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コーンスネークの正しい飼い方や性格・寿命・歴史を解説

アメリカ出身の「コーンスネーク」の性格・特徴や平均寿命などをまとめました。平均寿命10~15年のコーンスネークの長生きの秘訣は、飼い方や育て方にあります。意外と知らないコーンスネークの歴史や名前の由来なども紹介します!

コーンスネークの基本情報

コーンスネークの画像

  • 原産国、地域 アメリカ
  • 一般的な体重 2.0kg
  • 一般的な体高 体長約80~180cm
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コーンスネークの名前の由来

名前の由来は、斑紋がとうもろこし(コーン)に見えることや、とうもろこし畑によく出没していたなど様々な説があります。

赤色を地色としているため、別名「アカダイショウ」とも呼ばれていますが、世界中で交配が繰り返され、現在では豊富なカラーと様々な模様が存在します。

コーンスネークの歴史

コーンスネークにはどのような歴史はがあるのでしょうか?

世界中で飼育されており、ペットとしての歴史はかなり古いです。

世界中で交配され、今もなお新しいモルフ(カラー・模様)が作り出され続けています。

コーンスネークの性格や特徴

コーンスネークには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。

それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし(寿命が延び)、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。

意外と知らないコーンスネークの性格が見えてくるかもしれません♪

コーンスネークの性格

世界中で古くからペットとして愛されているコーンスネーク(別名アカダイショウ)は、非常に豊富なモルフが特徴的ですが、野性のコーンスネークは地色が赤く、黒色の市松模様のような斑紋が入っており、別名アカダイショウと呼ばれています。

飼育が安易で、繁殖も難しくないことから、世界中で交配が繰り返され、今では数多くのモルフが存在し、その豊富なモルフから自分好みの個体を選べるのも魅力の1つとなっています。

性格は温和でハンドリング(触れること)もあまり嫌がらないので、はじめての人でも飼いやすく女性にも人気の高いヘビです。

コーンスネークの毛色

コーンスネークの毛の色や柄はこんな種類があります。

ノーマル、オケーティー、アボッツオケーティー、バックスキンオケーティー、マイアミ、ミルクフェイズ、ロージー(キーズ)、アメラニスティック、サンライズ、ハイポメラニスティック、クリスマス、ストロベリー、サンキスト、ラヴァ、アネリスリスティック、チャコール、シンダー、ダイリュート、ラベンダー、キャラメル、カスターニエ、マホガニー、トフィー、バフ、モトリー、ストライプ、ジグザグ、ディフューズド、テッセラ、テラッツォ、マスク、パルメット、フロステッド& カレイドスコープ、ハイポディフューズド、ハイポサンキスト、ジンジャーストライプ、ファイア、アメラニテッセラ、リバースオケーティーテッセラ、ゾラトーン、インフェルノ、ラヴァテッセラ、ラヴァテラッツォ、ラヴァメル、ラヴァストロベリー、ラヴァディフューズド、アネリテッセラ、ゴースト、ゴーストモトリー、パステルモトリー、ゴーストストライプ、スペクター、コーラルゴースト、コーラルゴーストストライプ、フラミンゴ、サンキストゴースト、パステルサンキスト、アイス、アイステッセラ、ストロベリーアイス、ブルー 、ブルーモトリー、ブルーストライプ、グラナイト、ハイポグラナイト、ストロベリーグラナイト、チャコールストライプ、チャコールテッセラ、ピューター、ハイポピューター、ピューターストライプ、ファントム、スノー、スノーモトリー、スノーストライプ、アバランチ、サーモンスノー、ザンティックスノー、ザンティックスノーストライプ、アイシクル、ブリザード、ホワイトアウト、 アンバー、アンバーモトリー、アンバーストライプ、アンバーテッセラ、アンバーディフューズド、バター、バターストライプ、ハニー、サフラン、サフランモトリー、トパーズ、ハイポマホガニー、オレンジ、オレンジテッセラ、オーラータム、オーラータムモトリー、マンダリン、マンダリンモトリー、マンダリンストライプ、ハイポマンダリン、サンキストカスターニエ、マンダリンサンキスト、バーシモン、ラベンダーテッセラ、プラズマ、ハイポラベンダー、ハイポラベンダーモトリー、ハイポラベンダーストライプ、ハイポプラズマ、ラズベリー、アーモンド、アマレット、ムーンストーン、アネリプラズマ、オパール、オパールモトリー、オパールストライプ、オパールテッセラ、オパールディフューズド、キャラメルオパール、グレイシャー、アメジスト、オーキッド、ハイポオーキッド、ハイポシンダー、ペパーミント、ペパーミントテッセラ、アネリペパーミント、バターミント、シンダーラヴァテッセラ、シャッター、ウルトラ、ルートビア、ジャングルコーン、カーキ、パイド、パラドックス、レッドコート、スケイルレス。

コーンスネークに似ているのは?

コーンスネークに似ている種類のペットはこちら!

プレーンズコーンスネーク 、ルイジアナコーンスネーク

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コーンスネークの飼い方としつけ方

種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。

室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。

もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。

コーンスネークに合わせた飼い方・しつけ方を解説します。

ケージの広さは、とぐろを巻いた状態の大きさ3個分が目安と言われていますが、平均的な大きさであれば幅60cmくらいのものであれば十分です。

ヘビが脱走できるような隙間があるものは避けしっかりと蓋の閉まるものを選びましょう。

寒すぎると体調不調を起こすので温度管理は必要なので、ケージ下にパネルヒーターを敷いてあげましょう。

ヒーターの大きさはケージの半分くらいのものにして、暖かい場所(ホットスポット)と涼しい場所(クールスポット)を作ってあげると自分で好きな所に移動できます。

ホットスポットは35℃前後で、クールスポットは26~29℃くらいで湿度は50~70%が理想的です。

床材は掃除のしやすいペットシーツやキッチンペーパーなどを敷いてあげ、水を飲むので水入れを置いてあげます。

水浴びもするので、水入れはとぐろを巻いた状態で丸々入る大きさの物にします。

ケージ内は常に清潔な状態にし、お水は毎日新鮮なものに取り替えてあげましょう。

数ヶ月に1回ほど脱皮をするのですが、上手く脱皮ができていない(脱皮不全)場合はぬるま湯に入れてあげるか、ケージ内の湿度を上げるなどして脱皮のお手伝いをしてあげてください。

コーンスネークの飼い方

室内と屋外どっちで飼うのに適している?

コーンスネークは、基本的に室内飼育です。

変温動物は自分で体温調整ができないので、室温管理は必須となります。

また、爬虫類の場合湿度管理も必要です。で飼うことに適しています。

コーンスネークのオスとメスの違い

コーンスネークオス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか?

コーンスネークの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。

オス:見た目だと判断がかなり難しく、尾の先が細く長いと言われています。
プローブという専門器具を使用したり、ポッピングという方法もありますが、素人には判定が難しいです。

メス:見た目だと判断がかなり難しく、尾の先が細く短いと言われています。

コーンスネークのおすすめのエサ

ペットのエサは数えきれない種類があります。

何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。

コーンスネークの体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。

コーンスネークの完全栄養食と言われているのが、ピンクマウスです。

ペットショップなどで冷凍の状態で販売されています。

ベビーの時は大きすぎるので刻んで与えてください。

大人になったら1週間に1~2回、ピンクマウスを丸ごと1匹与えれば十分な栄養素を摂取することができます。

コーンスネークの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均

コーンスネークの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約500円~800円です。

コーンスネークのお風呂のペース

お風呂に入れてカラダを洗う必要はありませんが、脱皮が上手くできない時や便秘のときに、温浴させることもあります。

もし温浴させる場合は、温度は35℃くらいで水の深さは2~4cm程度です。

皮は無理に剥がすと傷つく恐れがあるので優しく取ってあげましょう。

コーンスネークにおすすめのグッズ

コーンスネークを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪

飼い始めはとくにケージ内にヘビが身を隠せる場所を作ってあげると安心してくれます。

爬虫類用のシェルター(隠れ家)があるので大きさにあったものを設置してあげるといいです。

個体によっては使わないこともあるので、その場合は取ってあげましょう。

コーンスネークのかかりやすい病気

体質によって、かかりやすい病気は様々です。

自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。

コーンスネークがかかりやすい病気はこのようなものがあります。

細菌感染症(マウスロット):口内に感染し、上手くエサを食べられなくなったり、口の周りに膿ができます。

治療方法は膿の除去、消毒、抗生物質を投与します。

拒食症(吐き戻し):病気ではなく症状です。

原因は様々で、エサを食べなかったり、食べたものを戻してしまいます。

早めに病院へ連れていきましょう。

クリプトスポリジウム感染症:寄生虫の感染が原因で、下痢や嘔吐、食べているのに痩せてしまいます。

他の爬虫類に感染する場合がありますので、すぐに隔離します。

致死率の高い病気です。

完治は難しく治療法も確立されていません。

脱皮不全:上手く脱皮ができなかったり、1部に古い皮が残ってしまうとその部分の血流が悪くなったり、感染症の原因になります。

湿度不足が原因の場合が多いです。

コーンスネークのよく使う薬・サプリ

完全栄養食のマウスをきちんと食べてくれている場合サプリメントは必要ありませんが、体調不良などの時に獣医師の指示があれば与えてあげましょう。

コーンスネークの治療平均価格

ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。

最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。

そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。

細菌感染症(マウスロット)の場合、診察料2000~3000円、皮膚検査1500円、抗生物質2000~3000円。

拒食症(吐き戻し)の場合、診察料2000~3000円、血液検査2000円。

原因が様々なので検査して原因を突き止めます。

クリプトスポリジウム感染症の場合、診察料2000~3000円、血液検査2000円。

細菌感染症(マウスロット)の場合、診察料2000~3000円、皮膚検査1500円、抗生物質2000~3000円。

脱皮不全の場合、温浴や脱皮補助剤を使用して脱皮を手伝ってあげます。

病気ではないので病院での治療は必要ありませんが、脱皮不全を繰り返すようであれば、カラダに異常があるかもしれないので病院で診察してもらいます。

コーンスネークの平均寿命と価格

コーンスネークの平均寿命

人間よりもとても寿命が短いペットたち。

その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。

ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。

コーンスネークの平均寿命は10~15年です。

コーンスネークの価格相場

コーンスネークの価格相場は、0.8~1.5万円です。

コーンスネークを飼っている主な著名人

現在調査中

コーンスネークに関するまとめ

コーンスネークは美しく豊富なカラーやパターンがとても魅力的で、女性人気の高い初心者向けのヘビと言われています。

性格も大人しく、怒らせたりしない限りは人に噛み付くこともまずないですし、初期費用も他の種類と比べほとんどかかりません。

豊富なモルフの中から、自分好みの個体を探すのも面白いです。

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