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イングリッシュアンゴラの寿命や病気のサイン、予防法は?

動物の寿命は種類によってさまざまです。今回は【イングリッシュアンゴラ】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、ペットとできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

イングリッシュアンゴラの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、イングリッシュアンゴラのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

イングリッシュアンゴラの画像

イングリッシュアンゴラの平均寿命はどれくらい?

イングリッシュアンゴラの平均寿命は、一般的なうさぎと同様に5歳から15歳くらいになると言われています。

飼育方法にいくつか注意点が見られるので、適切な管理ができている場合にはもちろん10歳以上生きる個体もいます。

イングリッシュアンゴラの寿命と長生きするコツ

イングリッシュアンゴラの寿命を延ばし長生きさせるポイントは、「被毛のケアをしっかり行う」「食事の管理に気をつける」「飼育環境の管理をしっかり行う」などが挙げられます。

イングリッシュアンゴラは長い被毛が特徴的な品種です。

細く柔らかい毛質のため絡まりやすいので、毎日のブラッシングはかかせません。

1日に1回から3回くらいしてあげるのがベストとされています。

他のアンゴラ種と違い、飾り毛が脚や顔まわりにもあるので食事や水を飲む時に汚れやすいです。

年に数回カットしてあげることで皮膚病の予防やお手入れがしやすくなるとともに、視界不良や動きづらいなどのストレスの軽減にもつながります。

毛量が多いことから毛球症にかかる可能性も高いので、牧草をたくさん食べさせてあげたり、予防効果があるとされているタンパク質を分解してくれる酵素をサプリメントなどでとらせるなど、食事の管理も大切です。

主食は牧草、ペレットは美味しいのでうさぎは喜んで食べますが、あくまでも副食として少量にとどめましょう。

また、暑さや湿度に弱いとされているので、特に夏は温度・湿度のの管理をしっかりとしてあげましょう。

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イングリッシュアンゴラのかかりやすい病気は?

イングリッシュアンゴラのかかりやすい病気には、体内に入った毛がうまく排出されず胃腸の機能が低下してしまう「毛球症」があげられます。

長毛で豊かな被毛をもつアンゴラ種は特に注意が必要な病気です。

お腹が張ってしまうので食欲が低下してしまい体重が減ったり、あまり動きたがらないなどの症状が見られたらすぐに動物病院で診察してもらい、適切な治療をしてもらいましょう。

他には、よだれが出たり呼吸が荒くなる「熱中症」、脱毛やかゆみを伴う「皮膚病」などが挙げられます。

イングリッシュアンゴラの病気のサイン

イングリッシュアンゴラのかかりやすい病気のサイン(症状)を知っておくことは、早期発見や早期治療につながり健康寿命を延ばすために重要になってきます。

イングリッシュアンゴラは長く豊かな被毛をもつことから「毛球症」にかかりやすいとされています。

食欲の低下、お腹の張りや痛み、フンが小さくなる、数珠繋がりのフンが見られるなどの症状が見られます。

うさぎの死因として最も多いとされている病気です。

怪しい症状が見られたら早めに病院を受診しましょう。

日頃からの予防も重要になりますので、毎日のブラッシングや食物繊維が多くバランスの良い食事、ちゃんと水分補給できているかなどチェックしておきましょう。

「熱中症」は耳が赤くなり熱を持っている、呼吸が浅い、体を伸ばしぐったりしているなどの症状が見られます。

もし症状が見られた時は、体を濡らしたり濡れタオルで包んであげるなどの応急処置をとり、すぐに動物病院に連れていきましょう。

「皮膚炎」細菌の感染やストレスから、かゆみや脱毛などの症状が見られます。

病気の予防法と対処法を紹介

イングリッシュアンゴラのかかりやすい病気の予防法と対処法をご紹介します。

イングリッシュアンゴラは「毛球症」にかかりやすいとされています。

偏った食事により牧草を食べる量が低下することで、腸の動きが悪くなり体内の毛を排出することができなくなりうっ滞を起こしてしまう病気です。

うさぎの主食は牧草なのでペレットやおやつのあげすぎに注意することで予防していきましょう。

パパイヤやパインに含まれているタンパク質を分解する酵素を、サプリメントなどでとらせてあげるのも良いと言われています。

食欲や体重の低下、動きが鈍いなどの症状が見られたら早めに動物病院で診察を受けましょう。

被毛が多く暑さに弱い品種のため「熱中症」にも注意が必要です。

うさぎの耳が赤くなっていたり呼吸が浅い、よだれが垂れている、体を伸ばしてぐったりしているなどの症状が見られる場合、体を濡らしてあげたり濡れタオルで包んであげる等の応急処置をとり、すぐに動物病院を受診しましょう。

早期治療が重要ですので、熱中症の可能性があるということを受付で伝え、早急な処置を施してもらいましょう。

夏場はクーラーで室内温度を20度から25度を保ち、水をきちんと飲めているか毎日チェックし予防に努めましょう。

サマーカットしてあげることもひとつの手です。

毛の密度も高いため、湿度が高いと皮膚や被毛が湿った状態になり細菌が増え「皮膚病」を引き起こしてしまう可能性があります。

湿度が高くなる時期には除湿機を使ったり、クーラーの除湿機能を使いましょう。

顔や胸元の毛は食事や水を飲む際に汚れやすいため、毎日ブラッシングをしてあげるなどして気をつけてあげましょう。

イングリッシュアンゴラの老化のスピード

イングリッシュアンゴラの加齢は人間に例えると、1年で6歳も年をとるとされています。

平均寿命は5歳から10歳と言われ、あっという間に年をとりおじいちゃんおばあちゃんになってしまうんですね。

人間に比べると寿命はとても短いですが、少しでも健康に長く一緒に過ごせるよう、健康管理や飼育環境を整えて快適に過ごさせてあげたいですね。

イングリッシュアンゴラの老化に伴う外見の変化

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イングリッシュアンゴラの外見の変化

歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は?

イングリッシュアンゴラは、高齢期とされる頃から代謝が落ち始めるため、フードを低カロリーなものに切り替えていく必要があります。

牧草の食いつきが悪くなることもありますが、牧草を買った後すぐに真空できる袋に小分けにし鮮度の良いものを与えるようにしたり、アルファルファをふりかけてあげるなども効果的です。

年齢に合わせて食事管理していくことも大切とされています。

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ストレスをかけないために飼い主が出来ること

イングリッシュアンゴラは、アンゴラ種の中でも顔まわりや耳の飾り毛が特徴的な品種です。

被毛は10㎝以上伸び、視界が悪くなったり動きづらくなるためストレスの原因にもなりえます。

毎日のブラッシングや定期的なカットをしてあげましょう。

運動量はあまり多く必要としませんが、ゲージの中にいれっぱなしにしていると運動不足からストレスが溜まってしまいます。

できるだけ毎日、安全な環境を整えた部屋で自由に遊ばせてあげましょう。

イングリッシュアンゴラの寿命に関するまとめ

イングリッシュアンゴラは穏やかで人に慣れやすい個体が多いと言われている品種です。

アンゴラ種の中でも顔まわりや耳の飾り毛が豊かで、まるで犬のような見た目が特徴的です。

長毛種ゆえに気をつけてあげたい病気もありますが、不調を我慢し隠してしまう性質もあります。

日頃から健康状態をチェックし、病気の早期発見・早期治療できるようにしましょう。

食事や飼育環境を整え、1年に1回は動物病院で健康診断を受けることで病気の予防に努め、健康寿命を延ばし長生きしてもらいたいですね。

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