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アビシニアン(モルモット)の寿命や病気のサイン、予防法は?

動物の寿命は種類によってさまざまです。今回は【アビシニアン】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、ペットとできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

アビシニアン(モルモット)の寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、アビシニアン(モルモット)のかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

アビシニアン(モルモット)の画像

アビシニアン(モルモット)の平均寿命はどれくらい?

アビシニアンは体長20cm~30cmの大きさのモルモットで、平均寿命は6歳~7歳であり、通常のモルモットと同程度の寿命になります。

生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、生活習慣などに気を付けることにより寿命を平均よりも延ばすこともできます。

アビシニアン(モルモット)の寿命と長生きするコツ

アビシニアンは体長20cm~30cmの大きさのモルモットで平均寿命は6歳~7歳になります。

長生きさせるためのコツは「十分に運動をさせてあげること」「ストレスを与えないこと」などが挙げられます。

アビシニアンは人によく馴れ、積極的にスキンシップを求めてくる反面神経質で臆病な性格をしています。

アビシニアンは遊ぶことも好きです。

おもちゃとしては小動物のための滑車を準備してあげると特に飼い主が遊んであげなくてもアビシニアン自身が遊びたい時に自由に遊ぶことができます。

また、かじり木を準備してあげると歯の病気の予防にもなります。

飼い主と遊ぶ時は手のひらに乗っけて撫でるなどの可愛がりや安全な場所でゲージなどから出してあげるなどがあります。

この時の注意点としては手のひらから絶対に落とさないこと、フローリングなどの滑りやすい床の場合はフロアマットを敷くなどしてこけないようにすることがあります。

アビシニアンは臆病なので、ゲージを頻繁にわざと揺らしたり、犬などの動物も飼っている場合は犬がアビシニアンにイタズラをしてアビシニアンがストレスに感じることがありますので、飼い主が生活に気を使ってあげることでストレスのない日常を過ごすことができます。

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アビシニアン(モルモット)のかかりやすい病気は?

アビシニアンのかかりやすい病気として不正咬合、尿路結石症、胃腸のうっ滞、糖尿病などがあります。

不正咬合は歯がおかしな方向へ成長し口の中を傷つけてしまうようになります。

尿路結石症は膀胱や腎臓、尿道などに石が溜まる病気であり、排尿時に痛みを感じるようになるなどの症状が現れます。

胃腸のうっ滞は胃腸の調子が悪くなり、ご飯が食べられなくなります。

糖尿病はインスリンが十分生成されなくなり血糖値が高くなります。

アビシニアン(モルモット)の病気のサイン

アビシニアンのかかりやすい病気のサインは不正咬合では「普段はしていないのに急に歯ぎしりをするようになる」「フンが小さくなる」「以前よりも食欲がなくなるようになる」「あごを触った時にでこぼこしている」などの症状がみられるようになります。

尿路結石症では「排尿をする回数が増える」「排尿をする時に時間がかかる」「排尿時に尿に血液が混じっている」というような症状がみられるようになります。

胃腸のうっ滞では「ぐったりとして食欲がなくなる」などの症状がみられるようになります。

糖尿病では「水分をとる量が増え、それに伴って尿の量が多くなる」「食欲がなくなり食事の量が少なくなる」「活発だった動きがなくなり元気が消失する」「嘔吐などがみられるようになり、少しずつ痩せていく」「被毛の艶などがなくなっていく」というような症状がみられるようになります。

病気の予防法と対処法を紹介

アビシニアンのかかりやすい病気として不正咬合、尿路結石症、胃腸のうっ滞、糖尿病などがあげられましたが、その予防法や対処法として、不正咬合では変な方向に伸びた歯をすり減らすことができるように十分な繊維質を含んだ牧草を主食にする、病院で歯をカットする、抗生物質を投与するというような予防法と治療法があります。

尿路結石症では小さい結石ならば超音波を与えて粉砕し自然に排出されるのを待つ方法と専用のフードを与えて溶かす方法があり、結石が大きくなると手術をして摘出しなければならなくなります。

胃腸のうっ滞では消化の良いエサを食べさせる、普段からの食生活に気を使うこと、元々は歯の病気からくると考えられているため歯の病気について気を遣う、普段と違う様子であれば動物病院に連れていくなどの予防法や治療法があります。

糖尿病では糖分の多い食事を控えるようにする食事療法、適正な体重を維持できるように食事の量に気を付けるなどの予防法や治療法があります。

アビシニアン(モルモット)の老化のスピード

アビシニアンの老化のスピードは平均寿命が6歳~7歳いうことから人間の11倍のスピードで年をとります。

人間に換算すると1年で11歳年をとることになります。

生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、生活習慣などに気を付けることで寿命を延ばすこともできます。

アビシニアン(モルモット)の老化に伴う外見の変化

アビシニアンの老化に伴う外見の変化は歩行時に足がプルプル震えるようになる、食事の量が少なくなる、活発だった動きが鈍くなるというような外見の変化が現れるようになります。

普段からの遊びなどを通じてコミュニケーションをとることで変化が多少であっても見逃すことなく気づくことができるようになります。

アビシニアン(モルモット)の外見の変化

歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は?

アビシニアンは遊び好き、人によく馴れ、積極的にスキンシップを求めてくる反面神経質で臆病な性格ですが、年をとるにつれて元気がなくなったりします。

この症状が出てくるくらいの老いたモルモットになってきた時にはモルモットプラスというフードがオススメです。

このフードには体内でビタミンCを創ることができないモルモットのために、長期保存が可能で安定性に優れたプロ・ビタミンCが使用されています。

従来のものと比べてより安定したビタミンCを確実に摂取することができるようになっています。

また、高繊維質、低カロリーのチモシー牧草を基本として作られているので、肥満を防ぐこともでき、健康的な体作りに役立ちます。

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ストレスをかけないために飼い主が出来ること

アビシニアンにストレスをかけないために飼い主としてできることは、遊ぶことが好きなので飼育スペースに小動物用の滑車などを準備してあげて、運動することができるスペースを十分確保してあげることやアビシニアンがかじって遊べるようなものを準備してあげることでストレスのない日常を過ごすことができます。

また、ゲージの外で遊ばせる場合は飼い主の手のひらに乗っけて散歩をするなどの方法があります。

アビシニアンは臆病ですので、長時間飼い主の手のひらの上で散歩をする、犬などの別の動物を飼っていたりすると、特に犬などでは、遊び道具と間違えてアビシニアンとじゃれてしまうことがあります。

このようなことがあると、アビシニアンはとてもストレスに感じてしまうので注意が必要です。

このようなことが起こらないように飼い主としてアビシニアンの生活環境に十分注意してあげる必要があります。

アビシニアン(モルモット)の寿命に関するまとめ

アビシニアンは遊び好き、人によく馴れ、積極的にスキンシップを求めてくる反面神経質で臆病な性格です。

平均寿命は6歳~7歳であり、生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、日々の生活習慣に気を付けることで長生きをすることができます。

遊ぶことが好きなので飼育スペースに小動物用の滑車などを準備して運動ができるスペースを確保してあげたり、かじって遊べるようなものを準備してあげる必要があります。

臆病ですので飼い主がアビシニアンが安心できる空間作りをしてあげる必要があります。

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