トリアンタの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、トリアンタのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
トリアンタの平均寿命は?
トリアンタの平均寿命は6歳から7歳位だといわれています。
野生のうさぎの平均寿命が大体3歳位だといわれているので、飼いうさぎは野生のうさぎに比べると長生きします。
近年では栄養バランスの良いフード等が沢山売っているので、平均寿命を超えるうさぎは沢山います。
なかには10歳を越えるうさぎも居るようです。
トリアンタの寿命と長生きするコツ
トリアンタの平均寿命は6歳から7歳位だといわれています。
トリアンタはARBAというアメリカン・ラビット・ブリーダーズアソシエーションというアメリカのうさぎブリーダー協会に公認されてまだ日も浅く、日本では認知度も低いので情報があまり無い状態です。
ここではうさぎの長生きするために役立つ情報を書いていこうと思います。
まず食事面から気を付けていきましょう。
トリアンタはうさぎですので、まずは完全な草食動物だということを頭に入れておいてください。
トリアンタは体型があまり多くないので、フード(ペレット)の量を調節してあげてください。
トリアンタは野草(牧草)が多い食事の方が良いようです。
トリアンタの飼い方で注意することは、まず衛生面に気をつけてみましょう。
トリアンタが毎日過ごすケージの中は常に清潔にしておきましょう。
トリアンタは犬や猫と一緒で、基本的にトイレの場所を覚える動物です。
しかし、実際にはトイレ以外で用を足してしまう個体も多くいるので、ケージは毎日汚れます。
衛生面が悪いと病気もしやすくなるのでこまめに掃除をしましょう。
トリアンタはストレスにとても弱い生き物なので、環境の変化などがきっかけでストレスが溜まり、最悪死に至ることがあります。
少しでも健康で長生きしてもらうために、排泄物の状態やいつもと違う変化などを見逃さないようにしましょう。
近年ではフードの種類も栄養も豊富なので長生きをするうさぎが多いです。
栄養バランスや、トリアンタの特徴、性格、なりやすい病気などを知っておくと長寿に繋がっていくでしょう。
トリアンタのかかりやすい病気は?
トリアンタのかかりやすい病気についてご紹介致します。
まずは、「熱中症」です。
トリアンタにかかわらず、うさぎは暑さにとても弱い生き物です。
うさぎにとって最適な温度は、18度から24度くらいです。
最悪熱中症で命を落とす可能性も高いので、温度管理は気をつけてあげましょう。
次は、「皮膚病」です。
皮膚炎は色々な症状や原因があります。
皮膚に異常を感じたら病院に連れていきましょう。
次は、「毛球症」です。
うさぎは自分で毛づくろいをします。
その際に、飲み込んだ毛をうまく吐き出せずそのまま胃の中で溜まってしまう事で発症します。
次は、「下痢などの糞や尿の異常」です。
うさぎは丸くてコロリとした糞をします。
もともとうさぎは食糞をする生き物なので、食糞用の柔らかい糞もしますが、柔らかい糞がで続けているようであれば異常ですので、すぐに病気に連れていってあげましょう。
トリアンタのかかりやすい病気のサイン
トリアンタのかかりやすい病気のサインについてご紹介致します。
まずは、「熱中症」です。
熱中症は、ぐったりして元気がなくなったり、体温が高くなります。
よだれも大量に出て呼吸も荒くなるので、発見しやすいです。
次は、「皮膚病」です。
症状として、皮膚のかゆみや乾燥などがあるので痒みを伴います。
目の周りが炎症した場合は結膜炎を起こすこともあります。
同じ所を何度も掻いていたり、見た目も赤くなるので発見しやすいでしょう。
次は、「毛球症」です。
この病気は、毛づくろいで飲み込んだ毛がうまく排出されずに胃の中で飲み込んだ毛が大きくなってくると発症します。
毛が長い固体に多いようです。
サインとしては、便秘や食欲不振など、お腹を触られるのを嫌がる事が増えたら注意が必要です。
次は、「下痢」です。
うさぎはもともと食糞用の柔らかい糞を出しますが、常に緩い状態で、それが続くようであれば注意が必要です。
病気の予防法と対処法
トリアンタの病気の予防法と対処法をご紹介致します。
まずは、「熱中症」です。
トリアンタにかかわらずうさぎはどうしても熱中症になりやすいです。
熱中症は高温多湿の所に長時間居たり、陽射しの強い場所に長時間居たりすることで発症します。
初期であれば助けられますが、重症になると最悪死に至りますので、くれぐれも温度管理に気をつけてあげてください。
次は、「皮膚病」です。
原因が主に2種類あり、食べ物に対するアレルギー反応であれば、予防は難しくなります。
発症した場合はどの食べ物でアレルギーを起こしたか突き止めなければならないので、根気強く取り組むことが大事です。
アトピーによるアレルギー症状は、遺伝も関係してくるので、こちらも予防が難しいですが、ダニ、カビなどでも発症するので、うさぎの移住空間は常に清潔にしておきましょう。
次は、「毛球症」です。
この病気は、毛づくろいで飲み込んだ毛がうまく排出されずに胃の中で飲み込んだ毛が大きくなってくると発症してしまうので、毎日のブラッシングでなるべく毛を取ってあげましょう。
また、排出しやすいような食物繊維の多く入っているフード等で、排便時に一緒に排出されるようにしてあげるのも予防法の一つです。
次は、「下痢」です。
下痢は、ストレスや食あたり、毛が胃のなかで貯まりすぎている場合にも発症します。
整腸剤で治ることもありますが、胃に毛が溜まっているのが原因の場合、手術をしなければならないので、下痢が続くようであればすぐに病院に連れていきましょう。
トリアンタの老化のスピード
トリアンタに関わらず、うさぎが本格的な老化が始まるのは7歳頃と言われています。
5歳を過ぎた辺りからだんだんと体力面も落ちてきて、病気にもかかりやすくなるので注意が必要です。
日々の健康管理や食事、衛生面などに注意し、病院で定期的な健康診断を受けることをおすすめします。
トリアンタの老化に伴う外見の変化
トリアンタは年齢を重ねると、毛づくろいをしなくなってくるので、毛の艶がなくなり、パサついてきます。
また、歳を取ると、だんだんと食べる量も減り、1日の中で寝ている時間が多くなります。
その為に、体重も減り、痩せてくるでしょう。
また、段差が苦手になるので、トイレに段差がある場合、上れなくて漏らしてしまう個体も居るようです。
その為に足などがとても汚れやすくなります。
また、うさぎが年齢を重ねると後ろ足の膝にタコが出来る個体が多いようです。
歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は?
トリアンタが老うさぎになったときのおすすめの食べ物をご紹介致します。
トリアンタは比較的小さいうさぎ種なので、普段のフードの量もそこまで多くはないです。
歳を取ると、新陳代謝も悪くなり、若いときと同じような量がだんだんと食べられなくなってきます。
しかし、若いときと同じようなフードを与えていたら、あっという間に肥満になってしまうので、低カロリーなペレットや、ペレットの量を減らしてあげるのか良いでしょう。
今現在シニア用のうさぎのペレットが販売されていますので、シニア用のペレットに切り替えてあげるのも良いでしょう。
また、歳を取ると、カルシウムも必要になるので干し草を与える場合、イネ科のものを選んであげるようにしましょう。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
トリアンタはとてもストレスに弱い生き物といわれています。
環境の変化がきっかけでストレスが溜まり、最悪死に至ることもあるので、ペットショップからお迎えして何日かはあまり構わずそっとしておいてあげるのが良いでしょう。
うさぎはとても夏の暑さが苦手な生き物です。
日本の高温多湿な環境では、ストレスが溜まり、もともと熱中症になりやすい生き物なので、注意が必要でしょう。
エアコンの効いた部屋においてあげましょう。
また、うさぎは歯が一生伸び続ける生き物なので、普段は食事での咀嚼によって一定の長さを保っていられますが、食欲不振になったときなどに、噛み合わせが悪くなり歯が伸び続けてしまう過長歯になってしまう恐れがあるので、定期的に歯の長さを確認しておきましょう。
トリアンタの寿命に関するまとめ
人目を引く燃えるような赤いカラーのトリアンタ。
真ん丸とした体型もとても可愛らしく海外では人気のうさぎ種ですが、日本ではまだ認知度が低いですね。
体重も1.8キロから2.7キロ位なのでそこまで大きくなく飼育しやすいうさぎ種です。
最近の品種のうさぎなのでペットショップではまだ見かけませんね。
少しでも長く元気で過ごしていく為には毎日の健康管理は重要です。
遊びなどを通して少しでもいつとも違う変化を見逃さないようにしましょう。