シェルティの寿命はどれくらいなのでしょうか？
もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、シェルティのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
シェルティの平均寿命は？
シェルティの平均寿命は12歳～13歳といわれています。
やや短命な印象ですが、比較的身体は丈夫な方で、先天的な疾患を持っていなければ長く生きる個体もいるようです。
ただ、純血種の犬種は先天性の遺伝的疾患を持っている可能性が高く、そういった疾患を発症してしまうと、平均寿命より短くなってしまうことがあります。
シェルティの寿命と長生きするコツ
シェルティは、平均寿命は12歳～13歳だと言われていて少し短命な印象です。
シェルティは太りやすい体質をしていて肥満には注意が必要です。
肥満になると内臓や足腰に大きな負担がかかります。
小型化したことで、体のわりに足の骨が細く、関節の病気にもかかりやすいため、できるだけ体系を維持できるような生活習慣を身につけさせてください。
肥満を防止するために、食事の管理や運動管理をしっかりと行い、体質に合わせて、カロリーコントロールをしましょう。
市販のドッグフードでも用途に合わせていろいろなものが販売されています。
肥満予防のために低カロリーで高タンパク質な食事管理をし、1日1時間以上の運動を行うようにしてください。
とても賢い犬種なので、できればトレーニングやアジリティなどを取り入れるのもいいでしょう。
飼い主としては、少しでも長く健康で元気でいてもらいたいものです。
シェルティのかかりやすい病気は？
シェルティのかかりやすい病気は、甲状腺機能低下症があります。
また、遺伝性疾患で角膜ジストロフィーを起こしやすく、黒目部分にモヤがかかるようになります。
他に、遺伝的なてんかんをおこしやすい犬種とされています。
また、シェルティは皮膚の弱い犬種で、いろいろな皮膚疾患を発症することがあります。
眼疾患で、コリーアイがあり先天性、遺伝性のもので、脈絡膜の局所的な発育不全や、網膜内の過剰な血管新生が特徴です。
股関節の発育や成長に異常が出る疾患で、股関節形成不全があります。
シェルティのかかりやすい病気のサイン
シェルティは、遺伝的な疾患があり、なかでも甲状腺機能低下症は発症すると一生付き合うことになる病気で、他の病気との併発にも注意が必要です。
あまり運動したがらなかったり、肥満や睡眠時間が長かったり、心拍数や血圧の低下、脱毛が起きるなどの特徴があります。
角膜ジストロフィーやコリーアイは、モヤがかかったような状態になることがあり、物にぶつかったり、あまり歩きたがらないなどの行動が見られます。
早めに病院で眼底検査などを受けるようにしてください。
また、股関節形成不全では、歩き方や座り方に異常が見られたり、運動を嫌がるなどといった行動が見られたら、早めに病院を受診してください。
病気の予防法と対処法
シェルティは、遺伝性の疾患で、甲状腺機能低下症があります。
甲状腺ホルモンの働きが低下し、いろいろな症状をもたらす病気で、不活発になり、肥満や睡眠時間が長かったり、心拍数や血圧の低下、脱毛が起きるなどの特長があります。
副腎皮質ホルモンの異常が原因のクッシング症候群などの病気で併発することもあります。
この病気は投薬治療で症状は改善されますが、投薬治療とは一生付き合うことになります。
他の遺伝性疾患で、角膜ジストロフィーがあります。
黒目部分にモヤがかかるようになりますが、白内障とは異なるため失明することな少ないとされています。
また、皮膚が弱いためいろいろな皮膚疾患を発症し安です。
定期的に皮膚や体を観察したり、毎日のブラッシングなどで異常がないか確認し、少しでも異常が見つかれば早めに病院を受診してください。
毎日しっかりブラッシングを行うことで、皮膚疾患を予防しましょう。
また、股関節形成不全は、発育や成長に異常が出る疾患で、股関節が炎症を起こしやすい病気です。
遺伝的なものが多く、治療法はないか療法や外科手術療法などがあります。
日頃から肥満に注意して、食事や運動の質や量をしっかり考えてあげることが大切です。
シェルティの老化のスピード
他の犬種に比べて平均寿命が短めのシェルティ。
12歳～13歳が平均寿命だと言われています。
ですが、比較的身体は丈夫な方で、先天的な疾患を持っていなければ長く生きる個体もいるようです。
ただ、純血種の犬種は先天性の遺伝的疾患を持っている可能性が高く、そういった疾患を発症してしまうと、平均寿命より短くなってしまうことがあります。
寿命は環境によっても変化するので、平均寿命よりも長く生きる個体も多くいるようです。
シェルティの老化に伴う外見の変化
シェルティは、年齢を重ねるとともに耳の付け根や首周りの毛、ひげの辺りに白髪が出てきます。
また、被毛のつやも少しなくなり、抜け毛が多くなります。
年を取ると運動量も落ちてきて、肥満になりやすくなるため注意しましょう。
歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は？
シェルティは、牧羊犬としても活躍していることから運動量は多い方ですが、年を取ってくると運動量は減ってきます。
若犬のときの食事をしていると肥満の原因になるので、運動量が減ってきたら、食事量を変えるようにしてあげてください。
低カロリーで高タンパク質なものを与えるようにしてあげてください。
また、ドッグフードが硬いようなら、お湯などで少しふやかしてあげるのもいいでしょう。
年を取ると関節も弱くなってくるので、足腰の健康のために、コラーゲン・グルコサミン・コンドロイチンなどのサプリメントもおすすめです。
運動量や食事の管理をしっかり行なって、少しでも長く元気でいてほしいものですね。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
シェルティは、活発で感受性が高く、繊細な面もありますが、とても賢い犬種です。
牧羊犬として活躍していることから十分な運動が必要なため、あまり運動をせず運動不足になるとストレスを溜めてしまい、無駄吠えの原因になることもあります。
一緒に遊んだり、ゲームやトレーニングなどを取り入れて、運動不足などでストレスを溜めないようにしてあげてください。
また、小型化したことで骨折しやすい面もあり、ふさふさの被毛で、肥満ややせすぎなどの体格の変化に気づきにくく、定期的に観察するようにしてください。
被毛は長く抜け毛も多いので、毎日きちんとブラッシングを行ってください。ブラッシングを怠ると被毛が痛んだり、毛玉ができるなどでき放置すると寄生虫などが発生し、皮膚疾患の原因になります。
皮膚疾患を引き起こすと、体がかゆくなったり、掻きむしったりして、ストレスを溜めてしまいます。
ストレスを溜めないためにも、毎日しっかりブラッシングを行うようにしてください。
シェルティの寿命に関するまとめ
シェットランドシープドッグの長い名前を縮めて、シェルティの愛称で親しまれています。
活発で感受性が強く、また繊細な面もあり知性や理解力のある性格で、牧羊犬としても活躍していることから運動量も多く、毎日1時間以上の散歩は必要です。
運動不足になるとストレスを溜め、無駄吠えの原因になることがあるので注意しましょう。
散歩以外に、ドッグランや、トレーニングなどを取り入れてあげるとストレスの発散になります。
また、遺伝性の疾患を発症する場合もありますので、定期的に病院を受診するといいでしょう。
