アカアシモリフクロウの基本情報
- 原産国、地域 チリ南部・南アメリカ大陸南端・アルゼンチン南西部・パラグアイ
- 一般的な体重 0.3~0.5㎏
- 一般的な体高 体高25~40cm
アカアシモリフクロウの名前の由来
脚が赤茶色の羽毛で覆われていることが名前の由来です。
英名の「Rufous-legged Owl」と学名の「Strix rufipes」も、直訳すると「赤褐色の脚のフクロウ」で、見た目に由来しているようです。
アカアシモリフクロウの歴史
アカアシモリフクロウにはどのような歴史はがあるのでしょうか?
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アカアシモリフクロウの性格や特徴
アカアシモリフクロウには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし(寿命が延び)、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。
意外と知らないアカアシモリフクロウの性格が見えてくるかもしれません♪
アカアシモリフクロウの性格
アカアシモリフクロウは、丸みを帯びた小柄な体型で可愛らしく、とても人気のあるフクロウです。
目の虹彩は褐色で、瞳孔が黒いため、非常に可愛らしい黒々としたつぶらな目をしています。
くちばしの色は、淡い黄色となっています。
野生では完全な夜行性で深い森に生息しています。
狩りをする際は、枝から飛んで狩りを行います。
獲物は、小型哺乳類、小鳥、大型無脊椎動物、小型爬虫類、両生類などです。
巣は、木の穴の中に作ります。
日が暮れた後、鳴き始めます。
その鳴き声は、喉の奥のほうから出すような嗄れた音を、慌しく長く繰り返すといったものです。
また、主につがいで生活しています。
つがいは、毎年一腹卵数2~3羽ほど作ります。
定住性の種ですが、分散する子フクロウは非常に長い距離を移動します。
海抜2000以下の場所に生息します。
生息地の一部で行われている伐木によって、フクロウの数が減少傾向にあります。
中型種の中でも飼いやすい種類です。
性格は、のんびり穏やかな個体が多いようです。
雛から育てると人に慣れやすいと言われています。
暑さや寒さにも強く、日本の気候でも飼いやすいとされています。
アカアシモリフクロウの毛色
アカアシモリフクロウの毛の色や柄はこんな種類があります。
濃い褐色&白
アカアシモリフクロウに似ているのは?
アカアシモリフクロウに似ている種類のペットはこちら!
チャコモリフクロウ、モリフクロウ、ヨーロッパコノハズク、アナホリフクロウ、インドコキンメフクロウ
アカアシモリフクロウの飼い方としつけ方
種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。
もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。
アカアシモリフクロウに合わせた飼い方・しつけ方を解説します。
アカアシモリフクロウは、ヒナから育てることで、人に慣れさせることが可能です。
また、訓練することでフライトが可能となります。
普段は、フクロウ専用のパーチに係留させて飼育しましょう。
また、フクロウは、ペットとしての認知度は高くなく、診療・治療の出来る病院は限られてきます。
もしも、飼っているペットが急に病気になったときに、慌てて病院を探すことが無いように予め病院を探しておきましょう。
フクロウは、一見大人しそうに見えますが、鳥なので当たり前のように鳴きます。
マンションやアパートで飼育する場合は、防音設備のしっかり整っている場所でなければ騒音トラブルの原因ともなりかねないので、飼育は難しいでしょう。
室内と屋外どっちで飼うのに適している?
アカアシモリフクロウは、両方で飼うことに適しています。
アカアシモリフクロウのオスとメスの違い
アカアシモリフクロウオス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか?
アカアシモリフクロウの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
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アカアシモリフクロウのおすすめのエサ
ペットのエサは数えきれない種類があります。
何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。
アカアシモリフクロウの体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。
一口サイズにカットしたマウス、ウズラ、ヒヨコがおすすめです。
マウスは与えすぎると、胃や腸に負担を与えてしまう可能性があります。
フクロウがストレスにさらされているときは、マウスよりもヒヨコを与えたほうがよいでしょう。
アカアシモリフクロウの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
アカアシモリフクロウの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約2,000円~3,000円です。
アカアシモリフクロウのお風呂のペース
これといって、水浴びのペースは特に決まりはないようです。
毎日水浴びする個体も居るようです。
飼っているフクロウが、水浴びが好きな個体であるようなら頻繁に、そうでないなら控えめに、と適宜対応していくことをお勧めします。
環境に慣れてからでないと、水浴びさせるのは難しいようです。
水浴びの代わりに、砂浴びをさせることも可能です。
また、霧吹きで体を濡らしてあげることで、水浴びの代わりとすることも可能です。
アカアシモリフクロウにおすすめのグッズ
アカアシモリフクロウを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
健康管理用に、適性な体重であることを確認するための体重計が必要です。
フクロウに触れる際に、フクロウの爪から身を守るための厚手の皮の手袋も必要です。
鋭いフクロウの爪をカットするための爪切りも必要です。
フクロウが水を飲んだり、餌を食べたりするための、水入れ・エサ入れも勿論必要になります。
フクロウに餌を与える際に、ネズミやウズラなどの肉を解体する専用のハサミも必要です。
放し飼いをしない場合は、フクロウが止まって休むためのパーチ(止まり木)、フクロウの脚首に着けるアンクレット(犬における首輪)と、アンクレットとパーチを繋ぐための紐であるリーシュも必要になってきます。
また、フクロウが過ごしやすい室温に調整するためにエアコンが必須です。
アカアシモリフクロウのかかりやすい病気
体質によって、かかりやすい病気は様々です。
自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
アカアシモリフクロウがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
飼育失宣、感染性胃腸炎、絞扼壊死、趾瘤症(バンブルフット)、骨折、呼吸感染症(肺炎・気嚢炎)、アスペルギルス症、吸引中毒、ハジラミ症、熱中症、白内障、角膜腫瘍、眼内出血、尿酸結石、口内炎
アカアシモリフクロウのよく使う薬・サプリ
普段の食事で補いきれない栄養素を補給するために、ビタミン剤やカルシウム剤を使われることがあります。
換羽期だけに飲ませる、換羽用ビタミン剤もあります。
また、消化器系を助ける、消化酵素の入ったサプリもあります。
アカアシモリフクロウの治療平均価格
ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。
ペット保険に入っていない場合や、ペット保険に入れない場合は、緊急時のために10万円程は用意しておくのがよいでしょう。
肝炎の場合、入院・検査・投薬で5万円ほどかかるようです。
病気の原因がはっきりわからない場合は、原因を調べるために様々な検査が必要になってくるでしょう。
その場合の参考の検査・入院・対処療法費としては、血液検査1万3000円、レントゲン5000円、便検査500~1000円、入院1泊5000円、点滴2500円、注射1000円、となります。
アカアシモリフクロウの平均寿命と価格
アカアシモリフクロウの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いペットたち。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
アカアシモリフクロウの平均寿命は10~20年前後です。
アカアシモリフクロウの価格相場
アカアシモリフクロウの価格相場は、33~45万円です。
アカアシモリフクロウを飼っている主な著名人
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アカアシモリフクロウに関するまとめ
アカアシモリフクロウは、のんびり穏やかな性格をしている個体が多いため、初心者にも飼育しやすいです。
まるみがあり、可愛らしい見た目をしているため女性にもおすすめです。
ヒナから育てることで、人に慣れていくので、雛から育てられる人は特におすすめです。
暑さにも寒さにも強い種類なので、日本全国どこに住んでいる人にでもおすすめすることができます。