ヒマラヤンの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、ヒマラヤンのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
ヒマラヤンの平均寿命は?
ヒマラヤンは通常の大きさのうさぎで、平均寿命は8歳~10歳であり、通常のうさぎと同程度の寿命になります。
生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、生活習慣などに気を付けることにより寿命を平均よりも延ばすこともできます。
ヒマラヤンの寿命と長生きするコツ
ヒマラヤンは通常の大きさのうさぎで平均寿命は8歳~10歳になります。
長生きさせるためのコツは「十分に運動をさせてあげること」「ストレスを与えないこと」などが挙げられます。
ヒマラヤンは穏やか、甘えん坊な性格をしています。
ヒマラヤンは遊ぶことも好きです。
特に遊んであげるためのおもちゃなどはありません。
一番は家の庭があれば、庭で飼い主が安全を確認した後、走り回らせてあげると良いです。
庭がないのであれば室内でもよいですが、その際は家具などにぶつけたり、フローリングでこけて怪我をしないようにしてあげる必要があります。
時間としては1日10分程度遊ばせてあげると十分運動させてあげることができます。
うさぎの耳は長いですが、耳を持って持ち上げたりすると怪我をしたり耳を傷めたりするのでしてはいけません。
甘えん坊な性格ですので、飼い主の膝に乗ってくるなどしてじゃれてくることが多く無視をするなどの行為をするとストレスに感じ寿命がかなり短くなりますので、飼い主が十分に構ってあげることでストレスのない日常を過ごすことができます。
ヒマラヤンのかかりやすい病気は?
ヒマラヤンのかかりやすい病気として不正咬合、尿路結石症、毛球症、腸コクシジウム症、大腸菌症などがあります。
不正咬合は歯がおかしな方向へ成長し口の中を傷つけてしまうようになります。
尿路結石症は膀胱や腎臓、尿道などに石が溜まる病気であり、排尿時に痛みを感じるようになるなどの症状が現れます。
毛球症は飲み込んだ抜け毛がフンと一緒に排泄されず、胃腸に毛が溜まり、胃腸の働きが低下します。
腸コクシジウム症はコクシジウム原虫という寄生虫が腸に侵入することでお腹を壊し下痢になります。
大腸菌症はいつもより大腸菌が増えてしまい下痢になります。
ヒマラヤンのかかりやすい病気のサイン
ヒマラヤンのかかりやすい病気のサインは不正咬合では「普段はしていないのに急に歯ぎしりをするようになる」「フンが小さくなる」「以前よりも食欲がなくなるようになる」「あごを触った時にでこぼこしている」などの症状がみられるようになります。
尿路結石症では「排尿をする回数が増える」「排尿をする時に時間がかかる」「排尿時に尿に血液が混じっている」というような症状がみられるようになります。
毛球症では「以前よりも食欲がなくなる」「水をよく飲むようになる」「普段はしていないのに急に歯ぎしりをするようになる」「お腹が張るようになる」「体重が急に減る」などの症状がみられるようになります。
腸コクシジウム症では「以前よりも食欲がなくなる」「体重が減るようになる」というような症状がみられるようになります。
大腸菌症では「以前よりも食欲がなくなる」「体重がみるみる減っていく」などの症状がみられるようになります。
病気の予防法と対処法
ヒマラヤンのかかりやすい病気として不正咬合、尿路結石症、毛球症、腸コクシジウム症、大腸菌症などがあげられましたが、その予防法や対処法として、不正咬合では変な方向に伸びた歯をすり減らすことができるように十分な繊維質を含んだ牧草を主食にする、病院で歯をカットする、抗生物質を投与するというような予防法と治療法があります。
尿路結石症では小さい結石ならば超音波を与えて粉砕し自然に排出されるのを待つ方法と専用のフードを与えて溶かす方法があり、結石が大きくなると手術をして摘出しなければならなくなります。
毛球症では毛を飲み込まないように定期的にブラッシングをして抜け毛を取り除く、繊維質の多い牧草を主食にする、適度に運動をさせる、でんぷん質の食事を与えすぎないようにする、お腹をマッサージしてあげる、毛玉除去剤を投与する、手術をするなどの予防法と治療法があります。
腸コクシジウムではトイレを常に清潔に保つ、抗生物質を投与するなどの予防法と治療法があります。
大腸菌症では繊維質を多く含む牧草を与える、普段の食事内容から急に変えない、ストレスを与えない、抗生物質を投与するなどの予防法と治療法があります。
ヒマラヤンの老化のスピード
ヒマラヤンの老化のスピードは平均寿命が8歳~10歳いうことから人間の7倍のスピードで年をとります。
人間に換算すると1年で7歳年をとることになります。
生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、生活習慣などに気を付けることで寿命を延ばすこともできます。
ヒマラヤンの老化に伴う外見の変化
ヒマラヤンの老化に伴う外見の変化は歩行時に足がプルプル震えるようになる、活発だった動きが鈍くなるというような外見の変化が現れるようになります。
普段からの遊びなどを通じてコミュニケーションをとることで変化が多少であっても見逃すことなく気づくことができるようになります。
歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は?
ヒマラヤンは遊び好き、甘えん坊な性格ですが、年をとるにつれて元気がなくなったりします。
この症状が出てくるくらいの老いたうさぎになってきた時にはバニーセレクションメンテナンスというフードがオススメです。
バニーセレクションメンテナンスは高繊維、低脂肪、低カルシウム、低カロリーでフレミッシュジャイアントのかかりやすい病気である不正咬合、毛球症、尿路結石症などの病気になりにくくするための栄養素などがたくさん含まれているフードです。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
ヒマラヤンにストレスをかけないために飼い主としてできることは、遊ぶことが好きなので庭や室内で撫でてあげるなどで遊んであげることでストレスのない日常を過ごすことができます。
時間は毎日10分程度を目安に遊ぶようにしてあげると良いです。
甘えん坊な性格なので、甘えてじゃれてくる時はたくさん構ってあげると喜びます。
甘え方としては膝に乗ってきたりしますので、その時は嫌がらずに構ってあげる必要があります。
また、飼い主が抱っこしてあげている時にペットが寝るというような仕草をするようになると安心しきっているサインですので、ストレスがかかっていない状態と言えます。
お金などに余裕があるのであれば多頭飼いをすることもストレスをかけないために飼い主ができることです。
ヒマラヤンの寿命に関するまとめ
ヒマラヤンは遊び好き、甘えん坊な性格です。
平均寿命は8歳~10歳であり、生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、日々の生活習慣に気を付けることで長生きをすることができます。
遊ぶことが好きなので庭や室内で撫でてあげるなどして遊んであげると十分運動もでき喜びます。
その時は家具などうさぎが怪我しないように工夫してあげる必要もあります。
時間としては10分程度を目安に遊んであげると良いです。
甘えん坊な性格なので飼い主の膝に乗ったりしてにじゃれてくることがありますので、その時は十分可愛がってあげると喜びます。