考え込む猫

愛猫がキャットフードを食べない?好き嫌いする理由や対策について

猫も人間と同じ様に好き嫌いをすることがあります。今回は猫がキャットフードを食べない理由や、効果的な対策について詳しくまとめてみました。愛猫の健康のため、しっかり学んでいきましょう。

実際に猫を飼っている方ならご存知かと思いますが、猫はエサの時間になると大抵の場合喜んでエサの元へ飛んできます。

しかし、中には一向に食べようとしない、たくさん残してしまうなど好き嫌いをする猫も少なくありません。

そこで、猫が好き嫌いをする主な理由や対策について一緒に考えて行きましょう。

猫にも食のこだわりがある?

くつろぐ猫

「愛猫がキャットフードを食べない・・・」「たくさん残してしまう・・・」など、猫の食事に関する問題を抱えている方もいると思います。

猫も動物である以上人間のように食に対するこだわりが少なからずあるため、好き嫌いをしてしまうことがあります。

単なる好き嫌いであればそれほど深刻に悩む必要はありませんが、場合によっては猫の健康に影響する食欲不振であることも考えられるため、食事の仕方や量に突然の変化が見られたら早急に対処する必要があります。

猫が好き嫌いする理由とは?

それではなぜキャットフードを好き嫌いしたり食欲不振になってしまうのでしょうか。

その具体的な理由について一緒に考えていきましょう。

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理由1:キャットフードの味が合わない、飽きてしまった

猫がキャットフードを食べない主な理由として、ただ単にキャットフードの味が好みでない、もしくは同じものを食べ続けたせいで飽きてしまったということが挙げられます。

猫には様々な種類があり、それぞれ体の大きさも違いますが、例え同じ種類の猫であったとしても個人によって味の好みは異なります。

また、これまでは何も問題なくキャットフードを食べていたにも関わらず、「急に食べなくなってしまった」「残すようになった」という場合はいつものキャットフードに飽きてしまっていると考えられます。

そのため、同じ種類のモノを長期的に与えるのではなく、定期的に種類や味を変えてあげ、猫に飽きさせない努力をすることも重要です。

理由2:体調不良や病気、精神的ストレス

キャットフードの味や好みによる原因以外の場合、体調不良病気精神的ストレスが食欲不振の理由として挙げられます。

いつもと食事の仕方やスピードが遅い場合、また全く、及びほとんど食べないという場合は、体調不良を患っている可能性があります。

下痢や腹痛、膀胱炎など消化器官系に何か異変がある際には、食事をしたくてもそれらの器官が正常に働かないため十分な食事を取れず食欲不振になってしまうのです。

また、精神的ストレスも食欲不振の原因になります。

具体的な例としては、長時間の留守番が続いたことによる孤独感や、運動不足など様々な要因が考えられます。

愛猫が24時間以上全く何も食べない場合には早急に動物病院などの医療機関に連れていき専門家に診てもらいましょう。

理由3:老化による食欲不振

体調不良や体内に病気を患っていない場合でも猫は老化によって徐々に食が細くなる傾向にあります。

老化とともに運動量が減り、食べ物を消化・吸収するための消化器官系の働きが弱まることによって一日の食事の量そのものが減ってしまうからです。

老化による食欲不振は防ぎようのないことですが、それでもある程度の食事と栄養補給は健康的な生活にも必要であるため、しっかりと食べさせることが重要なのです。

どうしても食べない場合はシニア用のエサに変えるキャットフードをお湯で柔らかくして食べやすいようにしてあげるなど工夫をして食べさせましょう。

猫の好き嫌いをなくすための対策とは?

見上げる猫

以上の3つが猫の好き嫌いや食欲不振に陥ってしまう主な理由となります。

十分な食事を与えることは必要な日課であるため、早めに対処する必要があります。

そこで、猫がキャットフードを食べない場合の対策についていくつか紹介します。

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食事の環境を改善してみる

もっとも効果的な手段が食事の環境を改善することです。

私達人間にとっても、散らかった部屋や汚れのある環境で食事をすることは決して気持ちの良いことではないように猫にとっても同じことです。

そのため、まずは身の回りを清潔に保ち、キャットフードを入れるお皿や容器なども毎回しっかり洗いきれいに保ちましょう。

このように気持ちよく食事ができる環境を整えてあげることも飼い主の重要な責任の一つとなります。

手で直接キャットフードを与える

エサを上手く飲み込むことが難しい子猫や老猫の場合は、飼い主が直接手でキャットフードを与えてあげましょう。

容器に入れてエサを与えるよりも直接飼い主が与えたほうが安心感が生まれスムーズに食事ができるようになります。

また、老猫のように食べ物を上手く消化・吸収できない場合は、先程も述べたようにエサを手で直接与えることに加え、お湯で柔らかくして与えるといった工夫をしていくことが重要です。

日頃の体調管理を見直してみる

非常に単純なことですが、日頃の愛猫に対するお世話の仕方や体調管理、健康的な生活というのも好き嫌いをなくすために重要なことです。

健康を維持するために毎日適度な運動をさせる、愛猫の好みに合ったキャットフードを与える、また、エサの種類や与え方にも注意を払ってあげましょう。

いつまでも健康的な身体を維持するためにはこのような単純なことの積み重ねであるため、おやつのあげすぎや運動不足など不規則な生活習慣を送らせている場合は早急に改善に努めましょう。

猫がキャットフードを食べない理由や対策まとめ

今回は猫がキャットフードを食べない理由や、食欲不振に陥ってしまう主な理由、そしてその対策について詳しく紹介しました。

猫にも少なからず食に対するこだわりがあるため、キャットフードの味によって好き嫌いをしてしまう場合もあります。

そのような場合においてはエサの種類を変える、もしくは食事環境の見直しや与え方によって改善することもあります。

しかし、その他にも体調不良や老化による食欲不振も考えられるため、愛猫の健康のためにも日頃からしっかりと対策をしてあげることが重要になるのです。

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