ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の基本情報
- 原産国、地域 アフリカ
- 一般的な体重 2.0~3.0kg
- 一般的な体高 体長約100~150cm
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の名前の由来
別名ボールニシキヘビ、ロイヤルパイソンとも呼ばれ、危険を感じると防御体制でボールのように丸くなることから「ボールパイソン」と呼ばれるようになったと言われています。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の歴史
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)にはどのような歴史はがあるのでしょうか?
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ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の性格や特徴
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)には、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし(寿命が延び)、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。
意外と知らないボールパイソン(ボールニシキヘビ)の性格が見えてくるかもしれません♪
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の性格
モルフの数が豊富で初心者でも始めやすいことから、世界中でも非常に人気の高いヘビです。
大人しく温厚で恐怖を感じると攻撃ではなく防御体制を取ってしまうなどとても臆病な性格で、日中はシェルターや岩の影などに身を隠し、主に夜行動します。
学習能力が高いので、偶然でも一度脱走してしまうと同じ方法でまた脱走を繰り返すので注意が必要です。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の毛色
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の毛の色や柄はこんな種類があります。
アザンティック、アルビノ、スノー、ハイコントラストアルビノ、ラベンダーアルビノ、ハイポメラニスティック、ゴースト、パステル、レモンパステル、メラニスティック、ダーク、リューシスティック、パイボール、ストライプ、スパイダー、キラービー、バンブルビー、ブラックバック
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)に似ているのは?
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)に似ている種類のペットはこちら!
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ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の飼い方としつけ方
種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。
もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)に合わせた飼い方・しつけ方を解説します。
ケージの広さは、とぐろを巻いた状態の大きさ3個分が目安と言われていますが、平均的な大きさであれば幅60cmくらいのものであれば十分です。
ヘビが脱走できるような隙間があるものは避けしっかりと蓋の閉まるものを選びましょう。
寒すぎると体調不調を起こすので温度管理は必要なので、ケージ下にパネルヒーターを敷いてあげましょう。
ヒーターの大きさはケージの半分くらいのものにして、暖かい場所(ホットスポット)と涼しい場所(クールスポット)を作ってあげると自分で好きな所に移動できます。
ホットスポットは35℃前後で、クールスポットは26~29℃くらいで湿度は50~70%が理想的です。
床材は掃除のしやすいペットシーツやキッチンペーパーなどを敷いてあげ、水を飲むので水入れを置いてあげます。
水浴びもするので、水入れはとぐろを巻いた状態で丸々入る大きさの物にします。
ケージ内は常に清潔な状態にし、お水は毎日新鮮なものに取り替えてあげましょう。
数ヶ月に1回ほど脱皮をするのですが、上手く脱皮ができていない(脱皮不全)場合はぬるま湯に入れてあげるか、ケージ内の湿度を上げるなどして脱皮のお手伝いをしてあげてください。
室内と屋外どっちで飼うのに適している?
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)は、基本的に室内飼育です。
変温動物は自分で体温調整ができないので、室温管理は必須となります。
また、爬虫類の場合湿度管理も必要です。で飼うことに適しています。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)のオスとメスの違い
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)オス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか?
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:見た目だと判断がかなり難しく、尾の先が細く長いと言われています。
プローブという専門器具を使用したり、ポッピングという方法もありますが、素人には判定が難しいです。
メス:見た目だと判断がかなり難しく、尾の先が細く短いと言われています。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)のおすすめのエサ
ペットのエサは数えきれない種類があります。
何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。
主食は冷凍のマウスやラットで、幼体の場合3~4日に1回で成体は5~7日に1回程度与えますが、マウスの大きさや与える頻度はその個体に合ったものを様子を見ながら与えてください。
それと冷凍マウスは凍ったまま与えると消化不良を起こすことがあるので、湯煎してしっかりと解凍させてください。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の1ヶ月の食事代(エサ代)は、約1,000円~1,500円です。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)のお風呂のペース
お風呂に入れてカラダを洗う必要はありませんが、脱皮が上手くできない時や便秘のときに、温浴させることもあります。
もし温浴させる場合は、温度は35℃くらいで水の深さは2~4cm程度です。
皮は無理に剥がすと傷つく恐れがあるので優しく取ってあげましょう。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)におすすめのグッズ
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)を飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
飼い始めはとくにケージ内にヘビが身を隠せる場所を作ってあげると安心してくれます。
爬虫類用のシェルター(隠れ家)があるので大きさにあったものを設置してあげるといいです。
個体によっては使わないこともあるので、その場合は取ってあげましょう。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)のかかりやすい病気
体質によって、かかりやすい病気は様々です。
自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)がかかりやすい病気はこのようなものがあります。
細菌感染症(マウスロット):口内に感染し、上手くエサを食べられなくなったり、口の周りに膿ができます。
治療方法は膿の除去、消毒、抗生物質を投与します。
クリプトスポリジウム感染症:寄生虫の感染が原因で、下痢や嘔吐、食べているのに痩せてしまいます。
他の爬虫類に感染する場合がありますので、すぐに隔離します。
致死率の高い病気です。
完治は難しく治療法も確立されていません。
呼吸器疾患:飼育環境や細菌、寄生虫など原因は様々です。>呼吸器疾患が悪化すると肺炎にかかる場合もあるので、すぐに病院へ連れて行きます。
治療と飼育環境の見直しも必要です。
クル病:カルシウム不足が原因で骨が変形したり折れたりします。
産卵期のメスが発症しやすい病気と言われていますが、ミルワールの与えすぎもクル病発症につながることもあります。
カルシウムやビタミンDを摂取させて治療します。
封入体疾患(IBD):他のヘビとの接触やダニなどで感染し、まっすぐ進めない、動けないなどの神経症状が現れます。
隔離し他のヘビとの接触は避けます。
治療法は見つかっていません。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)のよく使う薬・サプリ
完全栄養食のマウスをきちんと食べてくれている場合サプリメントは必要ありませんが、体調不良などの時に獣医師の指示があれば与えてあげましょう。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の治療平均価格
ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。
細菌感染症(マウスロット)の場合、診察料2000~3000円、皮膚検査1500円、抗生物質2000~3000円。
クリプトスポリジウム感染症の場合、診察料2000~3000円、血液検査2000円。
呼吸器疾患の場合、診察料2000~3000円、抗生物質2000~3000円、その他原因によって治療法、治療費が変わります。
クル病の場合、診察料2000~3000円、カルシウム注射1500~3000円、点滴2000円、レントゲン検査4000~5000円。
封入体疾患(IBD)の場合、治療法は見つかっていません。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の平均寿命と価格
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の平均寿命
人間よりもとても寿命が短いペットたち。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の平均寿命は10~20年です。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の価格相場
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)の価格相場は、0.5~10万円です。
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)を飼っている主な著名人
矢吹春奈
ボールパイソン(ボールニシキヘビ)に関するまとめ
ボールパイソンは大きく迫力がありますが、温和で大人しく美しい模様が特徴的です。
初めてヘビを飼う人も扱いやすいため非常に人気があります。
ただ、とても臆病な性格なので過度な触れ合いや、大きな音を立てたりと驚かせたりしないよう気を付けて、慣れるまで静かに見守ってあげましょう。
揃える設備少なく、入手も簡単なのではじめてヘビを飼いたい人はまずボールパイソンからはじめてみるのがおすすめです。