カリフォルニアキングスネークの基本情報
- 原産国、地域 アメリカ・メキシコ
- 一般的な体重 0.2~0.4kg
- 一般的な体高 体長75~150cm
カリフォルニアキングスネークの名前の由来
アメリカ・カリフォルニア州周辺に生息しており、獰猛で他のヘビも食べてしまうことからキングスネークという名前がつけられました。
カリフォルニアキングスネークの歴史
カリフォルニアキングスネークにはどのような歴史はがあるのでしょうか?
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カリフォルニアキングスネークの性格や特徴
カリフォルニアキングスネークには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
それぞれの性格や特徴をきちんと知っておくことでペットが長生きし(寿命が延び)、一緒に過ごせる大切な時間が増えることにも繋がります。
意外と知らないカリフォルニアキングスネークの性格が見えてくるかもしれません♪
カリフォルニアキングスネークの性格
カリキンと略されることが多く、別名コモンキングヘビといいます。
野生では森林や草原、藪地や河川周辺、沼地や砂漠など様々な場所に生息していて、時には耕作地や町の郊外にも姿を見せます。
平地だけではなく山地にも生息しており、標高1000m程度まで生息可能です。
シエラネバダ山脈では標高2000mでも観察されています。
地上性ですが、低い樹木なら上ることができます。
主にげっ歯類や爬虫類、鳥やその卵、両生類などを食べていますが、蛇類を多く捕らえて食べると言われています。
毒ヘビも食べることが可能ですが、すべての毒に対して免疫を持っているわけではありません。
単独で生活しており、昼行性です。
暑い時期には夜行性になる傾向があります。
冬季には地面に潜って冬眠のような状態になります。
繁殖期は春で、5~8月頃にかけてメスは一度に5~12個、多いと20個程度の卵を産みます。
卵は45~60日、長くても80日程度で孵化します。
生まれたばかりの子供は全長15~20cm程度で、3~4年で性成熟します。
ペットのヘビの中でも比較的丈夫で飼いやすいといわれます。
扱いもそれほど難しくなく、噛まれても痛い程度で毒はありません。
ただしキングスネークの名の通り凶暴な面もあり、エサに対して貪欲なので、不注意で噛まれたりすることもあるので注意が必要です。
カリフォルニアキングスネークの毛色
カリフォルニアキングスネークの毛の色や柄はこんな種類があります。
多種多様
カリフォルニアキングスネークに似ているのは?
カリフォルニアキングスネークに似ている種類のペットはこちら!
コーンスネーク
カリフォルニアキングスネークの飼い方としつけ方
種類によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
室内で飼う方が適しているペットもいれば、逆に屋外で飼う方がストレスがたまらず快適に過ごせるペットもいます。
もちろん、性格によってしつけ方も全く変わってきます。
カリフォルニアキングスネークに合わせた飼い方・しつけ方を解説します。
ケージ内の温度をある程度高めに保つ必要があります。
ホットスポット(温度が最も高い部分)は30℃程度、最も低い部分は23~25℃に設定してあげましょう。
温度計を設置してヘビが好む20℃後半程度に保てばOKです。
ただ、蒸れて温度が上がりすぎてしまう恐れがあるので、直射日光が当たる場所にケージは置かないよう注意しましょう。
湿度は35~60%程度が目安ですがそれほど気にする必要はありません。
基本的には乾燥を好みます。
体温調節、飲み水、脱皮不全を防ぐなどの重要な役割があるので水入れは必ず設置しておきましょう。
汚れてきたら適宜掃除をします。
共食いをする恐れがあるので基本的には必ず単独飼育をしましょう。
尻尾を震わせて音を出しているときは気持ちが高ぶっている合図なので、触らないように注意です。
爬虫類の多くはサルモネラ菌に感染していると言われているため、触った後は必ずよく手を洗うようにし、ケージの中などで使用した水は台所に流さないようにしましょう。
室内と屋外どっちで飼うのに適している?
カリフォルニアキングスネークは、室内で飼うことに適しています。
カリフォルニアキングスネークのオスとメスの違い
カリフォルニアキングスネークオス・メスそれぞれの性格の違いや行動はあるのでしょうか?
カリフォルニアキングスネークの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:総排泄孔からしなやかに尾が長いです。
メス:総排泄孔から尾が短くずんぐりしています。
カリフォルニアキングスネークのおすすめのエサ
ペットのエサは数えきれない種類があります。
何を選べばいいかわからない人も多いと思いますが、エサもペットによって様々です。
カリフォルニアキングスネークの体質に合った、健康的で長生きすることにつながるエサの種類を紹介します。
エサ用に売られている冷凍マウス・ラットを与えましょう。
お湯につけるなどして解凍し、中まで温めきってから与えます。
中が冷たいままだと吐き戻しや食滞などの原因になるので注意しましょう。
マウス(ラット)のサイズには成長段階でいくつか種類がありますが、与える大きさの目安はヘビの頭より一回りくらい大きいものを1度の食事につき1匹です。
エサを与えたときにスルスルと飲み込めてしまうようだとマウス(ラット)のサイズが小さすぎると思いましょう。
エサをスルッと飲み込めるようになったらマウス(ラット)のサイズアップをしてあげましょう。
頻度は小さい頃であれば5日~1週間に1回程度、大人になったら1週間~10日に1回程度で十分です。
基本的には給餌後に排泄を確認したら、次の給餌をしてもOKと考えましょう。
ただし、あげたらあげただけ食べるので、肥満には注意しましょう。
カリフォルニアキングスネークの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
カリフォルニアキングスネークの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約1,000円前後です。
カリフォルニアキングスネークのお風呂のペース
必要ありません。
カリフォルニアキングスネークにおすすめのグッズ
カリフォルニアキングスネークを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
ケージは横幅60cm以上のものを用意します。
目安はとぐろを巻いたときの3倍の大きさくらいです。
体が細くちょっとした隙間から脱走してしまう恐れがあるので、ふたがしっかりと閉まるものにしましょう。
床材はウッドチップやペットシーツ、新聞紙などを好みで選びましょう。
ただし、猫のトイレ砂、化学処理されたもの、油を塗ったもの、強い匂いを放つものは避けましょう。
ペットシーツや新聞紙を用いる際は、掃除はしやすいですが隠れ場所がなくなるので、別に隠れ家を用意する必要があります。
隠れ家は脱皮の際の取っ掛かりとしても役に立ちます。
素焼き性などの表面が多少ざらざらしているものがよいでしょう。
保温器具としてパネルヒーターなどを準備しましょう。
そして必ず水入れを設置しましょう。
大きさの目安はヘビの体が浸かる程度のもので十分です。
カリフォルニアキングスネークのかかりやすい病気
体質によって、かかりやすい病気は様々です。
自分のペットのかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
カリフォルニアキングスネークがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
クリプトスポリジウム感染症、脱皮不全、拒食、吐き戻し、マウスロット、皮膚炎、呼吸器感染症
カリフォルニアキングスネークのよく使う薬・サプリ
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カリフォルニアキングスネークの治療平均価格
ペットを飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
そして、治療費はペットの種類によってさまざまです。
エキゾチックアニマルの中でもヘビを診てくれる動物病院はかなり限られるので、いつ病気にかかってもいいように飼育前に必ず調べておきましょう。
病院によって異なりますが、診察費が1,000円~、抗生物質の注射を打った場合などは1,000円~程度の値段がかかります。
レントゲン、エコーなどその他検査などを行った場合は、各検査ごとに1,500円~程度追加されます。
カリフォルニアキングスネークの平均寿命と価格
カリフォルニアキングスネークの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いペットたち。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、種類によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
カリフォルニアキングスネークの平均寿命は20年前後です。
カリフォルニアキングスネークの価格相場
カリフォルニアキングスネークの価格相場は、0.5~3万円です。
カリフォルニアキングスネークを飼っている主な著名人
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カリフォルニアキングスネークに関するまとめ
カラーバリエーションが豊富で好きな模様や色の子を選ぶことができ、馴れればハンドリングが可能なため、好みの子を選んでしっかりと触れ合いたいという方におススメです。
飼育場所をとらないので、ワンルームの部屋でも十分に飼育できます。
また、他の爬虫類や両生類のように紫外線やカルシウム・ビタミンの添加を必要とせず、世話や掃除に時間がかからないため、エキゾチックアニマルの飼育初心者にも向いています。
ただしエサに死体のマウスやラットを与える必要があるため、これに触れない方、人間用の冷凍庫にマウスなどを保存することに抵抗のある方にはおススメできません。