ジャーマンレックスを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
ジャーマンレックスというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はジャーマンレックスという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、ジャーマンレックスの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
ジャーマンレックスの基本情報
- 原産国、地域 ドイツ
- 一般的な体重 3~5kg
- 一般的な体高 現在調査中
- 平均寿命 12年前後
- 平均値段 希少で入手困難なため、価格は不明です。
約100万円以上するといわれています。
ジャーマンレックスの名前の由来
原産国が、ジャーマン(ドイツ)であることから、その名前が付けられました。
ジャーマンレックスの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
ジャーマンレックスにはどのような歴史はがあるのでしょうか?縮れ毛をもつ猫としては、世界最古の品種であるといわれています。
1951年にローズ・ショイアー博士という人物が、東ベルリンのフーフェラント病院の庭園で1匹の黒猫を発見しました。
その猫はカールした巻き毛であり、ジャーマンレックスの始まりの猫となります。
博士はその猫を自宅へ連れて帰り、ラムキンと名前を付け、飼育することにしました。
その後ラムキンは、直毛の雄などと交配をし、その子孫が現在のジャーマンレックスの基となっています。
ラムキンは、1964年に亡くなるまでにたくさんの子孫を残しました。
コーニッシュレックスという巻き毛の猫種に遺伝子的に近似していることから、ほとんどの団体では独立した猫種として認めていません。
しかし、コーニッシュレックスはイギリスが原産国です。
仮説として、コーニッシュレックスが海を渡りドイツに入り、ドイツでジャーマンレックスという名前を付けられたのではないか、という説もあります。
現在では、原産国のドイツでも珍しい希少な猫となっています。
ジャーマンレックスの性格や特徴
ジャーマンレックスには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでジャーマンレックスの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
ジャーマンレックスの特徴や性格にはどんなものがある?
短毛で、カールした巻き毛が特徴的な猫種で、とても希少です。
縮れ毛ですが触り心地はとても滑らかで、まるでシルクのようです。
ひげもカールしていますが、中には真っ直ぐなひげのジャーマンレックスも存在します。
耳は左右に大きく広がっているのが特徴的です。
体つきはスラッとしていてスレンダーで、やや小さめです。
寿命も一般的な猫よりやや短い傾向にあります。
賢く、遊びが大好きで活発です。
友好的ですので、多頭飼いに向いていますし、猫以外の他のペットとも仲良くすることができます。
飼い主には忠実で、我慢強い性格です。
従順でしつけもしやすく、初心者の方にも向いています。
賢さを利用し、ジャーマンレックスに芸を覚えさせる飼い主もいるようです。
ジャーマンレックスのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
ジャーマンレックスの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:メスよりも体重が重い傾向があります。
メス:オスよりも体重が軽い傾向があります。
ジャーマンレックスをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
ジャーマンレックスの価格相場は、希少で入手困難なため、価格は不明です。
約100万円以上するといわれています。
です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
ジャーマンレックスの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
ジャーマンレックスの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
ジャーマンレックスの毛色にはどんなものがある?
ジャーマンレックスの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
ブラック、クリーム、ブルーなど毛色は様々です。
ジャーマンレックスのミックス猫
最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。
また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。
ジャーマンレックスのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。
現在調査中
ジャーマンレックスに似た猫種
うちの子の種類は本当にジャーマンレックス?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
ジャーマンレックスの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
ジャーマンレックスに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
活発で運動が大好きですので、キャットタワーなどの上下運動ができるものがあると良いでしょう。
それだけではなく、おもちゃなどを使いながら一緒に遊んであげるとストレス発散に良いです。
運動不足になると、肥満になりやすいので注意が必要です。
肥満は糖尿病を患いやすく、心臓にも負担がかかりますので気を付けていきましょう。
肥満の場合は食事管理が重要となってきます。
定期的に、耳や目に感染症がないか確認をしましょう。
よく懐き、一人ぼっちは苦手です。
長時間の留守番はストレスになり、しかもジャーマンレックスは心理的なストレスを発散できずに溜め込む傾向がありますので、なるべく一緒にいてあげられる環境が望ましいでしょう。
ジャーマンレックスは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
ジャーマンレックスにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
ジャーマンレックスの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
良質な動物性たんぱく質のフードを選び、エネルギーを効率よく摂取しましょう。
猫は人間とは違い、たんぱく質から筋肉・被毛・皮膚などを構成する栄養素を取り入れています。
また穀物類は消化することが出来ないため、消化器や内臓の病気や皮膚疾患の原因となるため控えましょう。
人口添加物や防腐剤のなかには発がん性物質が含まれているものもありますので、できるだけ無添加なフードを選んであげると良いでしょう。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
ジャーマンレックスの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
ジャーマンレックスの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約5000円~8000円程です。
ジャーマンレックスのお風呂のペース
ジャーマンレックスのお風呂のペースは、お風呂は必要ありませんが、週1回ほどブラッシングをしてあげましょう。
ジャーマンレックスにおすすめのグッズ
ジャーマンレックスを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
活発で運動量がたくさん必要ですので、キャットタワーやキャットウォークを用意してあげましょう。
飼い主と一緒に遊びのも大好きですので、おもちゃも用意してあげると喜びます。
短毛ですが定期的にブラッシングは必要ですので、ブラシも用意してあげましょう。
お出かけの時や、病院へ行く時などに使用するキャリーバッグもあると便利です。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
ジャーマンレックスの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
ジャーマンレックスの平均寿命は12年前後です。
ジャーマンレックスのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
ジャーマンレックスがかかりやすい病気
ジャーマンレックスがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
遺伝的な疾患がない猫種ですので、比較的健康です。
肥満による糖尿病や、猫に多い慢性腎不全や尿路結石に気を付けましょう。
ジャーマンレックスのよく使う薬・サプリ
胃腸のケアに、プロポリス・植物発酵エキス・有胞子性乳酸菌、関節のケアに、プロポリス・グルコサミン・コンドロイチン・ヒアルロン酸、免疫力のケアに、プロポリス・アガリクスになどが使用されます。
ジャーマンレックスの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
ワクチン接種・約5000円~約8000円、健康診断・約5000円、ノミ、ダニ予防薬・約10000円が基本となり、その他病気に関しては病院などによっても違いはありますが、年間で約30000円ほどです。
ジャーマンレックスを飼っている主な著名人
現在調査中
ジャーマンレックスに関するまとめ
ジャーマンレックスの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
日本だけではなく、世界的に希少な猫です。
とても手に入りにくく、日本にはブリーダーは存在しないといわれています。
飼育したい場合は原産国であるドイツでブリーダーを探し、輸入する必要がありますが、高額な費用がかかります。
とても人懐こく、しつけもしやすい猫種ですので、室内飼いのペットとして最適です。
毛はカールしていますが、短毛でお手入れも簡単なため、初心者の方でも楽しく飼育できそうです。
珍しく入手困難ではありますが、苦労して飼う価値は十分にありそうです。