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ミニロップの寿命を伸ばすポイントは?病気のサイン・予防法を解説

動物の寿命は種類によってさまざまです。今回は【ミニロップ】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、ペットとできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

ミニロップの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、ミニロップのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

ミニロップの画像

ミニロップの平均寿命は?

ミニロップの平均寿命ですが、おおよそ5年~7年と言われています。

名前に「ミニ」がつくようにフレンチロップやほかのウサギと比較すると小型のウサギですが、寿命はほかの種類のウサギと比較しても、大きな差はないようです。

ミニロップの寿命と長生きするコツ

ミニロップはドイツで生まれたウサギで、体重は2~3キロが理想と言われています。

特に子ウサギの頃は、事故やけがに気をつけるのが長生きのポイントかもしれません。

新しい環境に慣れやすく、好奇心の強いウサギなので、初心者向けともいわれていますが、旺盛な好奇心ゆえに、思わぬ事故に巻き込まれれば、命取りにつながります。

ウサギの側で気をつけて行動するのは難しいため、危険なものを置かない、危険な場所に立ち入らせない、という人間側の努力が欠かせません。

また、ミニロップの「ロップ」は「ロップイヤ―」からきており、垂れた耳が特徴ですが、この垂れた耳にもきちんとケアをしてげましょう。

内側の耳垢掃除や、耳の外側を拭いてあげる、という日常のケアがどうしても必要になってきます。

さらに、フワフワした毛はとてもかわいいのですが、こちらも衛生面での管理が必要です。

ブラッシングをしてあげましょう。

最近ではペットショップでウサギ用のブラシも売られています。

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ミニロップのかかりやすい病気は?

ミニロップのかかりやすい病気の一つは皮膚炎です。

糞尿をそのままにしておく、という不潔な環境はもちろんのこと、耳が床を引きずってしまい、そこからばい菌が入ってしまった場合にも皮膚炎の原因となります。

また、垂れた耳の中にも虫やばい菌が入り込んでしまうことがあります

さらに長い毛を飲み込んでしまった結果、胃の中にそれらがたまってしまうことがあります。

これは毛玉症と呼ばれており、栄養が取れなくなるためにウサギは弱ってしまいます。

ミニロップのかかりやすい病気のサイン

ミニロップのように好奇心が旺盛なウサギであっても、病気にかかれば当然元気がなくなってしまいます。

「いつもに比べておとなしいな」「今日はあまり元気がないな」と思ったら、それは病気のサインかもしれません。

また、おしっこやフンの状態からも、ウサギの体調が分かります。

おしっこのにおいがいつもと違ったり、フンの形や量が違うこともあるので、ケージを掃除した時に気がつくかもしれません。

さらに、ミニロップはふさふさの毛を持つウサギです。

下痢をするとお尻の周りの長い毛が汚れてしまいます。

「様子が変だな」と思ったら、お尻の状態を見てみるのも一つの方法と言えるでしょう。

自分の方から体調不良を訴えることはまずありえません。

どちらかというと隠す傾向にあります。

ウサギの天敵が多い野生の状態では、病気で弱った動物は、肉食動物に真っ先に食べられてしまうからです。

体調不良を隠すのは、自分を守るために身に着けた習性の名残ですので、飼い主が気がついてあげるしかないのです。

病気の予防法と対処法

ミニロップは皮膚炎にかかりやすく、ケージをいつも清潔にしてあげる必要があります。

糞尿をそのままにしておく、という不潔な環境のせいで、それらが肌に触れてそこから皮膚炎にかかるウサギもいますので、注意しましょう。

さらに、皮膚炎はちょっとした刺激でも原因となります。

かわいいから過剰に撫でまわしたり、毛を引っ張ったりしてしまうなら、それらも皮膚炎の原因となってしまうでしょう。

別の対策として、垂れた耳を時々上にあげて中を掃除してあげましょう。

耳の中に虫やばい菌が入り込んでしまうことを防いだり、万が一トラブルになった場合にも早期発見が出来るでしょう。

さらに長い毛を飲み込んだ結果かかってしまう毛玉症は、ブラッシングをしてあげることでリスクを小さくすることが出来ます。

もちろん、気になる点がある時や、「いつもと違う」と思った場合には、獣医さんの助けが必要となるかもしれません。

あらかじめかかりつけの獣医さんがいれば安心です。

ミニロップの老化のスピード

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ミニロップの老化に伴う外見の変化

ミニロップの老化のサインは、見えるところに現れます。

まず毛につやがなくなったり、薄くなったりする傾向があります。

さらに別の点として、以前よりもおとなしくなったりする点に見られます。

人間にも年を取ってから面倒くさがりになる人がいますが、ミニロップも毛づくろいを以前ほどしなくなったり、活発に動き回ることが少なくなるようです。

ミニロップの外見の変化

歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は?

ミニロップの飼い主さんの中には、ウサギ用のペレットを与えている方も多いと思います。

このペレットのは「シニア用」「スーパーシニア用」というものがあります。

その名前の通り、高齢のウサギさんに合わせて作られたエサですので、年齢とともに活用していくのは良い方法と言えるでしょう。

また、ミニロップも成長期の頃に比べて新陳代謝が落ちてきます。

ペレットの他に、ごはんやおやつとして、フルーツをあげる人も多くいらっしゃいますし、フルーツが好きなウサギも多いのですが、太りすぎてしまうと動きにくくなり、内臓のトラブルを抱える可能性も出てきます。

成長期と同様に食べさせたら、食べすぎになってしまいます。

全く上げないようにする、ということは難しいですが、あげる量には気をつけ、年齢と体重に合わせて減らした方が良いでしょう。

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ストレスをかけないために飼い主が出来ること

ミニロップは新しい環境に慣れやすく、好奇心の強いウサギです。

その特徴から、うさぎ初心者向けともいわれています。

それでもほかのウサギよりストレスに強いという訳ではありません。

必要以上に撫でまわしたりするなら、当然ストレスが溜まってしまいます。

触られるのを嫌がるようであれば、あまりしつこくしない方が良いでしょう

そして、小さなこどもには、特に力の加減がわかりません。

そして、ウサギの側も「子どもが相手だから仕方がない」とは思いません。

不要なストレスを避けるためにも、ウサギと遊んだり、抱っこしたりするのは、監督の出来る大人のいるところで行いましょう。

もう一つ、忘れてはいけない点として、不潔な環境もウサギにとってはストレスとなります。

ケージの中をきれいに掃除しておくことや、ウサギにもブラッシングをしてあげることにより、いつも清潔にしておくことをおすすめします。

ミニロップの寿命に関するまとめ

人に慣れやすく環境に順応しやすい性格と、特徴のある垂れた耳がかわいらしいミニロップは、いつ見ても飽きることはありません。

耳のケアや体のブラッシングも、かけがえのないスキンシップの時間となることでしょう。

ずっと健康で長生きしてもらうためにも、ケージの掃除をまめに行って清潔な飼育環境を整えてあげましょう。

普段のお世話をしてあげる時に、体に異常がないかまめに見てあげるなら、いつまでも楽しい時間を過ごせる、大切な家族になるでしょう。

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