テディの基本情報
- 原産国、地域 アメリカ
- 一般的な体重 0.7~1.2kg
- 一般的な体高 体長20~30cm
テディの名前の由来
テディベアのような短いくるくるとした毛質からこの名前がつけられました。
テディの歴史
テディにはどのような歴史はがあるのでしょうか?
アメリカで品種改良されて誕生した品種で、イングリッシュとアビシニアンのかけ合わせから突然変異によって生まれました。
テディの性格や特徴
テディには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし(寿命が延び)、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。
意外と知らないテディの性格が見えてくるかもしれません♪
テディの性格
テディベアのようにくるりと縮れた毛を持つことが特徴で、品種改良の段階で突然変異で誕生したと言われています。
アメリカン系と呼ばれる柔らかい毛質のタイプとアビシニアン系と呼ばれる硬い毛の2つの毛質に分かれており、光沢の有無にも違いがあります。
ペットショップでは、キャビーという名前で販売されていることもあります。
レックスという品種と非常によく似ていますが、テディの原産はアメリカ、レックスの原産はヨーロッパとされており、異なる品種です。
つがいは作らず、数頭のメスを中心にオスと若い個体の小さなグループを作って生活し、鳴き声で他の個体とコミュニケーションをとります。
主に草を食べる草食性で、敵に見つかりにくい夕方から夜になってから活動する夜行性です。
行動範囲は比較的狭く、巣穴を中心に食物が確保できる範囲に集中しています。
ぱっと見はおとなしいイメージがありますが、危険を感じるとかなりのスピードで走り、少々の段差は駆け上がってしまいます。
妊娠期間は平均62日ほど、一度に2~4匹、多いときには8匹ほどのの子供を産みます。
全身に毛が生えて目も開いた状態で生まれてきます。
音も聞こえていて、鳴きながら母親とコミュニケーションをとります。
また、生まれてすぐやわらかい草などを食べることができます。
人間と同様に、体内でビタミンCを生成することができないので、食物から摂取する必要があります。
性格は温和で好奇心旺盛ですが、用心深く、聞きなれない音に敏感で、警戒中はケージの隅に集まり食事をとらなくなります。
環境の変化を好まず、ストレスによって消化不良を起こしやすいです。
テディの毛色
テディの毛の色や柄はこんな種類があります。
多種多様
テディに似ているのは?
テディに似ている種類のペットはこちら!
イングリッシュ、クレステッド、アビシニアン、レックス
テディの飼い方としつけ方
種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。
もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。
テディに合わせた飼い方・しつけ方を解説します。
初めは警戒して臆病な個体が多いですが、一般的に人に慣れやすくとても社交的です。
最初は怖がらせないように段階を踏んで徐々に接していくと、早く慣れてくれます。
慣れた個体は、さびしがって飼い主から離れたがらなかったり、後をついてきたりします。
声でコミュニケーションをとるので、エサが欲しいときやかまって欲しいときはピューピューと鳴いてアピールするので、とてもかわいいです。
高温多湿には弱く、室温が30℃を超えるような室内では命にかかわります。
直射日光が当たる場所などにケージを置かず、エアコンで室温を調整しましょう。
適切な温度は17~24℃です。
また、耳がとてもいいので、大きな音で驚かせないように注意しましょう。
モルモットは体の大きさの割に、尿と糞の量が多いため、毎日ケージの中は汚れ放題です。
掃除は毎日行うようにしましょう。
定期的にケージを日光に当てるなどして殺菌もしてあげましょう。
テディの毛には牧草や糞の汚れがつきやすいため、定期的なブラッシングが必要です。
室内と屋外どっちで飼うのに適している?
テディは、室内で飼うことに適しています。
テディのオスとメスの違い
テディオス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか?
テディの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:メスよりも大きい、メスよりも甘えん坊な傾向にある。
メス:オスよりもおっとりしていて、マイペースな傾向にある。
テディのおすすめのエサ
ペットのエサは数えきれない種類があります。
何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。
テディの体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。
主食は牧草とモルモットフードです。
牧草は常に食べられるように常にたっぷり用意し、モルモットフードは1日2回与えましょう。
牧草には、低カロリー、低タンパクのイネ科のチモシー、または高カロリー、高タンパクのマメ科のアルファルファがあります。
栄養価の高いアルファルファは、成長期や妊娠中などのモルモットに最適ですが、通常の状態の時に与えすぎると肥満の原因にもなるので、成熟したモルモットにはチモシーを与えるといいでしょう。
モルモットフードには体内で生成することのできないビタミンCが含まれています。
ビタミンCが不足すると、歩行困難や脱毛、目が白濁するなどの症状が現れるため、必ずビタミンCが含まれているものを選びましょう。
また、副食としてキャベツや小松菜、パセリ、サツマイモなどの野菜や、リンゴなどの果物も与えてあげましょう。
しかし、あくまでも副食なので、量は少量にしておきましょう。
ニラやネギ類、ニンニク、タマネギ、人間のおやつなどは与えないようにしましょう。
ヒマワリの種やトウモロコシは好んで食べますが、タンパク質や炭水化物、脂質の過剰摂取により消化不良を起こしやすいので注意が必要です。
絶食には弱く、腸内細菌が死滅して体調をくずしてしまいます。
また、体温調節のために多くの水を必要とするので、常に新鮮な水を用意しておきましょう。
ただし、水の多飲は下痢につながるので、体温が上がりすぎないよう室内の温度調節に気を付けましょう。
テディの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
テディの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約1,000~3,000円です。
テディのお風呂のペース
モルモットは自分で体の手入れをするのでそれほど入浴の必要はありませんが、臭い等が気になるのであれば1ヶ月~半年に1回を目安体を洗いましょう。
また、体が汚れていたら都度その部分を洗ってあげましょう。
テディにおすすめのグッズ
テディを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
ケージとしてモルモット用のものを用意しましょう、ウサギ用のものも代用可能です。
1匹あたり幅60cm、高さ40cmが目安です。
フード入れ、牧草入れ、給水ボトルも必要です。
身を隠せる場所として巣箱もおいてあげましょう。
他には運動用の回し車、歯の長さを適切に保つためのかじり木、病院への通院などのためのキャリーケース、体のお手入れのために爪切り、くしなどを用意しておくとよいでしょう。
トイレはあまり覚えることがないため、特に必要ではありません。
設置する場合はウサギ用のものを代用しましょう。
ブラッシング用のブラシも用意しておきましょう。
テディのかかりやすい病気
体質によって、かかりやすい病気は様々です。
自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
テディがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
尿石症、毛球症、皮膚炎、不正咬合、中耳炎、ビタミンC欠乏症、肥満・糖尿病、熱中症、腫瘍、胃腸うっ滞、乳腺腫瘍
テディのよく使う薬・サプリ
ビタミンCの補充、欠乏予防にビタミンC入りのものを、毛球症予防にパパイヤ酵素やパイナップル酵素が含まれているものを、整腸作用のあるものとして、乳酸菌や納豆菌が含まれるものを選んで与えましょう。
テディの治療平均価格
ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。
すべての病院でモルモットを診察してもらえるわけではありませんので、かかりつけの病院を決めておきましょう。
だいたいの相場として、診察費1,000~3,000円、検査費(項目ごとに)3,000~8,000円、歯の切断5,000~10,000円、入院(1日)2,000~5,000円前後、注射・点滴1,000~4,000円、麻酔費5,000円~、その他症状ごとに薬代、手術となると10万円を超えることもあります。
テディの平均寿命と価格
テディの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いペットたち。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
テディの平均寿命は6~8年です。
テディの価格相場
テディの価格相場は、1~1.5万円です。
テディを飼っている主な著名人
現在調査中
テディに関するまとめ
飼育場所のスペースがそれほどいらないため、ワンルームで生活する一人暮らしの方でも飼うことができます。
また、小さい頃から慣らせばよく懐いてくれるので、癒しを求める方にも最適です。
近所迷惑になるほどではありませんが鳴き声が意外にも大きいので、同じ空間にいるとびっくりしてしまうこともあり注意が必要です。
また、ご飯の時間などに規則正しい習性があるので、不規則な生活の方にはおススメできません。
尿が臭うという欠点もあるので、気になる方は避けた方がよいでしょう。