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コーンスネークの寿命と、病気のサイン・予防法を解説!

動物の寿命は種類によってさまざまです。今回は【コーンスネーク】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、ペットとできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

コーンスネークの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、コーンスネークのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

コーンスネークの画像

コーンスネークの平均寿命はどれくらい?

コーンスネークは野生だと2年で成熟し6年~8年程度の寿命ですが、ペットとしての飼育環境だと10年~15年の寿命になります。

ヘビの平均寿命は約20年なのでコーンスネークは短命な種類だといえます。

しかし飼育環境によってかわってくるので長生きする子もいるかもしれませんね。

コーンスネークの寿命と長生きするコツ

コーンスネークのを長生きさせるコツは3つあります。

1つ目はケージの温度調節です。

コーンスネークにとって適正な温度は25度~30度です。

ヘビの中でもコーンスネークは寒さに弱く、冬場ではパネルヒーターなどで温度調節をする必要があります。

温度が下がりすぎると餌を食べなかったり消化不足を起こしたりします。

ただしパネルヒーターでケージ全体を温めてしまうと、暑くなったときにコーンスネークが逃げる場所がなくなってしまうので、パネルヒーターはケージ床の面積1/3から半分くらいの大きさにしましょう。

2つ目は餌の量と頻度です。

コーンスネークに与える餌は冷凍マウスで、餌の量はコーンスネークの胴体の太さを目安にしましょう。

胴体の一番長いところの太さと同じくらいの大きさにすると良いです。

餌を与えるタイミングは、餌を与えて糞をした翌日がベストです。

コーンスネークは約2日かけて消化するので、胃を休ませてあげることも大切なのです。

3つ目はストレスを抱え込ませないことです。

ヘビは触れ合うことはできますが、飼い始めて間もない頃に必要以上の触れ合いがあるとストレスを抱えてしまいます。

飼い始めは慣れるまでそっと見守り、慣れてきてから触れ合うように心がけましょう。

また餌を食べた後に触るとお腹を刺激して吐いてしまう原因になるので、餌の後の触れ合いはやめましょう。

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コーンスネークのかかりやすい病気は?

コーンスネークがかかりやすい病気に脱皮不全とマウスロットがあげられます。

脱皮不全はケージが乾燥しやすい冬の時期に、湿度が足りずうまく脱皮できない現象がおこります。

幼体であれば命を落としてしまう危険性があるのでしっかり対応する必要があります。

日頃から水入れの水を管理し乾燥させないよう注意しましょう。

マウスロットは人間で言う口内炎のことです。

ケージ内の温度が低かったり、掃除を怠って不衛生にしていることなどが原因で発症します。

マウスロットは拒食症になって栄養不足になったり、呼吸がままならなくなったりと万病の元です。

自分で治癒できるものではありますが、環境が整っていなかったり免疫力が下がっているこだと治癒できないため早めに獣医に連れて行きましょう。

コーンスネークの病気のサイン

コーンスネークのかかりやすい病気のサインについて解説します。

まず脱皮不全は、湿度が足りないことによりうまく脱皮できない状態になるのですが、環境が生態にあっていないか病気で体調不良になっているかが原因でおきます。

脱皮し切れているか生態をよく観察し、脱皮不全になっていたら環境の見直しをしましょう。

体調が悪くないか獣医で診てもらうことも大切です。

マウスロットは口の中が膿んでいたり、口元に泡のような唾液がついていたりするサインが見られます。

健康状態であれば自己治癒できますが免疫力が低下している場合、他の病気に感染しやすくなるため獣医に連れていきましょう。

マウスロットも環境があっていないことが原因でなったりするので、環境の見直しもしましょう。

病気の予防法と対処法を紹介

コーンスネークがかかりやすい病気の予防法・対処法について解説します。

脱皮不全は湿度が不足しているときに起こりやすく、寒さに弱いコーンスネークは特に冬場の脱皮に注意しなければなりません。

湿度不足が原因で発症する可能性が高まるため、日頃から湿度を高くし、水入れも体が入るくらい大きなものを用意して予防しましょう。

もし発症してしまった場合は、古い皮が残ったままだと血流が悪くなったり感染病にかかる原因になるため十分に湿らせてからピンセットで取り除いてあげましょう。

マウスロットは環境が不衛生であったり、コーンスネークが生活しにくい環境になっていると発症しやすくなります。

健康であれば自己治癒できる病気ですが、生活環境が整っていないことにより免疫力が下がっていた場合ウイルスに感染してしまう恐れがあります。

湿度や温度、清潔であるかなどコーンスネークが生活しやすい環境を整えて予防しましょう。

発症してしまった場合はコーンスネークの体調や様子をみて、獣医に連れて行きましょう。

コーンスネークの老化のスピード

人間や犬猫などの哺乳類は恒温動物なため、種ごとに単位時間の代謝が決まっていますが、コーンスネークは変温動物なため環境によって寿命がかわります。

飼育環境によって変わるため具体的な老化スピードはわかりません。

コーンスネークの老化に伴う外見の変化

コーンスネークは歳をとると白内障にかかる可能性があります。

コーンスネークに関わらずヘビ全体が犬や猫のように歳をとると白内障になるこがいます。

生活で特に支障はないですが、動きがゆっくりになったり食が細くなったり、犬や猫のような老化がみられます。

吐き戻しがあったり食が細くなってきたら、餌を小さくしたりして食べやすくしてあげましょう。

老化がすすみ免疫力が低下してくると病気にかかりやすくなるので定期的に獣医で見てもらうと良いでしょう。

コーンスネークの外見の変化

歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は?

コーンスネークは自然界ではカエルやトカゲなどを食べています。

ペットとして飼うコーンスネークはマウスやラット、うずらなどの安定して入手できる冷凍餌が一般的です。

マウスはコーンスネークにとって完全栄養食なのでそのほかの餌を与える必要はありません。

マウスをあまり食べなくなったときにラットやうずらを与えると良いでしょう。

冷凍餌は与える前に解凍し、繊維を保つためになるべく短時間で中まで火を通せるのがベストです。

40℃前後のお湯で解凍するのですが、冷凍餌を直接お湯に入れてしまうと匂いがとれて餌を食べない子も中にはいるので、そういった場合は袋のまま湯煎するのがおすすめです。

餌を与えすぎると内臓脂肪の増加による病気にかかって死んでしまうので、その固体にあった与え方をしましょう。

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ストレスをかけないために飼い主が出来ること

コーンスネークに限らず、爬虫類は必要以上に触られることを嫌いストレスを抱えやすい傾向があります。

コーンスネークは順応性が高く人馴れしやすいといわれていますが、触りすぎるとストレスになり拒食症を引き起こしたりします。

ハンドリングなどの運動や触れ合いはできますが、長時間やりすぎないようにしましょう。

また寒さに弱く冬場はパネルヒーターなどでケージを暖める必要があります。

温度が下がりすぎると餌を食べなくなるので注意が必要です。

湿度も足りないと脱皮不全になり体調を崩してしまうことがあります。

環境が生態に合っていないことが原因で引き起こることなので、水入れなど定期的に入れ替えたりして不衛生にならないようにしましょう。

順応性は高くても敏感な生き物なので、コーンスネークが生活しやすい環境作りをしてあげることがストレスをかけないために私たち飼い主ができることです。

コーンスネークの寿命に関するまとめ

順応性が高く最もヘビの中で飼いやすいといわれているのがコーンスネークです。

そんなコーンスネークでも環境が合ってないと体調を崩し病気にかかるリスクが増えます。

爬虫類を家族に迎え入れる人が多くなった現代ですが、爬虫類を対応している獣医はまだまだ少ないです。

私たち飼い主が事前に病気について知識を得ていても対処しきれないこともでてきます。

そういったときにすぐに診てもえるように、事前にかかりつけの獣医を探しておくことが大切です。

コーンスネークができるだけ長く生きられるように生活しやすい環境を整えて家族に迎え入れてあげましょう。

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