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デグーの寿命を伸ばすポイントは?病気のサイン・予防法を解説

動物の寿命は種類によってさまざまです。今回は【デグー】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、ペットとできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

デグーの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、デグーのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

デグーの画像

デグーの平均寿命は?

デグーの平均寿命は6歳から8歳くらいといわれています。

犬や猫のように10年以上生きられませんが小動物としては、平均的な寿命です。

近年では栄養バランスの良いフード等が沢山売っているので、平均寿命を超えるデグーは沢山います。

デグーの寿命と長生きするコツ

デグーの平均寿命は6歳から8歳くらいといわれています。

デグーはとても活発で運動量のとても多い生き物です。

十分な運動が出来ないとストレスが溜まり、結果寿命を縮めてしまう恐れがあるので、ケージの中でも十分に遊べるような工夫が必要になってきます。

また、飼い主とのコミュニケーションも好きなため、ケージから出して沢山遊んであげることも良いでしょう。

デグーは糖尿病になりやすい生き物です。

草食動物なので果物や野菜は好んで食べますが、やり過ぎには注意が必要です。

デグーは体内でビタミンC合成が出来ない生き物なので、きゅうりやキャベツ、ニンジンなどのビタミンC酸化酵素が含まれている生野菜は与えないようにしましょう。

また、デグーは寒さにも暑さにもとても弱い生き物で、熱中症や低体温症になりやすいです。

温度管理には気をつけてあげましょう。

デグーは平均6歳から8歳位まで生きると言われていますが、近年ではフードの種類も栄養も豊富なので長生きをするデグーが多いです。

栄養バランスや、デグーの特徴、性格、なりやすい病気などを知っておくと長寿に繋がっていくでしょう。

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デグーのかかりやすい病気は?

デグーのかかりやすい病気についてご紹介致します。

まずは、「熱中症・低体温症」です。

デグーは汗腺をもっていないので、暑さも寒さもとても弱い動物です。

次は、「糖尿病」です。

この病気は、体内にあるインスリンが何らかの原因で不足し、細胞が糖を取り込みにくくなる事で血中のブドウ糖が使えなくなるために発症します。

次は、「ビタミンC欠乏症」です。

デグーは体の中でビタミンCを作り出せない動物です。

次は、「不正咬合」です。

デグーの歯は一生延び続けます。

柔らかいものばかりの食事だと歯が削られないために伸び続け、結果噛み合わせが悪くなり不正咬合になります。

次は、「皮膚病」です。

皮膚病は色々な症状や原因があります。

皮膚に異常を感じたら病院に連れていきましょう。

デグーのかかりやすい病気のサイン

デグーのかかりやすい病気のサインをご紹介致します。

まずは、「熱中症、低体温」です。

熱中症は、ぐったりして元気がなくなったり、体温が高くなります。

よだれも大量に出て呼吸も荒くなるので、発見しやすいです。

低体温症は、ぐったりしていて動きが鈍くなります。

次は、「糖尿病」です。

この病気は運動不足や食べ過ぎ、太りすぎなどで発症します。

症状としては、水の飲む量が増え、尿も多くなります。

痩せてきたり、嘔吐が続く場合は注意が必要です。

次は、「ビタミンC欠乏症」です。

サインとしては、衰弱、足を引きずるようにして歩く、歯肉の出血などがあります。

次は、「不正咬合」です。

この病気のサインとしては、食欲不振、よだれの増加、などがあります。

次は、「皮膚病」です。

症状として、皮膚のかゆみや乾燥などがあるので痒みを伴います。

目の周りが炎症した場合は結膜炎を起こすこともあります。

同じ所を何度も掻いていたり、見た目も赤くなるので発見しやすいでしょう。

病気の予防法と対処法

デグーの病気の予防法と対処法をご紹介致します。

まずは、「熱中症、低体温症」です。

熱中症は高温多湿の所に長時間居たり、陽射しの強い場所に長時間居たりすることで発症します。

初期であれば助けられますが、重症になると最悪死に至りますので、くれぐれも温度管理に気をつけてあげてください。

低体温症は、10度以下だと発症しやすくなります。

特に冬場は低体温症になりやすいので、ヒーターなどで部屋を暖めてあげましょう。

次は、「糖尿病」です。

この病気は、運動不足食べ過ぎによる肥満で発症します。

デグーは特に他の動物よりも糖分の代謝が悪い動物です。

日頃からカロリーや糖分ののやり過ぎには注意して食事の内容に気を付けましょう。

次は、「ビタミンC欠乏症」です。

デグーは、ビタミンCを身体の中で生成出来ない動物なので、この病気に発症しやすいです。

予防法としては、ビタミンCが含まれているフードを与えるのが一番です。

次は、「不正咬合」です。

デグーは、歯が延び続けるので柔らかいものばかりの食事だと歯が伸びすぎてどうしても噛み合わせが悪くなってしまいます。

予防法は硬いペレットを与えたり、定期的に歯が伸びすぎていないかチェックをすることです。

次は、「皮膚病」です。

原因が主に2種類あり、食べ物に対するアレルギー反応であれば、予防は難しくなります。

発症した場合はどの食べ物でアレルギーを起こしたか突き止めなければならないので、根気強く取り組むことが大事です。

アトピーによるアレルギー症状は、遺伝も関係してくるので、こちらも予防が難しいですが、ダニ、カビなどでも発症するので、デグーの移住空間は常に清潔にしておきましょう。

デグーの老化のスピード

デグーがシニア期に入る時期が4歳くらいからといわれています。

小動物としては老化のスピードは平均的ですが、人間や犬や猫と比べると断然短いので、歳を取るスピードはとても早く感じるでしょう。

デグーの老化に伴う外見の変化

デグーが歳を取ると、もともと活発で運動量の多かったデグーが、回し車で遊ばなくなってきたり、寝ている時間が多くなってきたりします。

身体の抵抗力も弱くなってくるため病気もしやすくなりますからこの頃から病院で定期的な健康診断をすることをおすすめします。

固いペレットが苦手になることもあるので、その場合は柔らかくしたものをあげるのも良いでしょう。

デグーの外見の変化

歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は?

デグーがシニア期に入ると、だんだんと固いペレットが食べられなくなってくることもあります。

その場合柔らかくして与えてあげてください。

また、若い頃と比べると運動量も落ちてきます。

若い時と同じような食事を与えているとあっという間に肥満になってしまうので、低カロリーなものを与えてあげるようにしましょう。

デグーは完全な草食動物なので野菜や果物などもおやつとして少量与えてあげるのも良いでしょう。

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ストレスをかけないために飼い主が出来ること

デグーはとても活発な性格をしています。

運動量も多いので、運動不足でストレスの原因とならないように、ケージの中でも遊べるような工夫が必要です。

大きめの回し車や、デグーはジャンプをよくするので、ケージ内に段差(ステップ)を用意して上下運動が出来るようにしましょう。

また、デグーは砂遊びが大好きなので、ケージから出したときに砂で遊べるように深さのある容器を用意してあげるのも良いでしょう。

また、いくら小動物だからといって一日中ケージの中だけでは運動量の多いデグーにとってストレスになるので、毎日ケージから出して沢山遊んであげましょう。

デグーは、暑いのも寒いのも苦手なので、飼育環境の温度管理は大切です。

20度前後がデグーにとって過ごしやすいようです。

デグーの寿命に関するまとめ

とても元気で活発、砂遊びの大好きなデグー。

小動物は人間に懐きにくいイメージがありますが、慣れるとデグーは甘えるのも撫でられるのも大好きな性格をしています。

日本ではペットとしてはあまりメジャーではなく飼っている人も少ないですが、とても飼いやすい生き物です。

少しでも長く元気で過ごしていく為には毎日の健康管理は重要です。

ブラッシングや遊びなどを通して少しでもいつとも違う変化を見逃さないようにしましょう。

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