遊んでいる猫

猫がアイスを欲しがるのは何故?ちゅーるを使った猫用アイスの作り方

暑い日は、アイスがとても美味しいですよね。暑さをしのぐために、アイスを食べていると愛猫も欲しそうな顔をしている事はありませんか?今回は何故、猫はアイスを欲しがるのか、またちゅーるを使った猫用アイスの作り方をご紹介します。

暑い日にアイスを食べていると、どこからか熱い視線を感じることはありませんか?

猫は、甘味を敏感に感じることができないはずなのに、アイスを食べようとすると欲しがることがありますよね。

その可愛い姿に、つい与えたくなってしまいますがアイスは猫に与えても良いのでしょうか?

今回は、猫はどうしてアイスを欲しがるのかと、猫ちゃんも食べられるちゅーるを使った猫用のアイスの作り方をご紹介します。

Sponsored Link

どうして猫はアイスを欲しがる?

室内の猫

暑い夏は、お風呂上りや運動の後にアイスを食べる機会も増えますよね。

そんな時、愛猫が物欲しそうな顔でこちらを見ていたり、「ちょうだい」と言わんばかりに寄り添ってくると、あげたくなりますよね。

どうして猫はアイスを欲しがるのでしょうか?

飼い主さんが食べているから

猫の好物や、食生活は、その猫の生活環境によって異なります。

イタリアでは、猫の好物がパスタだったりと、その国や地域によってもそれぞれです。

そのため、飼い主さんが普段から食べている物は、猫にとっても食べてみたい物です。

アイスを欲しがるのは、美味しそうに食べている飼い主さんを見ているからと、言うことが考えられます。

ニオイに反応している

アイスには、乳脂肪分以外にも糖質やたんぱく質、香料などを含んでいます。

人間よりも嗅覚が優れている猫にとっては、たくさんの成分から作られている香りが原因で、アイスを欲しがることが考えられます。

音や環境から反応している

袋を開ける音や、飼い主さんの食事中・料理中に出る音やニオイから、愛猫は餌やおやつを貰えると、記憶しています。

アイスを食べる時に出る、袋を開ける音や、食べる時の動作から、愛猫も食べ物を貰えると思っていることがあります。

猫にアイスを与えても大丈夫?

猫にアイスを与えること自体は、悪いことではありませんが、そもそもアイスには猫が必要とする栄養素は、あまり含まれていません。

また、猫が中毒症状を起こす可能性のある、チョコレートやコーヒー・抹茶などのフレーバーや、ナッツ類が含まれていることがあるため、与える場合には注意が必要です。

これらの中毒症状の原因となる物は、最悪の場合、死に至る危険性があります。

与える場合は、アイスに含まれている成分をよく確認しましょう。

しかし、中毒症状以外にも気を付けなければいけないことがあります。

次に、アイスを与えることで考えられる症状などについて、解説していきます。

肥満の原因

アイスには、たくさんの糖分が含まれています。

糖質も猫にとって必要な栄養素ではありますが、キャットフードには炭水化物が含まれているものが多いため、アイスを食べることによって、糖質オーバーとなり、肥満の原因になります。

肥満になることで、様々な病気の原因になる可能性も高いため、与える場合は、人差し指に少しつけて、舐めさせる程度にしておきましょう。

ブレインフリーズ

ブレインフリーズとは、猫がアイスなどの冷たいものを食べた時に、白目をむいたり、口を大きく開けて驚いているような表情をしている時のことを言います。

どうして起こるのか詳細は未だ不明ですが、人がアイスなどを食べた時に起こる頭痛と、似たような症状ではないかと言われています。

アイスを食べた時に起こる頭痛は、体温を一定に保とうとする働きにより、脳の血管が急激に広がることだと言われています。

詳しい原因は分かってはいないものの、猫にとって良くない症状と言われていることもあるため、与え方には注意が必要です。

乳糖不耐症

個体差はありますが、猫には体の中で乳糖を分解する「ラクターゼ」という消化酵素が少ない子もいます。

そのため、乳糖を上手く分解することができず、胃腸が不調になり、下痢や嘔吐をしてしまう場合があります。

その他にも、牛乳に含まれるカルシウム・ナトリウム・リン・カリウムなどはミネラルの含有量が高いため、腎臓や心臓の弱い子にとって症状を悪化させてしまう恐れがあります。

アレルギー

猫も人と同じように、食品アレルギーを持つ子もいるため、アイスに含まれる乳製品などが原因でアレルギー症状が出る場合もあります。

食品アレルギーの多くは、初期症状として皮膚疾患になることが多く、フケが出たり、肌を痒がったりする様子が見られたら、動物病院を受診しましょう。

食品アレルギーは、原因である食べ物を特定し、取り除くことで予防できます。

パスツレラ症

免疫力が低下した状態の時にだけ、症状が出る感染症のことです。

感染は比較的容易で、人にも起こる可能性のある感染症です。

飼い主さんが食べているアイスや、食べ物を頻繁に共有していると感染する可能性があります。

食べかけのものなどは、アイスでなくても、愛猫には与えないようにしましょう。

ちゅーるを使った猫用アイスの作り方

昼寝中の猫

アイスを欲しがる愛猫の姿が可愛く、ついつい与えたくなってしまいますよね。

しかし、人が食べるアイスには猫にとって危険な成分も多く含まれていることが分かりました。

これからの暑い季節に、愛猫も暑さをしのぐために、冷たいものを与えることは悪いことではありません。

そこで最後に、自宅で簡単にできるちゅーるを使った愛猫用アイスの作り方をご紹介していきます。

Sponsored Link

ちゅーるを準備しましょう

ペットショップだけでなく、ドラッグストアのペット用品にもたくさん置いています。

猫用のちゅーるには、かつお味・まぐろ味・とりささみ味など他にもたくさんのフレーバーがありますので、愛猫が好きなフレーバーをぜひ、用意してあげてください!

製氷皿などにちゅーるを移しましょう

製氷皿がない場合は、お弁当用のアルミカップでもできます。

最後に冷凍庫で冷やすため、冷凍庫の中で邪魔にならない程度の大きさの容器であれば、問題ありません。

また移し替える量は、普段愛猫が食べる分量が良いです。

少量の水を混ぜましょう

移し替えたちゅーるを氷らせるために、少量の水を混ぜましょう。

少しずつ水を加えると、ちゅーるがダマにならず綺麗に混ざります。

冷凍庫で半日~1日冷やしましょう

大体、半日で凍ります。

凍らせる前に、割り箸や棒を刺しておくと棒状のアイスにもできます。

棒状にしておくと、与える時に飼い主さんの手から与えられるので、一生懸命に食べている可愛い愛猫の顔も見ることができます!

もしも興味を示さなかったら

普段ちゅーるは大好きなのに、ちゅーるアイスにすると食べなかった場合は、水の量が多すぎることが考えられます。

水分が多すぎると、ニオイが飛んでしまうのか、ニオイだけ嗅いで食べない子もいるようです。

少しずつ水分を増やしながら、愛猫のお気に入りの固さになるように調整してあげましょう。

まとめ

夏の暑さ対策も兼て、欲しそうな顔をしているとアイスを与えたくなってしまいますが、与える場合には、注意しなければいけないことがたくさんあります。

愛猫にとって本当に必要な成分なのか、与えてはいけないものが含まれていないかを確認することは、愛猫の健康管理をする上で重要です。

猫用のものであれば、成分も猫にとって良いものが多いので安心ですよね。

ぜひ、この記事を参考に、愛猫に猫用アイスを作ってみてあげてください。

コメントを残す

*