。

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スキッパーキに適した散歩の量は?

スキッパーキは機敏で運動量の多い犬種です。

運動好きで活動的な飼い主の良いランニングパートナーになると言われています。

そのため、30分ほどの散歩を1日2回、歩くだけでなく駆け足やドッグランで自由に走り回らせるなどの運動も取り入れてあげましょう。

高齢になると体力が落ち足腰も弱ってきますが、運動したがるのであれば犬の様子を見ながら適度に運動させてあげましょう。

ストレスをかけないために飼い主が出来ること

スキッパーキは活発で小型犬の中では多くの運動量を必要とする犬種です。

そのため毎日散歩に連れて行き、運動させることが必須になります。

運動不足になるとストレスが溜まり、問題行動が見られたり、食欲不振や体調不良の原因にもなるので注意が必要です。

好奇心旺盛な性格なので、飼い主とおもちゃで遊んだり、少し頭を使うようなゲームなどをして遊ぶことが大好きです。

たまには、ドッグランで他の犬との交流を持ったり遊んだりすることで、新しい刺激を与えてあげましょう。

毎日の適度な運動や、遊びの中でこまめにストレスを発散させてあげましょう。

スキッパーキの寿命に関するまとめ

好奇心旺盛で明るいスキッパーキは、わがままで自由奔放な面も持ち合わせており飼い主を振り回しますが、そこにも魅力を感じる人が多く愛されている犬種です。

活動的な人の最良のパートナーになってくれることでしょう。

レッグ・カルべ・ペルテス病などの遺伝的な疾患も見られますが、比較的健康で長生きする傾向にあります。

普段から適切な運動や健康管理に気をつけることで予防に努め、健康診断に連れて行ったり、異常があればすぐに気づけるようよく観察しておきましょう。

少しでも長く健康に過ごせるよう対策して行きましょう。

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