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イングリッシュロップの正しい飼い方や性格・寿命・歴史を解説

イギリス出身の「イングリッシュロップ」の性格・特徴や平均寿命などをまとめました。平均寿命5~10年のイングリッシュロップの長生きの秘訣は、飼い方や育て方にあります。意外と知らないイングリッシュロップの歴史や名前の由来なども紹介します!

イングリッシュロップの基本情報

イングリッシュロップの画像

  • 原産国、地域 イギリス
  • 一般的な体重 4.5~5.0kg
  • 一般的な体高 体高約40cm
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イングリッシュロップの名前の由来

イングリッシュロップイヤーは全ての垂れ耳うさぎの原種で、人の手によって改良されたうさぎの中では最も古い品種です。

原産国はイギリスです。

イングリッシュロップの歴史

イングリッシュロップにはどのような歴史はがあるのでしょうか?

起源は古く、正確なことは不明とされています。

人の手によって改良されたうさぎの中では最も古く、イギリスで誕生し1846年にはラビットショーに出展されています。

イングリッシュロップの性格や特徴

イングリッシュロップには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。

それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし(寿命が延び)、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。

意外と知らないイングリッシュロップの性格が見えてくるかもしれません♪

イングリッシュロップの性格

イングリッシュロップイヤーの最大の特徴は、ダンボのような地面にまで届く長い耳です。

広げると左右70cmにもなる個体もいます。

耳だけではなく、カラダも大きく平均体重が4~5kgあります。

毛並みはシルクのようになめらかな短毛です。

性格はとても大人しく、人に懐きやすい品種です。

とても賢く、犬のように名前を呼ぶと駆けつけてくれる個体も珍しくありません。

ただ、おっとりしていますが意外とデリケートでストレスが溜まりやすい傾向が見られます。

イングリッシュロップの毛色

イングリッシュロップの毛の色や柄はこんな種類があります。

チンチラ:ブラック、ブルー、チョコレート、ライラック、セーブル、スモークパール。チェスナットアグーチ:ブラック、チョコレート。オパール、リンクス、ブロークン、トライカラー:濃いブラック&ゴールデンオレンジ、ラベンダーブルー&ゴールデンフォーン、濃いチョコレート&ゴールデンオレンジ、ライラック&ゴールデンフォーン。ポインテッドホワイト(鼻、耳、前足と後ろ足、しっぽ部分にカラー):ブラック、ブルー、チョコレート、ライラック。セルフグループ:ブラック、ブルー、チョコレート、ライラック、ホワイト。フロステッドパール:ブラック、ブルー、チョコレート、ライラック。セーブル、セーブルポイント、シール、スモークパール、トータス:ブラック、ブルー、チョコレート、ライラック。シルバーorシルバーフォックス:ブラック、ブラウン、フォーン。シルバーorシルバーフォックス:ブルー。スティール:ブラック、チョコレート、セーブル。スティール:ブルー、ライラックスモークパール。クリーム、フォーン、オレンジ、レッド

イングリッシュロップに似ているのは?

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イングリッシュロップの飼い方としつけ方

種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。

室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。

もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。

イングリッシュロップに合わせた飼い方・しつけ方を解説します。

カラダが大きく、普段入れておくケージもうさぎ用ではあっという間に手狭になってしまうので、生後間もない頃から犬用のゲージを用意してあげる必要があります。

体重もあるので、ソアホック(足裏の病気)にかかりやすく、ケージの掃除と体重が分散する様に配慮しましょう。

なので歩く地面に段ボールなどをひいて足に出来るだけ負担がかからなにようにしてあげましょう。

他にも体が大きい分広いスペースを用意してあげてください。

寝床とトイレの場所は近くにするとごっちゃになってしまうので少し間を開けてあげるのが理想です。

穴を掘る習性があり、体も大きいので、床材がぼろぼろになりやすいです。

また、ただ飼育しているだけでは十分な運動量が確保できないので、飼い主が意図的に運動させてあげましょう。

イングリッシュロップイヤーの大きな耳は、地面にまで届くほどあるので、自分の足で耳を踏んでしまいます。

その際、爪が伸びていると耳を傷つけてしまうので爪は小まめにカットしてください。

それと、この大きな耳は蒸れやすく、汚れも入りやすいので定期的な耳掃除は必須です。

簡単な汚れは拭き取ってあげて、奥の方の汚れや取りにくいものは動物病院で掃除してもらいましょう。

イングリッシュロップの飼い方

室内と屋外どっちで飼うのに適している?

イングリッシュロップは、両方可能ですが屋内のほうが望ましいです。

屋外飼育の場合は気温(特に暑さに弱いので)、外敵(犬、カラスなど)に注意しなくてはならないのでおすすめはできません。で飼うことに適しています。

イングリッシュロップのオスとメスの違い

イングリッシュロップオス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか?

イングリッシュロップの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。

メス:身体的特徴として、オスよりもメスの方が多少大きい傾向があります。
成長すると、顎の下の首周りにまるで毛皮のマフラーを巻きつけたような肉のかたまり(肉垂)ができることが多いので見た目で性別の判断が可能です。
(極稀にオスにもできる場合があります)性格は、素っ気ないと思ったらいきなりベタベタ甘えてきたりとツンデレな子が多いく、賢くトイレのしつけが簡単な子が多いです。
普段大人しい子でも発情期には多少気性が荒くなることもあります。

オス:すり寄って甘えてきたり甘えん坊。
マイペースな子が多いです。
縄張り意識が強いせいか、飼い主さんが好き過ぎで自分の臭い(おしっこ)を飛ばしてくることもあります。
イングリッシュロップイヤーの場合、オスはメスより顔の横幅が大きい個体が多く見られます。

イングリッシュロップのおすすめのエサ

ペットのエサは数えきれない種類があります。

何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。

イングリッシュロップの体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。

主食を牧草にして常に新鮮な牧草が食べられる環境にしましょう。

ペレットは体重の2~3%の量を朝晩2回にに分けて与えるのが理想です。

お水は水道水で構いませんが毎日新しいものに入れ替えましょう。

水分はお水で充分取れているので、野菜はおやつとして少量与える程度で大丈夫です。

ただ一つ気をつけたいのは、太りやすい体質なので、運動不足になったりエサをあげすぎたりすると肥満になってしまうことです。

うさぎの肥満はあらゆる病気の元となりますから、しっかり運動させること、エサの量をきちんと守ることを徹底しましょう。

イングリッシュロップの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均

イングリッシュロップの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約3,000円~4,000円です。

イングリッシュロップのお風呂のペース

うさぎは湿気に弱いためお風呂に入れることはあまりおすすめできません。

たまにホットタオルなどで体をきれいに拭いてあげる程度で大丈夫です。

あとはこまめにブラッシングをして、うさぎとコミュニュケーションをとりましょう。

イングリッシュロップにおすすめのグッズ

イングリッシュロップを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪

歯が伸び過ぎにならないようケージの中に齧れる木やおもちゃがあると不正咬合の予防や、ストレス解消にもなります。

もし、ケージ内の広さに余裕があるなら、うさぎ用の牧草や木でできたハウスもおすすめです。

うさぎの先祖はアナウサギで、土に穴を掘ってそのなかで生活していた習性があり、周囲が覆われている状況に安心を感じます。

うさぎがハウスに入り安心しきって寝ている姿には、とても癒されます。

また、うさぎにとって大事なのは、ブラッシングです。

毛づくろいで毛を飲み込んでしまううさぎにとってブラッシングを怠るのは死活問題です。

ブラッシングを怠ると毛球症、うっ滞につながる危険があるのでしっかりとケアします。

それに欠かせないうさぎのグルーミング用品であるブラシは、うさぎの毛質に合わせて選ぶようにしましょう。

短毛種の場合は、毛玉を取る毛かきと、毛つやを良くしてコームのとおりもよくするグルーミングスプレーを用意するといいです。

イングリッシュロップのかかりやすい病気

体質によって、かかりやすい病気は様々です。

自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。

イングリッシュロップがかかりやすい病気はこのようなものがあります。

ソアホック:脚に負担が掛かりやすい種類のためソアホックになりやすい。

不正咬合:うさぎの種類に関係なく牧草不足やケージの噛みぐせなどが原因で不正咬合になりやすい。

消化管うっ滞(毛球症):毛づくろいの際に自分の毛を飲み込むため長毛種に多い病気です。

外耳炎:耳ダニ、細菌、外傷などが原因で炎症を起こります。

イングリッシュロップのよく使う薬・サプリ

ストレスからくる腸内環境の乱れや免疫低下予防に乳酸菌。

毛球症対策にヘアボールリリーフ。

体調不良、病中病後にプロポリス。

イングリッシュロップの治療平均価格

ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。

最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。

そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。

ソアホックの場合、初診料1000円~2000円、内服薬と塗り薬2000円~3000円。

不正咬合の場合、初診料1000円~2000円、歯の切断(前歯)1000円~3000円(臼歯)4000円~10000円。

毛球症によるうっ滞の場合、初診料1000円~2000円、レントゲン撮影3000円~5000円、血液検査4000円~5000円、皮下注射1500円~2000円、手術が必要な場合手術費20000円~30000円、入院費(1泊~7泊)3000円~21000円、内服薬(1週間分)1500円~5000円。

外耳炎の場合、初診料1000円~2000円、処置料500~1000円、内服薬1000円~3000円、外用薬1000円~3000円。

イングリッシュロップの平均寿命と価格

イングリッシュロップの平均寿命

人間よりもとても寿命が短いペットたち。

その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。

ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。

イングリッシュロップの平均寿命は5~10年です。

イングリッシュロップの価格相場

イングリッシュロップの価格相場は、8~11万円です。

イングリッシュロップを飼っている主な著名人

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イングリッシュロップに関するまとめ

大きな垂れ耳が特徴のイングリッシュロップイヤー。

フレミッシュジャイアントほどの大型種は一般家庭での飼育は難しいですが、イングリッシュロップイヤーなら大型種でもそこまで飼育は難しくはありません。

とくに注意する点は、耳のケアと爪きりです。

爪切りなどのケアが難しい人は、動物病院に連れて行けばケアをしてもらえるので、初心者でも飼育も可能です。

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