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ユタプレーリードッグの正しい飼い方や性格・寿命・歴史を解説

アメリカ(ユタ州)出身の「ユタプレーリードッグ」の性格・特徴や平均寿命などをまとめました。平均寿命6~10年のユタプレーリードッグの長生きの秘訣は、飼い方や育て方にあります。意外と知らないユタプレーリードッグの歴史や名前の由来なども紹介します!

ユタプレーリードッグの基本情報

ユタプレーリードッグの画像

  • 原産国、地域 アメリカ(ユタ州)
  • 一般的な体重 0.3~1.5kg
  • 一般的な体高 現在調査中
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ユタプレーリードッグの名前の由来

後足で立って周囲を見張り、コヨーテ、タカなどの天敵を巣穴の盛り土の上で見張りをする際に天敵が現れると「キャンキャン」というような犬に似た甲高い声で仲間に危険を知らせることから命名されました。

ユタプレーリードッグの歴史

ユタプレーリードッグにはどのような歴史はがあるのでしょうか?

今でこそペットとして扱われるようになったプレーリードッグですが、19世紀、アメリカに移住して牧場経営をはじめた開拓者たちは、牧場を荒らす害獣として駆除の対象となり、当時50億匹ほどいたとされるプレーリードッグの98%が消滅してしまいました。

その結果、7種類いた内の2種類は絶滅してしまい、ユタプレーリードッグは絶滅危惧種と言われています。

2003年には感染症の疑いがあることから全面輸入禁止になり、以来、日本にプレーリードッグが輸入されることはなくなりました。

ユタプレーリードッグの性格や特徴

ユタプレーリードッグには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。

それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし(寿命が延び)、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。

意外と知らないユタプレーリードッグの性格が見えてくるかもしれません♪

ユタプレーリードッグの性格

ユタ州にだけ生息している種類です。

他のプレーリードッグと比べると少し小柄なのが特徴です。

生息範囲の狭さから個体数も少なく、絶滅危惧種に指定されています。

性格は、自然界では多くの肉食動物に捕食される側の動物なので警戒心が非常に強く臆病な性格をしていますが、コテリー(共同生活)でコミュニティを築いて生活しているので、非常に社交的で他のプレーリードッグとすれ違う時にはお互いにキスをして挨拶をしたりもする優しい性格を持っています。

人間にも良く懐きます。

撫でられるのが大好きでペットとしても、とても人気がありますが、すごく寂しがりで常にかまってあげていないとストレスを感じて自傷行為をしてしまうなど、ペットとしてプレーリードッグを飼育する場合は飼い主は多くの愛情を注ぐことが必要な動物です。

ユタプレーリードッグの毛色

ユタプレーリードッグの毛の色や柄はこんな種類があります。

茶色ベースで黒やグレーの差し毛

ユタプレーリードッグに似ているのは?

ユタプレーリードッグに似ている種類のペットはこちら!

オジロプレーリードッグ

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ユタプレーリードッグの飼い方としつけ方

種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。

室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。

もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。

ユタプレーリードッグに合わせた飼い方・しつけ方を解説します。

自然界では、弱った個体は天敵から真っ先に襲われる危険があるため、体調が悪くても症状を隠す傾向があります。

未病のため、運動不足と食生活には特に気を付けなければいけません。

少しでも体調不良の兆候を感じたら、獣医さんに相談しましょう。

あらかじめプレーリードッグを診察してくれる獣医さんを探しておくことも必要です。

活発なプレーリードッグを、飼育をする場合、動き回れるスペースが必要です。

ただ強力な前歯で色々なものを噛んでしまうため、放し飼いにはできません。

専用のゲージも用意が必要になります。

また寒さに弱いので、室温を20~28度に保つ必要があります。

「縦目の金網」を長くかじっていたプレーリードッグは不正咬合になりやすいため、食欲不振などの症状が出ることもあります。

ストレスを与えない環境で飼育するのはもちろんですが、金網タイプのケージを購入する際は、できれば横目のものを選びましょう。

トイレのしつけは、ほとんどのプレーリードッグは素穴を清潔に保とうとするため、巣箱から一番離れた場所をトイレにします。

一番多く排泄をしている場所をチェックし、そこにトイレを設置しましょう。

ユタプレーリードッグの飼い方

室内と屋外どっちで飼うのに適している?

ユタプレーリードッグは、室内で飼うことに適しています。

ユタプレーリードッグのオスとメスの違い

ユタプレーリードッグオス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか?

ユタプレーリードッグの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。

オス:メスよりなつきやすく、甘えん坊です。
子供の頃のオスの多頭飼いはいいですが、一緒に育った兄弟でも縄張り争いが始まってしまいます。

オスより飼いやすく、多頭飼いしやすいです。クールです。

ユタプレーリードッグのおすすめのエサ

ペットのエサは数えきれない種類があります。

何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。

ユタプレーリードッグの体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。

プレーリードッグの餌を選ぶ時は、病気にさせないというのが大事です。

自然界で暮らしているプレーリードッグと違って、ペットとして飼育されているプレーリードッグは特定の病気になりやすいので、栄養状態を考えて防げる病気は未然に防ぎましょう。

プレーリードッグに特に多い病気は、肥満とビタミン不足です。

プレーリードッグの肥満を防ぐにはペレットやナッツなど、カロリーの高い餌のあげすぎは控え、反対にチモシーや葉物野菜などのカロリーが低く、繊維質の高いものをあげるようにしましょう。

また、餌だけではなく、?り木など噛めるものを入れておくのも良いです。

ユタプレーリードッグの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均

ユタプレーリードッグの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約2,000~4,000円です。

ユタプレーリードッグのお風呂のペース

プレーリードッグは基本的にはお風呂は必要ありません。

普段は大好きな砂遊びで十分ですが、特に汚れが気になったときに洗ってあげる程度で十分でしょう。

ユタプレーリードッグにおすすめのグッズ

ユタプレーリードッグを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪

プレーリードッグは砂遊びが大好きです。

ほじくったり、潜ったり、転げ回ったり、砂浴びをさせることによって清潔を保ち、寄生虫の予防にもなります。

1週間に1回程度で構わないので市販の砂で砂遊びをさせあげましょう。

砂は定期的に変え、専用の容器、砂で浴びさせる事をお勧めします。

公園等の砂場では雑菌があるおそれがあるため避けた方が良いでしょう。

ユタプレーリードッグのかかりやすい病気

体質によって、かかりやすい病気は様々です。

自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。

ユタプレーリードッグがかかりやすい病気はこのようなものがあります。

自咬症、不正交合、尿路結石、膀胱炎、などです。

ユタプレーリードッグのよく使う薬・サプリ

皮膚病にはプロポリス軟膏、健康全般・免疫力の強化にビタミンC、マルチビタミン、グルコサミン、コンドロイチン。

お腹の健康維持に乳酸菌やビオフェルミンなどです。

ユタプレーリードッグの治療平均価格

ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。

最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。

そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。

病院や怪我の程度によっても、異なりますが、落下事故の場合の診察料金は、診察料:8,000円、 鎮静(ガス):3,500円、レントゲン撮影技術料:5,000円、レントゲンフィルム2枚:3,000円、皮下注射技術料:1,500円、薬剤料:200円、合計:22,260円になります。

ユタプレーリードッグの平均寿命と価格

ユタプレーリードッグの平均寿命

人間よりもとても寿命が短いペットたち。

その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。

ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。

ユタプレーリードッグの平均寿命は6~10年です。

ユタプレーリードッグの価格相場

ユタプレーリードッグの価格相場は、20~30万円です。

ユタプレーリードッグを飼っている主な著名人

現在調査中

ユタプレーリードッグに関するまとめ

現在、国内で取り扱われているプレーリードッグは、輸入禁止になる前の個体を繁殖させたものです。

そのため、ペットショップなどに出回る数も限られており、いつでも手に入るような動物ではありません。

自然界ではオス一匹に対して、複数のメスという一夫多妻制の家族を作ります。

縄張り意識がとても強い動物で、時にはライバルのオスを生き埋めにしてしまうこともあります。

プレーリードックのペットとしての一番の特徴は人懐っこく、寂しがり屋ということです。

日中は活発に行動しますので、沢山遊んであげましょう。

プレーリードッグはかまってもらったり、飼い主とのコミニュケーションがないと生きていけない動物とも言われています。

そのため、遊んでもらえなかったり、放って置かれると暴れたり、自咬症になってしまいます。

プレリードッグは紫外線を浴びる事で、ビタミンDを体内で生成します。

そのため日光浴は生きるために必要です。

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