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紀州犬の寿命はどのくらい?なりやすい病気の症状と予防法

犬種によって寿命はさまざまです。今回は【紀州犬】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、愛犬とできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

紀州犬の寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、紀州犬のかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

紀州犬の画像

紀州犬の平均寿命は?

紀州犬の平均寿命は14年前後です。

健康で病気にはかかりにくい犬種ですが、日本犬に多い皮膚疾患で、アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎、目の疾患や甲状腺機能低下症などの病気や疾患には注意が必要です。

紀州犬の寿命と長生きするコツ

紀州犬は、中型犬としては平均的な寿命で、とても健康で病気にかかりにくい犬種です。

現在でも実猟に使われていて、非常に体力があり運動量も必要です。

そのため散歩は1回1時間以上1日2回は行う必要があります。

運動不足になるとストレスを溜め、気性の荒い個体になることがあります。

飼い主にしては面倒かもしれませんが、散歩はきちんと行って、ストレスを溜めないように気を付けることで、少しでも長く一緒に過ごせるでしょう。

また、日本犬によく見られる、アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎などの皮膚疾患にかかることもあり、これらを引き起こすことで寿命を縮める場合もあります。

そのため、ブラッシングはきちんと丁寧に行い、皮膚の状態を確認してください。

日々のスキンシップとコミュニケーションの中で、いつもと違う行動がないか気を付けることで、病気の早期発見につながり、また、少しでも寿命を延ばすことに繋がります。

家族の一員として、少しでも長く一緒にいたいですね。

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紀州犬のかかりやすい病気は?

紀州犬は頑健で、好発疾患の少ない犬種ですが、先天的な心臓奇形の心室内隔欠損を起こすことがあります。

また、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎といった皮膚疾患を起こしやすく、皮膚疾患の原因の一つで、甲状腺機能低下症は中年以降に甲状腺ホルモンの低下で起こります。

前進の代謝がうまく機能せず脱毛による薄毛になったり、肥満になって活気がなくなったりします。

こういった疾患に気が付いたときは、早めに受診するようにしましょう。

紀州犬のかかりやすい病気のサイン

紀州犬は、とても元気で体力があり病気にかかりにくいのですが、先天性の心臓疾患を引き起こすこともあり、毎日の行動に変化がないか気を付けた方がいいでしょう。

例えば、運動をしていないのに呼吸を荒げていたり、あまり動かずじっとしていたりなど、また、皮膚疾患では、きちんとこまめなブラッシングを行い皮膚に異常がないか確認しましょう。

日々のコミュニケーションの中で行動の変化に気を付け、気になることがある場合は、早めの受診をおすすめします。

病気の予防法と対処法

紀州犬は丈夫でとても元気なため、病気にはかかりにくい犬種ですが、先天的な心臓奇形の心室中隔欠損という病気を引き起こすことがあります。

先天性なものなので、日々の行動の中でいつもと違う行動をとっていないか気を付けてください。

例えば、運動をしていないのに息遣いが荒いとか、あまり動きたがらない、じっとして寝ていることが多いなどです。

また、日本犬がよくかかる皮膚疾患で、アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎などがあります。

紀州犬は、ダブルコートで下毛が多く、換毛期はかなり大変なため、普段は週に1~2回、換毛期は週に3回以上のブラッシングをして、抜け毛を取り除いてください。

こまめなブラッシングを行うことで、皮膚を清潔に保ち皮膚疾患を予防することができます。

また、皮膚疾患の原因の一つに甲状腺機能低下症がありますが、これは中年期以降に甲状腺ホルモンの低下により起こります。

他に代謝が悪くなり脱毛で薄毛になったり、肥満を引き起こしてしまうこともあります。

年齢とともに現れるため、運動量や食事の管理をきちんと行うことで緩和できるでしょう。

目の疾患では、緑内障や白内障になりやすく、定期検診を受けることをおすすめします。

紀州犬の老化のスピード

中型犬としては平均的な寿命で、とても健康で非常に体力のある犬種のため、年齢を重ねても元気ですが、それでも体力は落ちてきます。

毎日の散歩などで、運動量に変化がないか観察し、体力が落ちているかもと思ったら、無理をせず、その犬にあった運動量で散歩を行ってください。

気性の荒い個体も多いようですが、年齢とともに落ち着いた感じになります。

紀州犬の老化に伴う外見の変化

紀州犬は毛色の白い個体が多く、見た目にはあまり変化を感じません。

ですが、年齢とともに、はしゃぐような仕草は少なくなるでしょう。

年齢を重ねても、そのたくましく凛とした姿は衰えを知らず、若犬のときとあまり変わらない容姿を見せてくれます。

老化に伴う外見の変化

紀州犬に似た犬種

日本犬

老犬におすすめの食べ物は?

紀州犬はとても元気で、今も実猟で活躍していて、病気にもかかりにくい犬種ですが、年を取ると体力は落ちてきます。

運動量も減るので、運動不足と腸の働きが低下し、便秘になることもあります。

そのため、食事には食物繊維の多いものを取り入れ、また、高齢になると食事の量も少なくなってきます。

そんな時は、少なめの食事を回数を増やして与えたり、硬いドッグフードはお湯などでふやかして与えたりしてください。

また、高カロリーな食事を少し与えるなど、食事の量や与え方、ドッグフードの内容も年齢と体調に合わせて変えてあげるといいでしょう。

また、体重を支える足腰の健康のためにも、コラーゲン・グルコサミン・コンドロイチンなどのサプリメントもおすすめです。

食事の管理をしっかり行い、少しでも長く元気でいてほしいものです。

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紀州犬に適した散歩の量は?

現在でも猟犬として活躍していて、非常に体力のある犬種です。

運動不足だと、ストレスにより攻撃性を増したり、扱いにくい性格になったりすることがあるため、散歩は1回1時間以上で1日2回はきちんと行ってください。

子犬の頃はボール遊びや引っ張りっこなどに興味をしめすため、散歩のときに取り入れるとよいでしょう。

成犬になるとそういった遊びに興味を示さなくなる個体もいるようです。

飼い主にとっては面倒かもしれませんが、しっかりきちんと散歩や運動を行ってください。

ストレスをかけないために飼い主が出来ること

紀州犬はとても元気で、大変体力があり病気にかかりにくい犬種です。

ですが運動不足によるストレスなどで、気性が荒い個体になる場合があり、そのようなストレスを溜めないためにも、散歩は1回1時間以上1日2回はきちんと行ってください。

また、被毛はダブルコートで下毛が多いため、ブラッシングはきちんとこまめに行い、換毛期は特にブラッシング回数を増やして、丁寧に抜け毛を散り除き、清潔な被毛と皮膚を保つようにしてください。

ブラッシングを怠ると皮膚疾患を引き起こす原因となり、ストレスを溜めてしまいます。

他に皮膚疾患の原因の一つで甲状腺機能低下症による脱毛や肥満でもストレスを溜めてしまいます。

日々のスキンシップやコミュニケーションの中で、運動量や食事の管理、被毛のお手入れをきちんと行うことで、ストレスを溜めることはないでしょう。

紀州犬の寿命に関するまとめ

とても元気で、今でも実猟に使われていて大変体力があり、病気にかかりにくい紀州犬ですが、先天性の心臓奇形による疾患を引き起こす場合がります。

特にアトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎といった皮膚疾患にかかる子が多いようで、こまめにきちんと被毛のブラッシングやお手入れをしてください。

換毛期は特に大変ですが、丁寧に抜け毛を取り除いてあげましょう。

また、運動量は多い方なので、運動不足でストレスを溜めないように、毎日の散歩は欠かせませんね。

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