思い出づくりのために愛猫の日常の可愛らしい姿を写真に収めたいと思っている方は少なくないでしょう。
実は、一眼レフなど本格的なカメラを使用しなくても、いくつかの撮り方のコツや注意点を知っておくことでお手持ちのスマホでも気軽に可愛い写真を撮ることができます。
愛猫の写真を撮る飼い主
愛猫の成長や日常の何気ない姿を写真に収め、インスタグラムなどのSNSにアップする人はたくさんいます。
それらの可愛らしい猫の写真を見ることで、飼い主だけでなくアップされた写真を見た人も癒やさることができます。
しかし中には「撮り方が分からない・・・」「可愛らしさを最大限に引き出せない」など愛猫の撮影に関して不満を持っている方も少なくないと思います。
愛猫の写真を取るための準備
愛猫の可愛さを最大限に引き出し、日常の何気ない姿を写真に収めるためには準備が必要です。
そこでまず、実際に撮影する前にやっておきたい3つの準備について見ていきましょう。
撮影場所(生活スペース)を整える
例え猫がどんなに良い表情をしていてもバックに散らかった部屋の様子が写り込んでいたら全て台無しですよね。
そこでまず、撮影場所、つまり猫の普段の生活スペースを整えましょう。
洗濯物は置きっぱなしになっていないか、猫の寝床はきれいになっているかなど単純な掃除や整理整頓を行いましょう。
生活スペースを整えると言っても特別に新しい家具を購入したり模様替えする必要はありません。
というのも、猫は見たことの無いものが近くにあったり新しい環境の中にいるとリラックスすることが難しくなり普段の可愛らしい姿を写真に収めることが困難になります。
猫のブラッシングなど身体のケア
撮影場所がしっかり整ったら次は被写体である猫を可愛く見せるためにしっかりブラッシングなど身体のケアをしてあげましょう。
毛がボサボサになっていないか、身体にドロなどの汚れがついていないか、口の周りにエサの食べかすが付いていなのかを事前にチェックすることも可愛い写真を撮るために重要なことです。
愛猫の行動パターンを把握しておく
猫の可愛らしさを最大限に引き出し写真に収めるためには日常の何気ない姿を撮影することがベストです。
というのも、撮影のために特別な場所をセッティングするなどかしこまった場所で撮ろうとすると人間と同じように緊張してしまうからです。
日常の姿を収めるためには愛猫の行動パターンを事前に把握しておく必要があります。
猫がリラックスするのはいつなのか、逆に独りになりたい時間なども一緒に生活する中でしっかり理解しておきましょう。
愛猫をスマホで撮影する際の撮り方のコツ
以上の3つの準備ができたら早速撮影に移っていきましょう。
実際にスマホで撮影する際にはこれから紹介する3つのコツとポイントを実践することによってより自然体で可愛い写真を撮ることができます。
コツ1:カメラ(スマホ)に慣れさせる
人間と同じように猫もいきなりカメラのレンズを向けられてはリラックスできず良い表情ができません。
そこでまず、猫にスマホを触らせたり遊ばせることによってカメラ(スマホ)に慣れさせてあげましょう。
ある程度猫にスマホで遊ばせれば、おもちゃと勘違いしてカメラを向けられても警戒心を抱きにくくなります。
同じタイプのスマホを2つ準備して片方で撮影しもう一方をシャッターを切る瞬間に取り除く、という手段も一つの撮り方のコツになります。
コツ2:シャッターチャンスは猫の都合に合わせる
より自然体で可愛い写真を撮るためにはシャッターチャンスを猫の都合に合わせるということも重要なコツになります。
猫がカメラの方向を向かない、カメラから逃げてしまうといった行動をするからといって無理やり身体の位置を変えたり執拗に追い回しては猫がストレスを感じカメラが嫌いになってしまうだけです。
そのため、飼い主は根気よく愛猫のシャッターチャンスを伺いましょう。
コツ3:撮影時には常に声掛けなどをしてリラックスさせる
猫によってはカメラを向けられると警戒心や恐怖感を感じてしまう性格の猫も少なからずいます。
それらを取り除き、レンズが向けられてもより自然体でいるためにも撮影時に猫の名前を呼ぶ、声を掛けたりすることによって猫の気を引き表情豊かな状態にすることができます。
また、お気に入りのおもちゃを見せる、好きなお菓子を与えるといった方法も猫の気を引く手段として効果的です。
猫をスマホで撮影する際の注意点
以上で紹介した撮影前の準備やコツを実践すれば猫の可愛い写真をスマホで撮ることができます。
しかし、中には撮影を怖がってしまったりストレスを感じてしまう猫もいるため、撮影の際の注意点もしっかり理解しておきましょう。
フラッシュやシャッター音に注意
スマホのフラッシュやシャッター音というのは場合によって猫に相当大きなストレスや恐怖感を与えてしてしまうことがあります。
そのため、なるべくフラッシュは焚かずに部屋の明かりを調節する、日当たりの良い時間や場所で撮影するといった工夫をしましょう。
シャッター音に関してもなるべく小さな音にするか無音カメラアプリを使用して撮影することをオススメします。
猫を執拗に追い回さない
猫は非常に自由気ままに動き回る動物です。
そのため飼い主が写真を撮りたいからと言ってしつこく追い回したり無理やり撮影場所に連れてくるのはNGです。
先程も述べましたが、撮影はあくまでも猫の都合を尊重し飼い主は忍耐強くそのシャッターチャンスを伺いましょう。
愛猫の可愛い写真の撮り方のコツまとめ
今回は愛猫の可愛い写真を撮るための準備や撮り方のコツについて紹介しました。
愛猫を撮影する前にまず生活スペースを整え、ブラッシングなどをすることによって撮影するためのコンディションを作りましょう。
実際に撮影する際には声掛けやおもちゃを見せるなどをして猫の気を引きつつフラッシュやシャッター音には気をつけてシャッターを押しましょう。
あくまでも猫の都合やペースを尊重しながらシャッターチャンスを伺い以上で紹介したことを是非実践して愛猫の可愛い写真を撮ってみましょう。