こっちを見る猫

猫を飼うのにケージ・サークルは必要?室内や室外で使用するメリット

これから猫を飼い始めたい、いまもう飼っているという人は必見です!室内や室外で使用するケージ・サークルは本当に必要なのか?購入を悩まれる方も少なくないでしょう。そこで今回は、猫だけでなく飼い主にとってもメリットがある理由を解説していきます!

猫にケージ・サークルを使用することに抵抗がある人は多いのではないでしょうか。

自由気ままに行動する猫を、狭いケージ・サークルに入れるとストレスになるのではないかといった賛否両論があります。

今回は、室内外でケージ・サークルが必要な理由とそのメリットを解説していきたいと思います。

猫用ケージ・サークルが必要な理由

寝ている猫

猫をこれから飼う、または飼っている人にとって、どんな時に必要になるのでしょうか?

実際、家の中で飼われている猫は、ケージ・サークルに入れず自由に放されている飼い主が多いですよね。

自分で見つけた場所で気持ちよさそうに寝ている猫の姿を見ると必要ないんじゃないかと思われる人が多いと思います。

しかし、ケージ・サークルを上手に使うことによってより猫が暮らしやすい環境を整えることができます。

そこで、時期やシーンに合わせて必要な理由をご紹介していきます。

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幼少の時

生後1ヶ月~3ヶ月くらいまでの子猫は、好奇心旺盛で目に写るものは全て興味を持ちます。

触れたり、遊んだりすると危ないということは理解していません。

飼い主が目を離した隙に、テレビやパソコンなどの電源コードを噛み切ろうとしたり、誤って鋭利なものを飲み込んでしまう恐れがあります。

このような事故を防ぐために、ケージ・サークルを安心できる場所として使えば役に立つでしょう。

出掛ける時

仕事や買い物などで家を空けて飼い主の目が届かない時に、人の食べ物を食べたり、物を倒したりします。

もし、薬やサプリメントを飲んでしまえば、中毒症を起こして最悪死に至る可能性があります。

このような猫がとるリスクと飼い主の心配を防ぐためにも、きちんとケージ・サークルで留守番させる必要があります。

複数飼い始めた時

複数の猫を飼い始める時は、先に飼っている猫と新しく飼う猫のお互いに存在を共通認識させ、徐々に慣れさせてく方法が一般的です。

先に飼っている猫とのトラブルを起こさないためにも、ケージ・サークルを用意しておきましょう。

また、風邪感染症にかかってしまった猫と健康な猫を分けることで移るリスクを防ぐことができます。

体調によって食事を変えたり、トイレをした便からの感染を防ぐにも有効な対処法になるでしょう。

落ち着くスペースを作る時

猫は警戒心が強くなわばりを大切にする動物なので、食事をしたり寝たりなどと落ち着くスペースが必要になります。

自分のテリトリーを確保する意味でも、ケージ・サークルを活用することができます。

複数の猫を飼っている場合でも、猫がそれぞれ安心して落ち着ける環境を整えてあげるといったことも必要になります。

ケージ・サークルを使用するメリット

室内にいる猫

実際、使用する時のメリットって?

具体的に、室内と室外でのメリットを解説していきます。

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室内で使うメリット

猫は、警戒心が強くなわばり意識が強い動物です。

引越しをした時に初めて来た新居に早く慣れさせるには、引越し前から使っていたケージ・サークルがあれば自分のにおいが感じることができるので、猫はリラックスします。

また、元野良猫や過去に飼い主から虐待を受けた猫は、特に人間に対して警戒心を持っているため、ケージ・サークルの中でリラックスする環境を作ることができます。

このように、人と猫の生活環境をある程度区切り、精神状態が安定してより快適に過ごせるメリットがあります。

室外で使うメリット

地震や火事などの災害時に避難するためにケージ・サークルに慣れておくと、避難する際の移動がスムーズなのはもちろん、簡易的な生活スペースとして使うことができます。

大きな災害が起きて、避難所で生活せざる負えない場合は、動物を同伴できないケースも多くあります。

その時、移住地が確保できるまでは、動物保護センターで預かってもわなければいけない為、ケージ・サークルに慣れておくことはとても大切なことです。

保護先ではケージ内での生活になるので、こういった環境での生活に猫が混乱しないためにも、ケージに慣れておくことは万が一の際にとても大切なことです。

このように災害時の避難所は、猫にとって親切とはいえない状況も出てきます。

もしもの時や、安心できる場所として工夫して使えば、とても役に立つアイテムになります。

ケージ・サークルの種類

実際、使用するにあたって、どんなケージ・サークルがあるの?

さまざまな種類があるので、猫の性格や使用する目的によって選ぶといいでしょう。

猫は単体もしくは複数か、ケージの高さ、キャスターが付いているかといった点がポイントになります。

1段ケージ・サークル

猫が、出産するときや病気やケガをして安静に過ごさなければならないときや、まだ体の小さな子猫のときは、1段ケージ・サークルが便利です。

また、移動が簡単にできるため、帰省時災害時に役立ちます。

2~3段ケージ

一般的に最もベーシックなケージで、愛用しているご家庭は多いようです。

食事やトイレ、寝床の場所を分けられ、2~3段になっているケージを用意してあげると快適に過ごすことができます。

また、猫は、運動能力が高く上下運動を好みますので、縦に長くなるケージを用意しても、置く場所に余裕があるもの大きいメリットですね。

折りたたみ式ケージ・サークル

部屋の掃除模様替えなどで動かさなければいけないときに便利なのが折りたたみ式ケージ・サークルです。

簡単に組み立てることができ、子猫のときに使うときや複数飼い始めるとき、災害時にも役立ちます。

素材や仕様がさまざまなケージ・サークル

ケージ・サークルの中でもスチール製、木製、プラスティック製などさまざまな種類があります。

一般的にはスチール製が多く、インテリアとしても使いたいときは木製がおすすめで、軽さを重視するならスチール製がおすすめです。

なにより選ぶ上で大切なことは、猫がリラックスして快適に過ごせる環境を用意してあげることです。

環境や用途によって最適なものを選びましょう。

猫用ケージ・サークルの必要性|まとめ

今回は、猫にケージ・サークルが必要な理由と室内と室外で使用するメリットについて、解説させていただきました。

猫の安心安全を守るための強い味方になってくれます。

また災害時に備えて、慣れておくことはとても大切になってきます。

しかし、猫は、自由気ままに行動する動物なので、上手く工夫して活用しましょう。

適切に使うことで、飼い主にとっても猫にとっても快適で素敵な生活を送ることができるでしょう。

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