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ゴールデンハムスターの寿命と、病気のサイン・予防法を解説!

動物の寿命は種類によってさまざまです。今回は【ゴールデンハムスター】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、ペットとできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

ゴールデンハムスターの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、ゴールデンハムスターのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

ゴールデンハムスターの画像

ゴールデンハムスターの平均寿命はどれくらい?

ゴールデンハムスターの平均寿命は、以前は1歳半ぐらいと言われていましたが、最近では飼育環境や飼育する為の情報が簡単に得られるようになった為、2歳から3歳と寿命が延びています。

体の大きいゴールデンハムスターは他のハムスターよりは、若干長生きするとされています。

ゴールデンハムスターの寿命と長生きするコツ

ゴールデンハムスターの平均寿命は2歳から3歳ぐらいと短いですが、環境次第ではもっと長く生きられます。

どのハムスターの種類かは不明ですが、ギネス登録されているハムスターは4.5歳です。

長生きさせるポイントとしては、「余り構わない」「ヒマワリの種を与えすぎない」「住環境を整える」などです。

ゴールデンハムスターは孤独が大好きです。

可愛いいからと構いすぎるとストレスを感じてしまいます。

ヒマワリの種は高カロリーで肥満のもととなり、長生きさせにくくなります。

ヒマワリの種は1日5粒ぐらいまでとし、おやつを与えるなら固い野菜、例えばニンジンとかブロッコリーがお勧めです。

ゴールデンハムスターのケージの中には必ず、寛ぐための巣箱、運動のための回し車、トイレ、給水器、寒さ対策用に床材を準備しましょう。

ゴールデンハムスターを飼育するための適温は、20度から25度で、27度以上になると熱中症になる可能性があります。

また、寒すぎると擬似冬眠してしまいます。

擬似冬眠すると死に至る恐れがあるので気を付けましょう。

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ゴールデンハムスターのかかりやすい病気は?

ゴールデンハムスターがかかりやすい病気は、腫瘍、ニキビダニ症、アレルギー性皮膚炎、下痢などです。

住環境を整え、食べ物などに気を付ければ防げる病気もあります。

特に下痢は、甘味料や牛乳、脂肪の多い食べ物を与えたり、水分の多い野菜や果物を与える過ぎると下痢になりやすくなりますし、風を引いて下痢になる場合もあります。

元気があるかどうか普段から健康チェックを行い、異変を感じたら動物病院で診てもらいましょう。

ゴールデンハムスターの病気のサイン

ハムスター系はもともとは野生の生き物です。

なので病気などで弱っていると思われると、敵に捕らわれてしまう危険性があるので、ゴールデンハムスターに限らず、ハムスター系は病気やケガを隠そうとします。

そのため、ゴールデンハムスターの病気を見つけることは、とても難しいです。

普段から観察し異変に気付くことが大切です。

”食欲がなく、元気もない”、”下痢をしている”、”痩せた”、”歯が伸びすぎてエサが食べられない”、”耳の中が汚れている”、”目やにが多い”、”体に腫れや傷がある”、”毛並みが悪い、脱毛している”、”ふらつきや足を引きずっている”、等なんらかの病気のサインかもしれません。

早めに動物病院で診てもらいましょう。

病気の予防法と対処法を紹介

ゴールデンハムスターで一番多い症状が腫瘍です。

1歳半を過ぎたあたりから、腫瘍が見つかることが少なくありません。

その腫瘍の多くは悪性で、ガンになる可能性が高いです。

残念ながら完全な予防方法はありませんが、原因として考えられているのがストレスからくる免疫低下です。

普段からストレスをかけない飼育環境を心がけましょう。

ガンや他の疾患、また栄養障害で免疫が低下してしまうと、ニキビダニが寄生しお尻から腰にかけて発症します。

症状は、皮膚が乾燥しフケのような状態になり、進行すると脱毛や赤みの帯びた炎症が全身に広がり、酷い痒みも伴います。

ペレットを中心に偏りのない食事と清潔でストレスのない生活環境が大切です。

ゴールデンハムスターはとてもきれい好きなので、生活環境の悪化をとても嫌い、大きなストレスを感じます。

ゴールデンハムスターにが掛かりやすい腫瘍や皮膚病、そして下痢などはの最初の原因はストレスと言っても間違いではありません。

2週間に1度は回し車やトイレを含めてケージ全体を掃除しましょう。

排泄物や食べ残し等は毎日取り除き、水は毎日新鮮な水ととりかえましょう。

ゴールデンハムスターの老化のスピード

ゴールデンハムスターは他のハムスターより、体が少し大きいため、若干長生きするとされています。

平均寿命は、2歳から3歳です。

ゴールデンハムスターの1か月は人間で言えば6歳です。

12か月で34歳、24か月で74歳です。

4歳を超えると、人間で言えば100歳を超えるので、なかなか4歳越えは難しいようです。

ゴールデンハムスターの老化に伴う外見の変化

ゴールデンハムスターの老化が進むと、毛並みが悪くなり、運動をせず寝ていることが多くなります。

運動量が少なくなると、筋肉を減少していくので、ふらふらと歩いたり、転んだりしたりします。

ゴールデンハムスターの外見の変化

歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は?

高齢になったゴールデンハムスターにとって、太りすぎ・痩せすぎは良くありません。

脂肪分やたんぱく質の取りすぎには注意しましょう。

また、年を取ると固いものが食べづらくなるかもしれません。

ペレットは粉状にしたりふやかしたりしてあげると食べやすくなります。

野菜は柔らかく茹でて与えると良いでしょう。

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ストレスをかけないために飼い主が出来ること

ゴールデンハムスターにストレスをかけないためには、ゴールデンハムスターの習性や特徴をよく知る事が大切です。

特に買い始めた頃は、可愛くて構いたくなりますが、かえってストレスをかけてしまう事にもなります。

ゴールデンハムスターの気持ちとしては、”一人にしてほしい”というのが本音でしょう。

また、ゴールデンハムスターは縄張り意識が特に強いので、もしハムスターの多頭飼いをするなら、同じケージの中で飼う事は避け、それぞれのケージを準備しましょう。

きれい好きなゴールデンハムスターの為に、毎日ケージの中の餌箱やトイレは掃除し、排泄物も取り除きましょう。

月に1度は、おもちゃやケージ全体を水洗いし、清潔な状態を保ちましょう。

ゴールデンハムスターの寿命に関するまとめ

温和で人懐っこいゴールデンハムスターは、初心者でも飼育しやすいと言われています。

いろいろなハムスターの種類の中では、比較的体が大きいので、平均寿命2歳から3歳と若干長いとされ、飼い主さんのお世話の仕方次第では、まだまだ長生きしてくれるかもしれません。

ゴールデンハムスターは、人間と同じようにストレスを感じ、そのストレスが原因でいろいろな病気を引き起こすと言ってもよいでしょう。

出来るだけストレスをかけないことが、長生きの秘訣かもしれません。

一番大切なのは、毎日お世話する中で、健康で元気な時の様子を把握し、少しでも変化があった時やストレスの兆候が出た時に、早く気付いてあげる事です。

せっかく縁があって一緒に暮らし始めた家族なのですから、1日でも長く一緒にいたいですよね。

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