デグーの基本情報
- 原産国、地域 チリ(アンデス地方西部)
- 一般的な体重 0.17~0.3kg
- 一般的な体高 体長12~20cm
デグーの名前の由来
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デグーの歴史
デグーにはどのような歴史はがあるのでしょうか?
ヨーロッパなどでは昔からペットとして人気もあり飼育されていた種ですが、近年日本でも人気が高まっています。
好奇心が非常に旺盛で、社会性があることから、同サイズのハムスターやリスなどとは比べものにならないほど人によく懐く傾向があります。
飼い主への信頼も高く、人に触られることなどを好みます。
反面、学習能力があるため、嫌な記憶があるとその対象には馴れず、根気よく世話をし続けないと信頼を戻すことは難しいことがあります。
その性質から別種の齧歯類などに自分から寄って行ってコミュニケーション行動をとることがありますが、同サイズの齧歯類の多くはデグーより知能が低く、単独行動をとる雑食性が多いため、怪我する危険性が大きいので注意が必要です。
デグーの性格や特徴
デグーには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし(寿命が延び)、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。
意外と知らないデグーの性格が見えてくるかもしれません♪
デグーの性格
デグーには群れを作り、高度な社会生活を送るという特徴があります。
1匹~2匹のオス+数匹のメスで構成される家族単位で群れを作り、なわばりを主張しながら生活をしています。
基本的には昼に活動する昼行性動物ですが、暑い時期には気温の下がる夕方や夜に活動することもあります。
野生の場合、繁殖は年1回で、90日ほどの妊娠期間を経た後、春先に平均6匹の子どもを出産します。
寿命は平均7年~10年程度といわれていますが、中には犬と同じくらい長生きする個体もいるようです。
デグーの毛色
デグーの毛の色や柄はこんな種類があります。
アグーチ、ブルー、パイド
デグーに似ているのは?
デグーに似ている種類のペットはこちら!
リス、チンチラ
デグーの飼い方としつけ方
種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。
もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。
デグーに合わせた飼い方・しつけ方を解説します。
非常によく動き回るので背の高いケージが必要となります。
リス用のものよりもやや広めのものが好ましいです。
給水器の他、回し車(ハムスター用のものではなく、直径30cm程度の大きなもの)が必要です。
巣になる木箱などを入れます。
砂浴びするための容器や設備が必要で、砂はチンチラ用のものが良いでしょう。
適温は20℃ほどで、10℃以下になる場合は小動物用ヒーターが必要です。
また、寒さよりさらに暑さに弱いため、30℃以上になる地域ならば夏はクーラーが必須になります。
35℃を超える環境ではデグーは熱死してしまいます。
デグーは群れで生活しますので同性で2匹~4匹程度一緒に飼うのが最も良いとされています。
オス同士だと喧嘩をすることが多いのですが、メスはオスに比べるとあまり喧嘩はしない傾向があります。
相性が悪く、喧嘩が絶えないようなら別居さます。
1匹で飼う場合寂しがるため、まめに優しくコミュニケーションをとり、撫でるなどのスキンシップも必要です。
繁殖させる時は1ペアが好ましいです。
室内と屋外どっちで飼うのに適している?
デグーは、室内で飼うことに適しています。
デグーのオスとメスの違い
デグーオス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか?
デグーの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:縄張り意識が強くオス同士でケンカをすることがよくあります。
メス:オスほど甘えん坊では無い子が多いようです。
デグーのおすすめのエサ
ペットのエサは数えきれない種類があります。
何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。
デグーの体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。
チモシーとは、稲草を干して作られた牧草のことです。
主にウサギやモルモットの主食とされることが多いです。
デグーも完全な草食性であり、また本来の食性とも合っているので、チモシーを主食とするのがいいでしょう。
チモシーを与える上で挙げられるメリットは、低カロリー・低タンパク・繊維質が豊富・歯の伸び過ぎの防止。
チモシーはデグーに対してのデメリットは特にはありませんが、飼い主にとって時に害を起こすことがあります。
チモシーはイネ科の植物なのでアレルギーがある場合は注意して取り扱う必要があります。
デグーが食べた後の細かな食べ残しなどが空気中に舞うことがあるので、こまめな換気などを行うといいでしょう。
ペレット:総合栄養食のようなものなので難しく考えずに与えるならベースになる餌です。
チモシーだけでは接種できない栄養を補ってくれます。
基本的に1日に与える量は説明書に表記があるのでそれに倣いましょう。
目安としては体重の5%前後です。
乾燥野菜などのおやつを与える場合はペレットは必要のないこともあります。
ペレットを与えるうえでのメリットは、バランスよく栄養の補給ができる・固形なので与えやすい。
毎回決まった分量で与えることができるデメリットとしては商品によって糖分が多く含まれたものがあるため、与えすぎると肥満になってしまいます。
また糖分があるものを好んで食べるようになってしまい、偏食を引き起こすこともあるので注意しましょう。
デグーの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
デグーの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約1,000円~3,000円です。
デグーのお風呂のペース
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デグーにおすすめのグッズ
デグーを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
デグーは昼型の齧歯類ですが、朝晩は結構激しく動き回ります。
ホイルを回す音や、ケージやかじり木を囓る音は金属のケージだとかなり響きますしかなりウルサイ部類になります。
対策として一番安上がりなのは、飼い主が耳栓で対応する事です。
排泄物の匂い対策対策としては特に糞にオシッコがかかると雑菌が繁殖し臭いの素となります。
こまめにお掃除をする飼い主さんなら、問題もないと思いますがなかなかそんな訳にもいかない方にはシダーチップなどをトイレに入れるなどするとある程度匂いは抑えられます。
デグーのかかりやすい病気
体質によって、かかりやすい病気は様々です。
自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
デグーがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
不正咬合、熱中症・日射病・低体温症、糖尿病、ビタミン欠乏症
デグーは日本に紹介されてから、それほど時間も経っていないため、デグーの健康についての知識も謎だらけです。
そのせいもあってか、デグー飼育経験者の間でよく言われているのが突然死することだそうです。
そのため、日本ではデグーを治療できる知識を持った動物病院がとても少ないと言えます。
デグーのよく使う薬・サプリ
栄養補助・毛玉除去剤
デグーの治療平均価格
ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。
デグーは病気にかかりやすい動物です。
疾患による治療費は病気にかかってしまうとかなり高額になる場合もありますので年2回の健康診断をして予防した方が良いです。
費用は2000円~5000円ほどです。
デグーの平均寿命と価格
デグーの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いペットたち。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
デグーの平均寿命は8年前後です。
デグーの価格相場
デグーの価格相場は、1.5~4万円です。
デグーを飼っている主な著名人
前田敦子
デグーに関するまとめ
まだ一般的にはマイナーなペットですが、デグーはとても可愛くて賢い生き物です。
しかしまだまだマイナーな故に病院ではみてくれる所は少ないです。
飼う前に近くの病院が診てくれるところなのか調べておくと何かあった時に役に立ちます。
もっとデグーを診てくれる病院が増えれば、犬や犬、ハムスターやウサギなどに次ぐポプラーな人気のペットになっていくはずです。