シマリスの寿命はどれくらいなのでしょうか？
もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、シマリスのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
シマリスの平均寿命は？
シマリスの平均寿命は、7歳から9歳前後位といわれています。
野生のリスが5年程度なので、飼育下のリスは野生リスよりも長生きするでしょう。
近年では栄養バランスの良いフード等が沢山売っているので、平均寿命を超えるシマリスは沢山います。
シマリスの寿命と長生きするコツ
シマリスの平均寿命は、7歳から9歳前後位といわれています。
シマリスは体長が12センチから15センチとリスの中では比較的小柄な種類ではありますが、とても活発なリスです。
運動量も多いので、ケージを広くもうける必要があります。
上下運動が好きなので、ケージ内に原木を配置しておもいっきり運動できるように工夫しましょう。
また、ケージ内に巣箱を用意してあげることで、安心してその中で休むことが出来るため設置しましょう。
シマリスは、暑さ、寒さに弱く、寒すぎると冬眠してしまいます。
野生のリスでは大丈夫でも、飼育しているリスの冬眠は命に関わることもあるので、冬の寒い時期などは冬眠させないようにペットヒーターを活用しましょう。
シマリスは平均7歳から9歳前後まで生きると言われていますが、近年ではフードの種類も栄養も豊富なので長生きをするリスが多いです。
栄養バランスや、シマリスの特徴、性格、なりやすい病気などを知っておくと長寿に繋がっていくでしょう。
シマリスのかかりやすい病気は？
シマリスのかかりやすい病気についてご紹介致します。
まずは、「不正咬合」です。
シマリスの歯は一生延び続けます。
柔らかいものばかりの食事だと歯が削られないために伸び続け、結果噛み合わせが悪くなり不正咬合になります。
次は、「下痢」です。
この病気は、何らかの感染症や、腸内細菌が原因で発症します。
体力のない子リスや老リスに発症することが多いです。
下痢はリスのようなげっ歯類にとっては重症な場合死に至ることがある怖い病気です。
次は、「日射病」です。
夏の暑い季節に特に発病しやすい病気です。
体温調節や呼吸が出来なくなってしまう事もあります。
次は、「自咬症」です。
この病気は、強いストレスを感じることで発病します。
次は、「皮膚病」です。
皮膚病は色々な症状や原因があります。皮膚に異常を感じたら病院に連れていきましょう。
シマリスのかかりやすい病気のサイン
シマリスのかかりやすい病気のサインついてご紹介致します。まずは、「不正咬合」です。
この病気のサインとしては、食欲不振、よだれの増加、などがあります。
次は、「下痢」です。
この病気のサインとしては、人間と同じで便が緩くなります。
リスのようなげっ歯類にとっては命に関わる恐ろしい病気なので注意が必要です。
次は、「日射病」です。
この病気のサインとしては、体温が上昇し急に動かなくなります。
重症な場合は死に至ることがあるので、早期発見、早期治療が大変重要です。
次は、「自咬症」です。
この病気のサインとしては、自分のしっぽ、体、足を噛む、です。
噛むことで毛が抜けて、皮膚炎にもかかりやすくなります。
次は、「皮膚病」です。
症状として、皮膚のかゆみや乾燥などがあるので痒みを伴います。
目の周りが炎症した場合は結膜炎を起こすこともあります。
同じ所を何度も掻いていたり、見た目も赤くなるので発見しやすいでしょう。
病気の予防法と対処法
シマリスの病気の予防法と対処法をご紹介致します。
次は、「不正咬合」です。
シマリスは、歯が延び続けるので柔らかいものばかりの食事だと歯が伸びすぎてどうしても噛み合わせが悪くなってしまいます。
予防法は硬いペレットを与えたり、定期的に歯が伸びすぎていないかチェックをすることです。
次は、「下痢」です。
まずは食べ物を見直してみましょう。
改善されない場合は何らかの感染症にかかっている恐れがあるので、すぐに病院に連れていきましょう。
次は、「日射病」です。
この病気の予防法としては、ケージの場所を日に当たりすぎない所へ移動したり、ケージ内に日陰が出来る場所を作ってあげることで予防出来ます。
夏場は特に注意してあげましょう。
次は、「自咬症」です。
この病気はストレスが原因となることが多いので、何でストレスが貯まったのか見極め、それを改善してあげる必要があります。
次は、「皮膚病」です。
原因が主に2種類あり、食べ物に対するアレルギー反応であれば、予防は難しくなります。
発症した場合はどの食べ物でアレルギーを起こしたか突き止めなければならないので、根気強く取り組むことが大事です。
アトピーによるアレルギー症状は、遺伝も関係してくるので、こちらも予防が難しいですが、ダニ、カビなどでも発症するので、シマリスの移住空間は常に清潔にしておきましょう。
シマリスの老化のスピード
シマリスがシニア期に入るのが、だいたい5歳位からとリスの中では平均的です。
ですが、人間や犬や猫に比べると断然平均寿命が短く、リスの中では老化のスピードは普通でも、動物全体で見るととても早く感じます。
しかし、寿命は環境によっても変化するので、平均寿命より長生きするシマリスはたくさんいます。
シマリスの老化に伴う外見の変化
シマリスがシニア期に入るのがだいたい5歳くらいからといわれています。
シマリスの場合は性格に個体差があるので一概には言えませんが、今までヤンチャで活発に動いていたシマリスもだんだんと活発ではなくなってきます。
免疫力も弱くなってくるので、心臓などの循環器系や内蔵疾患も発症しやすくなりますので、病院で定期的な健康診断を受けましょう。
また、小動物を診察してくれる動物病院も限られてくるので、あらかじめかかりつけの病院を探しておくことをおすすめします。
リスはもともと寒いのが苦手なので冬だけでなく春先や秋等もペットヒーターを使うようにしてあげましょう。
歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は？
シマリスがシニア期に入ると、だんだんと硬いものが食べられなくなってきます。
普段食べているフードを食べなくなってきた等があれば、高齢用のリスのエサに変えたり、今までのエサをふやかしてあげたりすることが必要です。
また、シマリスの場合は個体差がありますが、若い頃ヤンチャでよく動いていた子でもシニア期になれば運動量も減ってくるので、肥満が気になったら低カロリーなフード、または野菜中心の食事に変えてあげましょう。
サツマイモやカボチャを柔らかくしてあげるのも良いですね。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
シマリスは性格に個体差があります。
ヤンチャな子、臆病な子、人に良く懐く子と様々です。
その性格によって対応も違ってきますので、ブリーダーさんかショップの定員さんに聞いて飼うときは自分に合った子を飼いましょう。
ヤンチャの性格のシマリスの場合は、好奇心が旺盛なので、運動量が多いです。
どんな性格のシマリスでも、運動不足になるとストレスがたまるので、ケージの中で沢山運動できるように工夫する必要があります。
まずは、リスはもともと木の上で生活している動物なので、高さがあり、飛び回れる木を配置する必要があります。
木登り運動が出来ないと、ストレスがたまってしまうので、必ず準備してあげましょう。
ケージから出して遊ぶ場合はキャットタワーなども良いですね。
その際は感電などのトラブルの原因にならないようにかじってはいけないものは必ず撤去するか、目を離さないでおきましょう。
また、シマリスは寒さに弱いので、冬の寒い季節は温度管理が必要です。
シマリスの寿命に関するまとめ
リスの中でもペットとしてメジャーなシマリス。
性格は個体差があり様々ですが、自分に合った子を見つけられたら最高なペットとなるでしょう。
シマリスは運動量が多いので高さのあるケージをを用意してあげましょう。
ほっぺたをプクッと膨らませながらチョコチョコと動き回る姿は見ていてとても癒されますよ。
少しでも長く元気で過ごしていく為には毎日の健康管理は重要です。
餌やりや、遊びなどを通して少しでもいつとも違う変化を見逃さないようにしましょう。
