コッカークスの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、コッカークスのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
コッカークスの平均寿命は?
コッカークスは「アメリカンコッカー・スパニエル」と「ミニチュアダックスフント」を交配して誕生したミックス犬で中型犬のコッカークスの寿命は、12年~14年となっており他のミックス犬と比べても平均的な寿命です。
コッカークスの寿命と長生きするコツ
コッカークスは、厳しく訓練的に叱りつけるというのは不向きで急激に大声て叱つけてしまうと、その反動で恐怖心を持ってしまう恐れがあります。
コッカークスの持ち味は物静かで穏やかな性格ですので、出来るだけ穏やかな性格のまま育ててあげた方が、良いでしょう。
また、できるだけ室内で飼い主家族と多くの時間を過ごせる環境で飼育するが望ましいです。
初対面の人に対しても人見知りしない性格が魅力の犬種といえます。
くるくるとした毛質はとても可愛らしいですが、抜け毛対策に悩む飼い主さんは少なくありません。
毛質は、他の犬種と比較的に絡まりやすく、毛玉を放置しておくと皮膚病を発症する可能性があります。
手入れの頻度は「毎日または2日に1回のブラッシング」「2ヶ月に1回のトリミング」「2週間に1回のシャンプー」が適切です。
美しい毛質を保ちつつ、衛生面のケアがとても大事といえます。
また、掃除機は頻繁にかけるようにしてください。
抜け毛は巻き上がるとアレルギーの原因になりますので、室内を清潔に保つことも重要です。
コッカークスのかかりやすい病気は?
コッカークスのかかりやすい主な病気は、【白内障・緑内障・外耳炎・アレルギー性皮膚・炎脂漏症】といわれています。
水晶体が白濁してしまう【白内障】や眼圧が上昇することによっておこる【緑内障】など、遺伝で目の病気がおこる可能性が高いと言われています。
コッカークスは、大きな耳が垂れているのがチャームポイントであると同時に、耳の中の環境が維持されず【外耳炎】になってしまうリスクも抱えています、これを放置をしてしまうと中耳や内耳にまで病変が進行してしまい、取り返しのつかない事態に陥ってしまいます。
飲み薬や点耳薬で治療できればいいのですが、外耳炎が重症化しやすい可能性もあり、手術になってしまうケースもあります。
早期に発見するためにも定期的に耳の中を掃除するようにし、清潔な状態を保つように心がけましょう。
【アレルギー性皮膚炎】毛の多いコッカークスは、全身がアレルギー性皮膚炎になってしまうケースが少なくありません。
しきりに痒がっていたりする場合は獣医さんに相談してみましょう。
【脂漏症】脂っぽい皮脂が多く分泌されてしまうため、独特な匂いを放ち皮膚がベタベタしてしまう脂漏症という病気になってしまうことがあります。
脂漏症になってしまうとかゆみや脱毛、落屑が起こり、マラセチアなどの二次的な感染症が広がってしまうこともあります。
治療するためには、自宅でも定期的に皮膚のコンディションを整える必要があるため、シャンプーはかかせません。
コッカークスのかかりやすい病気のサイン
かかりやすい病気は、家族性腎症です。
2歳までに発症し、腎臓の機能が徐々に低下し、進行していく病気です。
家族性腎症の発症には遺伝が関係します。
この病気を発症すると、飲水量、尿量が増えるので体重が減少していきます。
病気の進行が更に進むと、貧血、尿毒症を起こします。
残念ながら、この病気そのものを治療することはできません。
徐々に進行していく腎不全による症状を抑えるため、輸液、食事療法などを行なって、生活面で質を維持することが必要になります。
最近では、家族性腎症を発症させる遺伝子検査が可能になっていますので、繁殖を検討している場合には、事前の遺伝子検査を強くすすめます。
病気の予防法と対処法
コッカークスは、とても食欲旺盛で、太りやすい体質をしているといわれています。
そのため肥満には十分な注意が必要です。
肥満になると内臓にも大きな負荷がかかりますし、足腰への負担も大きくなってしまいます。
足腰への負担はできる限りかからないように生活することが大切です。
肥満の防止には食事の管理と適度な運動が不可欠です。
食事はその犬の運動量や体質にあった、カロリーコントロールされたものを選んであげましょう。
最近では市販のドッグフードも、用途にあわせて多種多様なものが販売されています。
肥満予防のためのローカロリーなフードをいくつか選んで食べ比べ、喜んで食べてくれるものをみつけてあげるのもよいです。
かかりつけの獣医師にどのようなフードがよいか相談してみるのもよいでしょう。
コッカークスは、走ったりゲームをしたり動き回ることが大好きです。
日常の運動としては1日2回1回30分程度で、時々走ったりコースを変えたり緩急をつけた散歩がよいようです。
またドッグランなどの広い場所で、ボールやフリスビーなどの遊びを取り入れた運動をさせてあげるのもよいです。
コッカークスの老化のスピード
コッカークスは、6歳ころからシニア期に入り、10歳からは本格的に老化が始まるといわれています。
コッカークスの老化に伴う外見の変化
ウェーブのかかった特徴的な被毛ですが、だんだん毛の色がうすくなってきたりします。
コッカークスに似た犬種
アメリカンコッカースパニエル、ダックスフンド、イングリッシュコッカースパニエル、キングチャールズスパニエル、、キャバリアキングチャールズスパニエル
老犬におすすめの食べ物は?
コッカースにもっとも最適な食べ物は「モグワンドッグフード」です。
その理由は「免疫力を高めるフード」だからです。
免疫力を高めることによって皮膚病の原因となるダニやカビなどの微生物に負けない体を作ることができます。
さらにモグワンには皮膚アレルギーの原因になる「穀物類」が一切入っていないグレインフリーのフードです。
もちろん無添加フードという名前のとおり「100%無添加」なのでコッカースの健康管理にピッタリなドッグフードといえます。
極めつけは新鮮で高品質な「ヒューマグレード」。
さらには、厳選したフルーツや野菜もたっぷり入っています。
原材料の品質が非常に高いので、コッカースが本来必要とする栄養をしっかり摂ることができます。
その結果、病気の予防や、改善にも期待できます。
コッカークスに適した散歩の量は?
朝晩1日2回30分程度といわれています。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
成功を重ねてたくさん褒めることと、嫌なことや怖い思いをしないように注意してあげることが大切です。
コッカークスの寿命に関するまとめ
コッカークスは「アメリカンコッカー・スパニエル」と「ミニチュアダックスフント」を交配して誕生したミックス犬です。
他の犬やペットとも仲良くできるので、多頭飼いにも向いています。
愛情深い一面もあるので小さな子供との相性も良く遊び仲間としても最適ですし、状況に合わせた振る舞いをしてくれる賢さも持ち合わせています。
犬の頃からのしつけがとても大切になります。
かわいいからといえって、甘やかしていると、リーダーの立場は逆転してしまい、わがままな犬になってしまいます。
メリハリのあるしつけや基礎服従のトレーニングがとても大切になります。