オオミミハリネズミの寿命はどれくらいなのでしょうか？
もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、オオミミハリネズミのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
オオミミハリネズミの平均寿命はどれくらい？
オオミミハリネズミは体長17cm～30cmの大きさのハリネズミで、平均寿命は2歳～5歳であり、通常のハリネズミと同程度の寿命になります。
生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、生活習慣などに気を付けることにより寿命を平均よりも延ばすこともできます。
オオミミハリネズミの寿命と長生きするコツ
オオミミハリネズミは体長17cm～30cmの大きさのハリネズミで平均寿命は2歳～5歳になります。
長生きさせるためのコツは「十分に運動をさせてあげること」「ストレスを与えないこと」などが挙げられます。
オオミミハリネズミはやや荒めな性格をしています。
オオミミハリネズミは遊ぶことも好きです。
おもちゃとしては小動物のための滑車を準備してあげると特に飼い主が遊んであげなくてもオオミミハリネズミ自身が遊びたい時に自由に遊ぶことができます。
飼い主と遊ぶ時は手のひらに乗っけて撫でるなどの可愛がりや安全な場所でゲージなどから出してあげるなどがあります。
この時の注意点としては手のひらから絶対に落とさないこと、フローリングなどの滑りやすい床の場合はフロアマットを敷くなどしてこけないようにすることがあります。
オオミミハリネズミは小動物であり、怖がりでもあります。
ゲージを頻繁に覗いたり、犬などの動物も飼っている場合は犬がオオミミハリネズミにイタズラをしてオオミミハリネズミストレスに感じることがありますので、飼い主が生活に気を使ってあげることでストレスのない日常を過ごすことができます。
オオミミハリネズミのかかりやすい病気は？
オオミミハリネズミのかかりやすい病気としてダニ症、腫瘍、糖尿病、便秘などがあります。
ダニ症はハリネズミに非常に多くみられる皮膚病の一つで、皮膚にトンネルを掘ってダニが住みつき寄生し、激しいかゆみやかさぶたのようなふけ、針が抜け落ちることがあります。
腫瘍は身体の表面や皮膚にイボに似たようなものができ、腫瘍ができている部分がどんどん腫れてきたりします。
糖尿病では頻尿になったり、体重が減ってくるようになります。
便秘は人間と同じように便がなかなかで出なくなり体調不良になります。
オオミミハリネズミの病気のサイン
オオミミハリネズミのかかりやすい病気のサインはダニ症では、「激しく痒がる」「かさぶたのようなふけが出るようになる」「針が抜け落ちる」「元気がなくなる」「以前よりも食欲がなくなる」などの症状がみられるようになります。
腫瘍では、「身体の表面や皮膚にイボのようなものができる」「口や足にできた場合、その部分が腫れてくる」などの症状がみられるようになります。
糖尿病では、「頻繁に水分を摂取するようになる」「頻繁に尿をするようになる」「だんだん痩せてくる」などの症状がみられるようになります。
便秘では、「ふんばっても便が出ないようになる」「排便されないため食事の量が減ってくる」などの症状がみられるようになります。
病気の予防法と対処法を紹介
オオミミハリネズミのかかりやすい病気としてダニ症、腫瘍、糖尿病、便秘などがあげられましたが、その予防法や対処法として、ダニ症では自然治癒による治療はできないので、駆除剤の注射やセラメクチンなどの滴下すること、飼育施設や飼育グッズを流水で十分に洗うまたは熱湯消毒する、お風呂に入れてあげるなどの予防法や治療法があります。
腫瘍では動物病院に連れていき腫瘍を摘出してもらう、普段からの食生活や生活習慣に気を付けてあげる、ストレスを与えないようにするなどの予防法や治療法があります。
糖尿病では糖分の多い食事を控えるようにする食事療法、適正な体重を維持できるように食事の量に気を付けるなどの予防法や治療法があります。
便秘では便が長期間出ないようならマッサージをしてあげる、消化に役立つ食材が配合されているエサを与える、適度に運動をさせてあげる、普段から水分をこまめにあたえるようにするなどの予防法や治療法があります。
オオミミハリネズミの老化のスピード
オオミミハリネズミの老化のスピードは平均寿命が2歳～5歳いうことから人間の15倍のスピードで年をとります。
人間に換算すると1年で15歳年をとることになります。
生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、生活習慣などに気を付けることで寿命を延ばすこともできます。
オオミミハリネズミの老化に伴う外見の変化
オオミミハリネズミの老化に伴う外見の変化は歩行時に足がプルプル震えるようになる、ハリに張りや元気がなくなってくる、活発だった動きが鈍くなるというような外見の変化が現れるようになります。
普段からの遊びなどを通じてコミュニケーションをとることで変化が多少であっても見逃すことなく気づくことができるようになります。
歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は？
オオミミハリネズミは遊び好き、やや荒い性格ですが、年をとるにつれて元気がなくなったりします。
この症状が出てくるくらいの老いたハリネズミになってきた時にはハリネズミセレクションというフードがオススメです。
このフードはオオミミハリネズミに合わせた粒の形状・物性になっており、非常にふやけやすいようになっています。
また、日々のオオミミハリネズミの健康を維持する多くの素材を配合しており、オオミミハリネズミの生活に最適なカルシウムとリンがバランスよくなるように設計されています。
合成保存料、合成着色料が無添加なので、オオミミハリネズミの体調にも配慮されています。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
オオミミハリネズミにストレスをかけないために飼い主としてできることは、遊ぶことが好きなので飼育スペースに小動物用の滑車などを準備してあげて、運動することができるスペースを十分確保してあげることでストレスのない日常を過ごすことができます。
また、ゲージの外で遊ばせる場合は飼い主の手のひらに乗っけて散歩をするなどの方法があります。
オオミミハリネズミは怖がりでもありますので、長時間飼い主の手のひらの上で散歩をする、犬などの別の動物を飼っていたりすると、特に犬などでは、遊び道具と間違えてオオミミハリネズミとじゃれてしまうことがあります。
このようなことがあると、オオミミハリネズミはとてもストレスに感じてしまうので注意が必要です。
このようなことが起こらないように飼い主としてオオミミハリネズミの生活環境に十分注意してあげる必要があります。
オオミミハリネズミの寿命に関するまとめ
オオミミハリネズミは遊び好き、やや荒い性格です。
平均寿命は2歳～5歳であり、生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、日々の生活習慣に気を付けることで長生きをすることができます。
遊ぶことが好きなので飼育スペースに小動物用の滑車などを準備して運動ができるスペースを確保してあげる必要があります。
怖がりな性格でもあるので飼い主がオオミミハリネズミが安心できる空間作りをしてあげる必要があります。
