ブルドッグの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、ブルドッグのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
ブルドッグの平均寿命は?
ブルドッグの平均寿命は、8歳から10歳といわれています。
ブルドッグは中型犬です。
中型犬の平均寿命が11歳から15歳といわれているので、ブルドックは平均に比べると少し短命な犬種といわれています。
ブルドッグの寿命と長生きするコツ
ブルドッグの平均寿命は、8歳から10歳といわれています。
ブルドックは見た目でも分かるように顔にしわがあります。
ブルドックだけでなく、顔にしわのある犬種はしわのお手入れが必要になってきます。
お手入れをせず、そのままにしておくと、しわの間に雑菌や汚れなどが溜まり臭いや、皮膚病の原因になるので、定期的にしわのお手入れをしましょう。
ブルドッグは垂れ耳の犬種です。
ブルドッグに限らず耳の垂れている犬種は、湿気がたまりやすく雑菌など繁殖しやすいのでケアを怠ると外耳炎になりやすくなります。
定期的にケアをしましょう。
ブルドッグはあまり運動が好きではない犬種で、散歩を嫌がる子も居ますが、健康や社会性を養わせるためにも毎日の散歩は欠かさず行きましょう。
室内でも遊びを取り入れた運動をすると、運動不足解消にもなります。
ブルドッグは肥満になりやすい犬種です。
食欲旺盛な上運動が苦手な子も多いので、食事、栄養バランスには気を付けてあげましょう。
ブルドッグは、暑さに弱い犬種です。
特に夏場は熱中症を引き起こすので、散歩に行く際は涼しい時間帯を選んで連れていってあげましょう。
ブルドッグの抜け毛は少ないと言われていますが、換毛期には毛が生え変わるので、抜け毛は多くなります。
短毛種なので被毛のお手入れは簡単ですが、週に2回はブラッシングをしてあげましょう。
ブルドッグのかかりやすい病気は?
ブルドッグのかかりやすい病気は、まず「股関節形成不全」です。
この病気は、太ももの骨と股関節に異常をきたす事で発病します。
次に、「皮膚炎」です。
皮膚炎は色々な症状や原因があります。
皮膚に異常を感じたら病院に連れていきましょう。
次は、「乾性角結膜炎」です。
いわゆるドライアイの事です。
この病気は、涙腺に異常が起こり、涙を作り出す機能が減ったことで起こる病気です。
次は、「鼻腔狭窄症」です。
この病気は、ブルドックのように鼻がつぶれている犬種に多いです。
次は、「熱中症」です。
ブルドックに限らず短頭種の犬種は体内の熱を逃がすのが苦手です。
ブルドッグのかかりやすい病気のサイン
ブルドッグのかかりやすい病気のサインをご紹介致します。
まずは、「股関節形成不全」です。
この病気のサインとして、階段などの段差を嫌がったり、横座りが多くなったり等があります。
次は、「皮膚炎」です。
症状として、皮膚のかゆみや乾燥などがあるので痒みを伴います。
目の周りが炎症した場合は結膜炎を起こすこともあります。
同じ所を何度も掻いていたり、見た目も赤くなるので発見しやすいでしょう。
次は、「乾性角結膜炎」です。
症状としては、普段より目やにが多くなったり、結膜ににごりや充血が出てきます。
次は、「鼻腔狭窄症」です。
この病気は、ブルドックのような、頭の長さよりも、鼻の長さが短い犬種に多く見られます。
症状として、気道が狭くなるために、呼吸がしにくくなる為、息を吸う時にブーブー鳴くような音がしたり、重症であれば呼吸困難に陥ります。
次は、「熱中症」です。
熱中症は、ぐったりして元気がなくなったり、体温が高くなります。
よだれも大量に出て呼吸も荒くなるので、発見しやすいです。
病気の予防法と対処法
ブルドッグの病気の予防法と対処法をご紹介致します。
まずは、「股関節形成不全」です。
股関節形成不全は骨の変形が原因で起こる病気で、症状としては、段差があるところを嫌がったり、横座りが多かったり、歩くときにスキップをしているような歩き方をする、等があります。
酷くなると手術が必要になることもあるので早期発見が重要です。
予防法としては、滑りやすい材質、フローリングなどの床を避ける事や、滑らない材質のものを敷く等の配慮が必要になります。
肥満が原因になることもあるので、健康管理にも注意しましょう。
次は、「皮膚炎」です。
原因が主に2種類あり、食べ物に対するアレルギー反応であれば、予防は難しくなります。
発症した場合はどの食べ物でアレルギーを起こしたか突き止めなければならないので、根気強く取り組むことが大事です。
アトピーによるアレルギー症状は、遺伝も関係してくるので、こちらも予防が難しいですが、ダニ、カビなどでも発症するので、愛犬の移住空間は常に清潔にしておきましょう。
次は、「乾性角結膜炎」いわゆるドライアイの事です。
この病気の予防法はハッキリとしたものはありません。
いつもより目やにが多くなったり、結膜が充血するので、早期発見・早期治療で重症にならないようにしましょう。
重症化すると、最悪視力に障害が残る可能性があります。
次は、「鼻腔狭窄症」です。
これと言った予防法はありませんが、重症になると呼吸困難に陥るので、息を吸うときにブーブー鳴くような音がしたり、呼吸が苦しそうであればすぐに病院に連れていきましょう。
次は、「熱中症」です。
短頭種(頭の長さに比べて鼻の長さが短い犬種)ですので、どうしても熱中症になりやすいです。
熱中症は高温多湿の所に長時間居たり、陽射しの強い場所に長時間居たりすることで発症します。
初期であれば助けられますが、重症になると最悪死に至りますので、くれぐれも温度管理に気をつけてあげてください。
ブルドッグの老化のスピード
ブルドックは中型犬ですので、大型犬よりは老化のスピードは遅い傾向にあります。
ブルドッグの老化に伴う外見の変化
ブルドックは年齢を重ねると白髪が増えたり、段差などの上り下りが難しくなったり、体臭がきつくなったりします。
どの犬にも言えることですが、シニア期に入れば病気も発症しやすくなるので、普段の動きを観察したり、コミュニケーションを今まで以上にとってあげると早期発見にも繋がります。
ブルドッグに似た犬種
老犬におすすめの食べ物は?
ブルドックはもともと運動が苦手な犬種で、肥満になりやすい傾向があります。
年齢を重ねると更に運動量も減ってくるので、それに合わせたフードが必要になってきます。
高タンパク、低脂肪、低カロリーを心がけましょう。
ブルドッグに適した散歩の量は?
ブルドックは中型犬ではありますが、あまり運動が得意ではありません。
しかし、太り安い犬種でもあります。
素早い動きも苦手なので、ゆっくりとしたペースで、1日30分くらい連れていってあげましょう。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
ブルドッグは顎の力が強い傾向があります。
噛み癖のある子は、子犬の頃からしっかりとしたしつけで、噛み癖を直す訓練をしましょう。
散歩は自分からあまり行きたがりませんが、健康の為にも毎日散歩に連れ出してあげると良いでしょう。
ですが、機敏な動きは苦手なので、歩くスピードもある程度愛犬に合わせて歩くのがベストでしょう。
ブルドッグは、肥満になりやすい犬種なので、バランスの取れた食事を与え、規則正しい生活を心がけてあげましょう。
ブルドッグの寿命に関するまとめ
飼い主に忠実で、強い忠誠心と愛情深いブルドック。
頑固な面も持っていますが、警戒心は少なく明るい一面も持っています。
愛嬌のある顔と横にユラユラと揺れながら歩く姿はとても可愛らしいです。
日本ではなかなかペットショップで見かけませんね。
少しでも長く元気で過ごしていく為には毎日の健康管理は重要です。
ブラッシングや散歩、遊びなどを通して少しでもいつとも違う変化を見逃さないようにしましょう。