ライオンヘッドの基本情報
- 原産国、地域 ベルギー
- 一般的な体重 1.5～1.7kg
- 一般的な体高 体高約20～30cm
ライオンヘッドの名前の由来
顔周りの毛がライオンのようなたてがみをしていることから、ライオンヘッドと呼ばれています。
ライオンヘッドの歴史
ライオンヘッドにはどのような歴史はがあるのでしょうか？
いつ頃誕生したかは不明で、突然変異ではないかと言われています。
1990年代頃にヨーロッパで人気が出て、その後アメリカに渡りARBAには2014年登録されました。
日本ではライオンヘッドによく似た雑種はたくさん見かけますが、純血種は珍しく、入手は難しいです。
ライオンヘッドの性格や特徴
ライオンヘッドには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし（寿命が延び）、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。
意外と知らないライオンヘッドの性格が見えてくるかもしれません♪
ライオンヘッドの性格
「ライオンヘッド」の名のとおり、ライオンのたてがみのように顔周りのふわふわとした飾り毛が特徴です。
顔周りの毛のみが長い「シングルメイン」と、顔周りと腹回りの毛が長い「ダブルメイン」があり、毛の長さが短い「ノーメイン」はライオンヘッドとして認められません。
日本では昔からライオンラビットやライオンドワーフと呼ばれる種類がいますが、純血種のライオンヘッドは珍しいので、購入する場合は専門店がいいです。
性格は個体によって様々ですが、比較的人懐こく、やんちゃで好奇心旺盛な子が多いです。
知能が高く、名前を呼ぶと駆けつけて来くれる子もいます。
ライオンヘッドの毛色
ライオンヘッドの毛の色や柄はこんな種類があります。
ブラック、チェストナットアグーチ、トータス、シャムセーブル、ルビーアイホワイト、ブルー、ライラック、チョコレート、ブロークンブラック、ブロークントータス、ブロークンブルー、ブロークンチェスナット
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ライオンヘッドの飼い方としつけ方
種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。
もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。
ライオンヘッドに合わせた飼い方・しつけ方を解説します。
うさぎは温度の変化に強くありません。
冬や夏、梅雨の時期など温度や湿度が極端になる時期はエアコンなどで20℃～25℃位の温度に保つよう注意が必要です。
また、うさぎに多い病気として毛玉がお腹に溜まってしまう毛球症や歯が伸びてしまって噛み合わせが悪くなる不正咬合などがあります。
これらを防ぐためにはブラッシングを欠かさないこと、歯が伸び過ぎにならないようケージの中に齧れる木やおもちゃを用意することが大切です。
また、食物繊維豊富な牧草をたくさん食べさせることで毛球症予防や、歯の伸びすぎも防げます。
うさぎはずっとケージにいるとストレスが貯まるので、時間に余裕があるときに30分～1時間ほど部屋にだしてあげます。
手のひらにおやつなどを乗せてあげると、はやく仲良くなれます。
トイレのしつけは比較的容易です。
自分の身が安全な場所で排泄しようとしますので、その習性を利用してトイレを壁際のケージの隅に置けば大抵はしてくれます。
しない場合は、いつもうさぎが排泄する場所にトイレを移動することや、うさぎの糞尿をトイレに臭い付けとして少量置いておくなどの工夫が必要です。
室内と屋外どっちで飼うのに適している？
ライオンヘッドは、両方可能ですが屋内のほうが望ましいです。
屋外飼育の場合は気温（特に暑さに弱いので）、外敵（犬、カラスなど）に注意しなくてはならないのでおすすめはできません。で飼うことに適しています。
ライオンヘッドのオスとメスの違い
ライオンヘッドオス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか？
ライオンヘッドの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス：すり寄って甘えてきたり甘えん坊。
マイペースな子が多いです。
縄張り意識が強いせいか、飼い主さんが好き過ぎで自分の臭い（おしっこ）を飛ばしてくることもあります。
メス：身体的特徴として、オスよりもメスの方が多少大きい傾向があります。
成長すると、顎の下の首周りにまるで毛皮のマフラーを巻きつけたような肉のかたまり（肉垂）ができることが多いので見た目で性別の判断が可能です（極稀にオスにもできる場合があります）。
性格は、素っ気ないと思ったらいきなりベタベタ甘えてきたりとツンデレな子が多いく、賢くトイレのしつけが簡単な子が多いです。
普段大人しい子でも発情期には多少気性が荒くなることもあります。
ライオンヘッドのおすすめのエサ
ペットのエサは数えきれない種類があります。
何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。
ライオンヘッドの体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。
主食を牧草にして常に新鮮な牧草が食べられる環境にしましょう。
ペレットは体重の2～3％の量を朝晩2回にに分けて与えるのが理想です。
お水は水道水で構いませんが毎日新しいものに入れ替えましょう。
水分はお水で充分取れているので、野菜はおやつとして少量与える程度で大丈夫です。
ライオンヘッドの1ヶ月の食事代（エサ代）の平均
ライオンヘッドの1ヶ月の食事代（エサ代）は、約2,000円～3,000円です。
ライオンヘッドのお風呂のペース
うさぎは湿気に弱いためお風呂に入れることはあまりおすすめできません。
たまにホットタオルなどで体をきれいに拭いてあげる程度で大丈夫です。
あとはこまめにブラッシングをして、うさぎとコミュニュケーションをとりましょう。
ライオンヘッドにおすすめのグッズ
ライオンヘッドを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
歯が伸び過ぎにならないようケージの中に齧れる木やおもちゃがあると不正咬合の予防や、ストレス解消にもなります。
もし、ケージ内の広さに余裕があるなら、うさぎ用の牧草や木でできたハウスもおすすめです。
うさぎの先祖はアナウサギで、土に穴を掘ってそのなかで生活していた習性があり、周囲が覆われている状況に安心を感じます。
うさぎがハウスに入り安心しきって寝ている姿には、とても癒されます。
また、うさぎにとって大事なのは、ブラッシングです。
毛づくろいで毛を飲み込んでしまううさぎにとってブラッシングを怠るのは死活問題です。
ブラッシングを怠ると毛球症、うっ滞につながる危険があるのでしっかりとケアします。
それに欠かせないうさぎのグルーミング用品であるブラシは、うさぎの毛質に合わせて選ぶようにしましょう。
短毛種の場合は、毛玉を取る毛かきと、毛つやを良くしてコームのとおりもよくするグルーミングスプレーを用意するといいです。
ライオンヘッドのかかりやすい病気
体質によって、かかりやすい病気は様々です。
自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
ライオンヘッドがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
消化管うっ滞（毛球症）：毛づくろいの際に自分の毛を飲み込むため長毛種に多い病気。
不正咬合：うさぎの種類に関係なく牧草不足やケージの噛みぐせなどが原因で不正咬合になりやすい。
ライオンヘッドのよく使う薬・サプリ
ストレスからくる腸内環境の乱れや免疫低下予防に乳酸菌。
毛球症対策にヘアボールリリーフ。
体調不良、病中病後にプロポリス。
ライオンヘッドの治療平均価格
ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。
毛球症によるうっ滞の場合、初診料1000円～2000円、レントゲン撮影3000円～5000円、血液検査4000円～5000円、皮下注射1500円～2000円、手術が必要な場合手術費20000円～30000円、入院費（1泊～7泊）3000円～21000円、内服薬（1週間分）1500円～5000円。
不正咬合の場合、初診料1000円～2000円、歯の切断（前歯）1000円～3000円（臼歯）4000円～10000円。
ライオンヘッドの平均寿命と価格
ライオンヘッドの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いペットたち。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
ライオンヘッドの平均寿命は5～10年です。
ライオンヘッドの価格相場
ライオンヘッドの価格相場は、3～7万円です。
ライオンヘッドを飼っている主な著名人
現在調査中
ライオンヘッドに関するまとめ
ライオンヘッドは、長毛種に分類されます。
長毛の部分はカラダの1部分だけですが、毛づくろいの際に、長い毛を飲み込んでしまうので毎日のブラッシングは欠かせません。
ですがアンゴラなどの長毛種とは違い、カットなどは必要なく難しいケアはありません。
なので、うさぎ初心者でも飼いやすい品種です。
人にも懐きやすいので、初心者の方でも安心して飼うことが出来ます。
