ふりかえるフクロウ

フクロウのなつく種類はどのこ?飼い主に懐かせる方法を徹底調査!

フクロウカフェなどもあり、フクロウと触れ合える機会も増えてフクロウを飼いたいと思う人も多いのではないでしょうか。フクロウは野生の鳥ですが、比較的なつきやすい種類もいます。なつく種類のフクロウや飼い主に懐かせる方法を知っておきましょう。

最近ではフクロウブームから、フクロウカフェなども出来てきました。
ペットとして飼育する人も増え、可愛いフクロウとの写真などがSNSにアップされていますね。

フクロウをこれから飼いたいと思っている人が気になるのが、なついてくれるかということではないでしょうか。

そこで今回は、フクロウのなつく種類はどの子なのかと、飼い主に懐かせる方法について調査しましたのでご紹介します。

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フクロウはなつくの?

木に止まるふくろう

そもそも、フクロウはなつくのでしょうか?
フクロウはとても繊細で神経質な上に、臆病で警戒心がとても強いです。

犬や猫のようになつくことはあるのでしょうか?

ここでは、フクロウがなつくかについて知っておきましょう。

フクロウはなつくというよりは慣れる

フクロウは基本的に人になつくことはありませんが、個体差はあります

人慣れするフクロウもいれば、まったく慣れないフクロウもいるため、一概にまったくなつかないわけではありません

フクロウにとって飼い主は仲間としての認識となるため、なつくというよりは慣れると言ったほうが近いでしょう。

野生が強いフクロウは、犬や猫のように自分からかまってほしいと来ることはなく、かまってほしいとも思っていません。

しかし、ある程度フクロウから認められれば、触らせてもらえるようになります。

そのフクロウの性格や飼育方法にもよりますが、べったりとなつくことは稀であると思っておきましょう。

なつく種類のフクロウは?

フクロウは世界中に約220種類存在します。

その中で比較的なつきやすい種類となると限られてきますが、ここではなつく種類のフクロウを見ていきましょう。

ヨーロッパコノハズク

ヨーロッパコノハズクは体長が15cm~20cm、体重も60g~120g程度の小さなフクロウです。

寿命は10年~15年ほどですが、体が小さいため健康管理には気をつけてあげなければいけません。

繊細で臆病ですが、温和な性格で人になつきやすいため、腕や肩にとまってくることもあります。

10万円~20万円くらいで購入でき、小型で飼いやすくとても人気があります。

スピックコノハズク

スピックコノハズクも、なつく種類のフクロウとして人気があります。

体長は20cm~24cm、体重は90g~160gとこちらも小型なフクロウです。

穏やかで人を怖がらない性格なので、慣れればなついてくれますよ!

指を差し出せば、指の上に乗ってくれる可愛いフクロウです。

平均寿命は14年~16年で、30万円前後で購入することができます。

コキンメフクロウ

コキンメフクロウは、CMに使用されて注目の集まったフクロウです。

体長は20cm~23cm、体重は100g~210gと小型です。

コキンメフクロウも穏やかで温和な性格で、比較的人に慣れやすいため、飼いならしていけば徐々になつくようになりますよ。

基本的にフクロウは夜行性ですが、コキンメフクロウは昼間も活発に行動することが多いのが特徴です。

平均寿命は10年~15年で、ペットショップなどで15万円~25万円ほどで購入することができます。

メンフクロウ

メンフクロウは、フクロウカフェでも見かけることのできる人気のフクロウです。

体長は40cm前後、体重は200g~480gと中型サイズのフクロウで、平均寿命は20年~30年です。

物静かで温厚な性格で、人を怖がることもなく環境に柔軟に適応できる能力が優れているため比較的飼いやすいフクロウです。

しかし、フクロウ独特の警戒心の強さがあるため、なつくまでに時間はかかりますが、なついてしまえばスキンシップも可能で、従順な姿を見ることのできるフクロウです。

飼い主に懐かせる方法は?

カゴの中のふくろう

フクロウになついてもらいたいと思ったら、比較的なつく種類のフクロウを選ぶことも方法ではありますが、それだけではなついてもらうことはできません。

ここでは、フクロウを飼い主に懐かせる方法について見ていきましょう。

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餌の与え方に工夫する

フクロウに毎日餌を与えることは当たり前のことですが、置き餌では距離は縮まりません。

ピンセットを使って、フクロウに食べてもらうようにしましょう。 フクロウから餌をくれる人だと認識してもらえるようになれば、徐々に距離は近づきます。

できるだけフクロウのそばにいる

フクロウは自分の縄張りを大切にします。

できるだけにフクロウのそばにいることで、フクロウも慣れていきます。

フクロウのケージのそばにいるだけで、フクロウは仲間として認識してくれるようになるため、家にいる時間はフクロウのケージのそばにいるようにしましょう。

ただし、触り過ぎたり、大きな音や激しい音を出したり、急な動作はフクロウが嫌がるため、室内での行動には十分注意を払いましょう。

無理にしつけようとしない

フクロウに無理にしつけや訓練をしようと思ってはいけません

フクロウはしつけることができないだけでなく、しつけや訓練を「危害を加えられている」と認識してしまいます。

フクロウになつかれるためには、「危害を与えてこない人と認識してもらわなければいけないため、無理にしつけや訓練を押し付けてはいけません。

フクロウが嫌がることはしない

フクロウは夜行性なため、昼間に寝ていることがあります。

触って起こしたり、起こさないまでも大きな音でびっくりさせたりするなど、フクロウの嫌がることをするのはやめましょう

フクロウのペースに合わせて距離を縮める

フクロウに早くなついてほしくて焦ってしまいがちですが、フクロウの寿命は10年以上あります。

もともと野生のフクロウが人に慣れるまでには、時間がかかって当たり前だということを忘れないでください。

フクロウの性格や態度を見て、フクロウのペースで徐々に距離を縮めていくことが大切です。

フクロウのなつく種類|まとめ

今回は、フクロウのなつく種類はどの子なのかと、飼い主に懐かせる方法についてご紹介しました。

フクロウはなかなか心を開いてくれませんが、毎日愛情を持って接してあげることで徐々になついてくれるようになります。

フクロウと接する時は見返りを求めず、愛情は一方通行になることも多々ありますが、焦らずゆっくりフクロウのペースで距離を縮めていきましょう。

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