ジャックラッセルテリアの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、ジャックラッセルテリアのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
ジャックラッセルテリアの平均寿命は?
ジャックラッセルテリアの平均寿命は13歳から16歳くらいで比較的長い言われて、平均寿命が長い犬ランキングではなんと3位に輝いています。
また、ジャックラッセルテリアはミックス犬なので、純血種よりも長生きする傾向にあります。
ジャックラッセルテリアの寿命と長生きするコツ
ジャックラッセルテリアは他の犬種より比較的健康で丈夫なため長生きをする犬種と言われています。
ジャックラッセルテリアの寿命を伸ばし長生きさせるポイントは、「十分に運動をさせてあげる」「ストレスを溜めさせない」「被毛のケアをきちんと行う」などが挙げられます。
大型犬並みの運動量があるジャックラッセルテリアには、毎日の運動は必須です。
30分~1時間程度のお散歩を1日2回、毎日してあげましょう。
ドッグランで走らせたり、ボール遊びをするのも良いですね。
ジャックラッセルテリアは寂しがりやな性格のため、一人でいる時間が長いとストレスを溜めやすい犬種です。
なるべく飼い主さんとの時間を作り、コミュニケーションをたくさん取り、ストレスを溜めないようにすることが大切です。
ジャックラッセルテリアの被毛はスムース・ラフ・ブロークンと3種類ありますが、どれも毛が抜けやすくブラシのお手入れが欠かせません。
不要になった毛を取り除き新しい毛が綺麗に生えてくるようにお手入れをします。
ブラッシングによって皮膚病の予防にもつながります。
ジャックラッセルテリアのかかりやすい病気は?
ジャックラッセルテリアのかかりやすい病気は特にテリア系の犬種に多い「糖尿病」が挙げられます。
糖尿病は、インスリンの働きが悪くなることで細胞に糖を取り込むことができなくなり血液中に糖が多くなってしまう病気です。
おしっこの量や回数が増えたり、水を大量に飲む・腹部が膨れるなどの症状が見られたら早めに動物病院で診てもらいましょう。
他には、子犬にみられる「レッグペルテス病」や膝のお皿が脱臼してしまう「膝蓋骨脱臼」などが挙げられます。
ジャックラッセルテリアの病気のサイン
ジャックラッセルテリアのかかりやすい病気のサイン(症状)を覚えておくことはとても大切です。
まず「糖尿病」の症状は、おしっこの回数が多い・食事の量が増えたのに体重が減る(痩せていく)・お腹が膨らむなどです。
「レッグペルテス病」の症状は、足を引きずってあるいたりスキップするように歩いたり、足をかばったように歩きます。
「膝蓋骨脱臼」は足が脱臼している状態なので、足を引きずって痛そうに歩いたり、曲げにくそうにしたりします。
脱臼に慣れてしまい、自力で治そうとするジャックラッセルテリアもいますが、それに慣れてしまうと関節炎などを発症してしまう恐れもあるので、発見した場合には動物病院を受信しましょう。
病気の予防法と対処法
運動神経抜群でとても活発なジャックラッセルテリアですが、歳を重ねるごとに体力が低下してしまい運動量も減ってしまいます。
8歳頃から老犬期に入るので、様子を見ながら激しい運動などは避けわんちゃんのペースに合わせて運動をしましょう。
外に出ることはストレス解消につながりとても大切なので、老犬期のジャックラッセルテリアもお散歩は出来るだけしてあげましょう。
足腰が弱っている場合は、抱っこしてお外に出るだけでも十分です。
ジャックラッセルテリアの老化のスピード
他の犬種に比べて平均寿命が長めのジャックラッセルテリア。
13歳~16歳が平均寿命だと言われているので、人間と比較すると4倍の老化速度となります。
人間の歳に換算すると、1年で4歳歳を取ることになります。
しかし、寿命は環境によっても変化するので、平均寿命よりうんと長生きするわんちゃんはたくさんいます!
ジャックラッセルテリアの老化に伴う外見の変化
ジャックラッセルテリアは、年齢を重ねることによって、お尻の筋肉が下がる、頬の筋肉がゆるくなる、ひげやまゆ毛に白髪が目立つようになる、歩くスピードが落ちるなどの外見の変化が現れます。
普段の生活や散歩中の動きなどをしっかりと見たり、より一層コミュニケーションを取り状態を確認しましょう。
ジャックラッセルテリアに似た犬種
パーソンラッセルテリア、フォックステリア
老犬におすすめの食べ物は?
ジャックラッセルテリアは体力があり活発な犬種ですが、歳を重ねるにつれて食欲が落ちあまりエサを食べたがらなくなってしまうわんちゃんが多くいます。
それによってきちんとした栄養素を取り入れることが難しくなり、体力低下につながります。
それを防ぐために、高齢期を迎えたわんちゃんにおすすめの食べ物を紹介します。
まずは「キャベツ」です。
キャベツはビタミンCが豊富で抗酸化作用があり、がん予防にも期待できると言われています。
また、胃腸の粘膜の保護にも良いとされていて、お腹を壊してしまった時に茹でて与えることもおすすめです。
そして「ささみ」は良質なタンパク質などの栄養素が豊富なので、筋力が低下する老犬にとてもおすすめです。
また、ドッグフードを少し温め与えることで匂いが増し、食欲が増す効果もあると言われています。
ジャックラッセルテリアに適した散歩の量は?
運動神経抜群でとても活発なジャックラッセルテリアですが、歳を重ねるごとに体力が低下してしまい運動量も減ってしまいます。
8歳頃から老犬期に入るので、様子を見ながら激しい運動などは避けわんちゃんのペースに合わせて運動をしましょう。
外に出ることはストレス解消につながりとても大切なので、老犬期のジャックラッセルテリアもお散歩は出来るだけしてあげましょう。
足腰が弱っている場合は、抱っこしてお外に出るだけでも十分です。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
ジャックラッセルテリアはとても活発で、小型犬ながら大型犬と同じ量の運動量を必要とします。
なので、毎日30分~1時間以上の散歩を朝夕2回してあげることが理想です。
公園でボール遊びをしたりお友達のわんちゃんと一緒に遊ぶことでストレス発散につながります。
ジャックラッセルテリアには、スムース・ブロークン・ラフの3種類のコートがあります。
毛の抜けやすいジャックラッセルテリアはブラッシングが必要不可欠です。
ブラッシングをすることによって、抜けかけている被毛を取り除き新しい健康的な被毛が生えていきます。
ブラッシングは皮膚病などの予防にもなります。
シャンプーも月に1回はしてあげると良いでしょう。
シャンプーの際に耳に水が残ってしまうことがあり、そのままだと病気の原因になってしまうので、きちんと水分を拭き取るようにしてください。
バランスの取れた食事を与え、規則正しい生活を心がけてあげましょう。
ジャックラッセルテリアの寿命に関するまとめ
運動神経が良くタフで、飼い主に忠実でとても甘えん坊なジャックラッセルテリアは、いくつになっても元気いっぱいです。
高齢期を迎えてもお散歩に行きたがったり遊びたがったりします。
ですが、そんな中でも病気を発症していることも稀ではありませんので、普段の生活の中でのちょっとした変化にも気づくようにしてあげましょう。
定期的に動物病院で定期検診を受けると、病気の早期発見や早期治療に繋がります。
毎日の健康管理とたくさんの愛情を注ぎ、元気でユーモアあふれる愛らしい愛犬「ジャックラッセルテリア」の健康寿命を一日でも長くすることができたら嬉しいですね。