usagi-i

ミニサテンの正しい飼い方や性格・寿命・歴史を解説

アメリカ出身の「ミニサテン」の性格・特徴や平均寿命などをまとめました。平均寿命7~10年のミニサテンの長生きの秘訣は、飼い方や育て方にあります。意外と知らないミニサテンの歴史や名前の由来なども紹介します!

ミニサテンの基本情報

ミニサテンの画像

  • 原産国、地域 アメリカ
  • 一般的な体重 1.5~2kg
  • 一般的な体高 体長35cm前後
Sponsored Link

ミニサテンの名前の由来

小さなサテン種という意味です。

ミニサテンの歴史

ミニサテンにはどのような歴史はがあるのでしょうか?

アメリカのミシガン州で1970年代後半からサテンとネザーランドドワーフ、ハバナをを交配して品種改良を重ねて誕生した比較的新しい品種です。

2006年、ARBA(American Rabbit Breeders Association、米ウサギブリーダー協会) に登録されました。

ミニサテンの性格や特徴

ミニサテンには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。

それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし(寿命が延び)、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。

意外と知らないミニサテンの性格が見えてくるかもしれません♪

ミニサテンの性格

ストロー状になっており、光に当たるとキラキラと反射して独特の雰囲気をかもしだす被毛が特徴です。

新しい品種のため、希少となっています。

性格は温厚で優しいです。

ミニサテンの毛色

ミニサテンの毛の色や柄はこんな種類があります。

ホワイト

ミニサテンに似ているのは?

ミニサテンに似ている種類のペットはこちら!

サテン、ネザーランドドワーフ

Sponsored Link

ミニサテンの飼い方としつけ方

種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。

室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。

もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。

ミニサテンに合わせた飼い方・しつけ方を解説します。

ガラスのような美しい被毛を保つために適度なブラッシングとグルーミングを行いましょう。

毛球症予防にもなります。

毛が細く舞いやすいので注意が必要です。

また、1日に1回はケージから出して自由にさせてやると、ストレスなどもたまりにくいでしょう。

温度や湿度の急激な変化には敏感なため、直射日光の当たる場所などは避けて、エアコンなどを使って室温は18~24℃、湿度は40~60%程度に保ってあげましょう。

また、耳がよく音に敏感なので、テレビの近くなど騒がしい場所にケージを設置するのは避けましょう。

部屋の中を散歩させる際は、かじってはいけない場所を保護したり、感電防止のために電気コードを保護するなどの必要があります。

他にも爪が伸びすぎていたら爪切り、耳が汚れていたり臭っていたりしたらイヤークリーナーなどで耳掃除、目やにがでていたら洗浄液などを使って目のお手入れをしてあげましょう。

ミニサテンの飼い方

室内と屋外どっちで飼うのに適している?

ミニサテンは、室内で飼うことに適しています。

ミニサテンのオスとメスの違い

ミニサテンオス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか?

ミニサテンの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。

オス:メスよりも縄張り意識が強く、人懐こい傾向にあります。

メス:オスよりも大きい、オスよりも気が強い傾向にあります。

ミニサテンのおすすめのエサ

ペットのエサは数えきれない種類があります。

何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。

ミニサテンの体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。

基本的には牧草とペレットを与えます。

牧草は奥歯をしっかりすり合わせないと食べられないため、歯の伸びすぎ防止に効果があります。

また繊維質が多いので、消化活動が活発になり、毛球症などの消化器の病気を防いでくれます。

牧草には、アルファルファなどのマメ科のものと、チモシーなどのイネ科の2種類があります。

マメ科の方が高タンパク、高カルシウムでカロリーも高めです。

成長期のウサギにはこちらのマメ科の牧草の方が適しています。

6ヶ月を過ぎると成長が落ち着くので、徐々にイネ科の牧草を増やしていきます。

特に高齢のウサギは、カルシウムが多く尿路結石の原因になるマメ科の牧草は控えた方がよいです。

また、同じチモシーでも、1~3番刈りなど刈り取られた時期によって呼び名が変わり、それにより柔らかさや成分も異なってきます。

後で刈り取られたものほど柔らかく、カロリーや粗繊維は低くなりますが、カルシウム量は多くなります。

ウサギの成長具合などに応じて適切なものを選んであげましょう。

牧草はウサギがいつでも食べたいだけ食べられるようエサ入れにたっぷりと入れておきましょう。

ペレットを与える量が多すぎると、牧草を食べなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

ペレットはウサギに必要な栄養素を網羅した食べ物です。

朝夕2回、時間と量を決めて適量をあげるようにしましょう。

食べさせすぎると肥満の原因になります。

ペレットを選ぶ際は、繊維質が多くて、噛み応えのあるタイプがおすすめです。

歯の伸びすぎによる不正咬合の予防になるからです。

また、成長期用、シニア用等があるので、成長段階に応じて適切なものを与えましょう。

また、ときどき生野菜を与えてあげるのもよいでしょう。

ニンジン、ブロッコリー、小松菜、キャベツ、チンゲンサイなどの緑黄色野菜や、大根の葉、サラダ菜などがおススメです。

新鮮なものを与えるようにしましょう。

逆に、ジャガイモの芽と皮、生のマメ、だいおう、ネギ、玉ねぎ、ニラ、ニンニクはおう吐や下痢、呼吸困難、貧血をおこす可能性があるので、与えないようにしましょう。

与えすぎはよくないですが、コミュニケーションツールの一つとしておやつも与えてあげるとよいでしょう。

おススメはリンゴ、オレンジ、イチゴ、ドライフード(バナナチップや大麦若葉など)です。

ミニサテンの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均

ミニサテンの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約3,000円~5,000円です。

ミニサテンのお風呂のペース

1~3ヶ月に1回、それ以外にも体が汚れたら洗ってあげる必要があるでしょう。

ミニサテンにおすすめのグッズ

ミニサテンを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪

まず住居としてケージを用意します。

一般のウサギ用のもの、もしくは小型犬用のものを使用しましょう。

サイズは大人になった時の大きさに合わせて選びましょう。

引出用のトレイがついていると、糞尿や落ちたフードの掃除が楽です。

床にはすのこを敷いてあげましょう。

また、トイレ、ペレット用のフード入れ、牧草入れ、給水ボトルも必要です。

他には歯の長さを適切に保つためのかじり木、病院への通院などのためのキャリーケース、体のお手入れのために爪切り、くしなどを用意しておくとよいでしょう。

ミニサテンのかかりやすい病気

体質によって、かかりやすい病気は様々です。

自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。

ミニサテンがかかりやすい病気はこのようなものがあります。

不正咬合、毛球症、尿路結石、食滞・鼓腸症、コクシジウム症、ソアホック、皮膚糸状菌症、耳ダニ、湿性皮膚炎、結膜炎、スナッフル、肺炎、パスツレラ症、子宮の病気(メスのみ)、乳がん、骨折、斜頚、脱臼、膿瘍、熱射病、肥満

ミニサテンのよく使う薬・サプリ

毛球症の予防にパパイヤ酵素やパイナップル酵素が含まれたものを与えてあげましょう。

また、整腸作用のあるものとして、乳酸菌や納豆菌が含まれるものを選んで与えましょう。

さらに、免疫力を高めてくれるプロポリス、アガリクス、皮膚病や内臓疾患に効果的なキトサン、アンチエイジング効果のあるコエンザイムQ10、ビタミンなどを与えてあげることで、健康で長生きなウサギを目指しましょう。

ミニサテンの治療平均価格

ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。

最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。

そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。

まずほとんどの病院でウサギは診察してもらうことができますが、いざというときのためにかかりつけの病院を決めておきましょう。

だいたいの相場として、診察費1,000~3,000円、検査費(項目ごとに)3,000~8,000円、去勢10,000~30,000円、避妊20,000~50,000円、歯の切断5,000~10,000円、入院(1日)3,000~5,000円前後、注射・点滴1,000~4,000円、麻酔費5,000円前後、その他症状ごとに薬代、手術となると10万円を超えることもあります。

ミニサテンの平均寿命と価格

ミニサテンの平均寿命

人間よりもとても寿命が短いペットたち。

その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。

ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。

ミニサテンの平均寿命は7~10年です。

ミニサテンの価格相場

ミニサテンの価格相場は、7.5万円前後です。

ミニサテンを飼っている主な著名人

現在調査中

ミニサテンに関するまとめ

品種として新しく、まだ情報が少ない種類です。

ある程度ウサギの飼育の経験がある方のほうが様々な場面に対応できるでしょう。

ただ、小型で優しい性格なため、小さな子供のいる家庭でも扱いやすいでしょう。

美しい被毛を保つためのケアが面倒な方にはあまりおススメできません。

まだあまり日本では出回っていない品種ですので、ブリーダーなどに問い合わせる必要があるでしょう。

コメントを残す

*