キンカチョウの基本情報
- 原産国、地域 オーストラリア・インドネシア・東ティモール
- 一般的な体重 0.012~0.015kg
- 一般的な体高 全長10cm
キンカチョウの名前の由来
現在調査中
キンカチョウの歴史
キンカチョウにはどのような歴史はがあるのでしょうか?
スズメの仲間であるキンカチョウは、明治時代にオーストラリアから日本へ輸入されるようになりました。
飼いやすい鳥でもあることから、あっという間に愛玩鳥へと変化を遂げました。
キンカチョウの性格や特徴
キンカチョウには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし(寿命が延び)、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。
意外と知らないキンカチョウの性格が見えてくるかもしれません♪
キンカチョウの性格
見た目は文鳥にも似ていることから、懐くと手乗りや肩の乗りをしてくれるように思いがちですが、キンカチョウは雛から育てても飼い主さんに慣れてくれるのは1割程度だそうです。
そのため、キンカチョウは、その美しい姿や鳴き声を見聞きして楽しむ観賞用として飼育するのが一般的とされています。
もし、手乗りにさせたい場合は、雛の頃から愛情をたっぷり注いで育ててあげましょう。
キンカチョウは社交的な性格の持ち主のため、1つのケージ内で2羽以上飼育可能です。
また、2羽以上いる方が、落ち着いて過ごせるとも言われています。
キンカチョウの毛色
キンカチョウの毛の色や柄はこんな種類があります。
ノーマル・ホワイト・セピア・フォーンなど、50品種ほどのカラーバリエーションがあります。
キンカチョウに似ているのは?
キンカチョウに似ている種類のペットはこちら!
スズメ、文鳥、十姉妹
キンカチョウの飼い方としつけ方
種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。
もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。
キンカチョウに合わせた飼い方・しつけ方を解説します。
キンカチョウは、飼育の難易度が低いことから飼いやすい鳥と言われています。
また、猫のように愛らしい声で鳴く鳥で、雛の頃から愛情をいっぱい注いで育てることで、手乗りになることもあります。
コミュニケーションは毎日とり、昼は日光を取り入れ室内を明るくし、夜は斜光カバーなどでケージ内を暗くし生活に十分に休ませてあげましょう。
寒さに弱いことから、秋から真冬にかけて温度管理はしっかりと行う必要があります。
ちなみに、キンカチョウが快適と感じる温度は、20~25℃と言われています。そのため、常にエアコンで温度管理が徹底されているのであれば問題ありませんが、そうでない場合はペットヒーターなどを使用しケージ内が寒くならないようにしましょう。
1日に最低1回は室内を放鳥させましょう。
その際、室内や窓の扉をしっかりと閉め、脱走することのないようにして下さい。
室内と屋外どっちで飼うのに適している?
キンカチョウは、室内で飼うことに適しています。
キンカチョウのオスとメスの違い
キンカチョウオス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか?
キンカチョウの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:頬が橙色をしており、胸部には縞模様があります。
メス:メスには、オスのような毛色の特徴がないため、オスメスを色の違いで簡単に見分けることができます。
キンカチョウのおすすめのエサ
ペットのエサは数えきれない種類があります。
何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。
キンカチョウの体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。
キンカチョウの主食には、【混合シード】と【ペレット】の2種類の餌があります。
混合シードは、アワ・ヒエ・キビ・カナリーシードと4種の穀物が配合されたもので、鳥が好む高たんぱく・高脂肪な餌です。
しかし、これだけではビタミン・ミネラルが不足しがちなため、混合シードのみを与える場合は、不足を補う副食を与える必要があります。
ペレットは、セキセイインコに必要な栄養素が十分に配合された総合栄養食のため、ペレットさえあれば副食も必要ありません。
ただし、ペレットは人工的に作られた餌なので、幼いころから与えていないと、餌として認識してくれないことがあります。
また、両方のフードを混ぜて与えても良いでしょう。
キンカチョウの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
キンカチョウの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約1,000円~3,000円です。
キンカチョウのお風呂のペース
キンカチョウは、他の鳥同様に水浴びが大好きです。
流しから直接水を浴びるのを好む子、ケージ内の水浴び場を好む子、霧吹きを好む子など水浴び方法は様々です。
少なくともケージ内には必ず水浴び場を作り、定期的にお水も交換しましょう。
水浴びに使用する水は必ず常温にし、冷たい水やお湯は絶対に使用しないで下さい。
キンカチョウにおすすめのグッズ
キンカチョウを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
キンカチョウは、原産国がオーストラリアということもあり寒さに弱い生き物です。
そのため、に応じてペットヒーターやエアコンを使用し温度を一定に保つことが大切です。
また、室温時計があると役立ちます。
その他、寒さだけでなく睡眠時の光を遮断するケージカバー、ケージ内で遊ぶための鳥用おもちゃ(1つだけで大丈夫)、水浴び場などがあるよ良いでしょう。
キンカチョウのかかりやすい病気
体質によって、かかりやすい病気は様々です。
自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
キンカチョウがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
ウイルス性羽毛疾患・メガバクテリア症
キンカチョウのよく使う薬・サプリ
混合シードだけでは栄養が足りないため、ビタミン・ミネラル補給のサプリメントを使用することがあります。
キンカチョウの治療平均価格
ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。
キンカチョウを診察してもらう場合、一般的な動物病院では診療ができない場合が多いため、鳥類を専門で診てくれる動物病院へ連れていきましょう。
いつどのようなことが起きるか分からないためキンカチョウをお迎えした時点で、かかりつけにする動物病院をきめるようにします。
一般的に、診察のみの場合であれば1,000~2,000円程度にはなりますが、治療内容は投薬の有無によっても変わってくるため、1回の治療費に3,000~5,000程かかると考えておいた方が良いでしょう。
キンカチョウの平均寿命と価格
キンカチョウの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いペットたち。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
キンカチョウの平均寿命は7年前後です。
キンカチョウの価格相場
キンカチョウの価格相場は、1,000円~3,000円です。
キンカチョウを飼っている主な著名人
現在調査中
キンカチョウに関するまとめ
キンカチョウは、文鳥やセキセイインコのように人懐っこい性格の持ち主ではないため、手乗りや肩乗りにするのは少し難しいです。
そのため、手乗りや肩乗りをさせたいと考えている方には、あまりおすすめはできません。
キンカチョウは、愛情をいっぱい注ぎ、毎日お世話をすることはもちろん、キンカチョウにストレスを与えないように観賞用として飼育ができる方におすすめです。