舐め猫ちゃん

猫が嫌がるシャンプーや爪切りに100均の洗濯ネットがおすすめ

嫌がる猫のシャンプーなどをする際に役立つのが、100均でも手に入る洗濯ネットです。洗濯ネットを使うことで、猫がおとなしくなってくれるのだとか。その方法とは?そして猫がおとなしくなるのは本当なの?選び方や入れるポイントも合わせてご紹介します。

猫がシャンプーを嫌がることに困ってはいませんか?

猫はそこまで頻繁にシャンプーをする必要はないと言われていますが、皮膚疾患であったり体が汚れてしまった場合、どうにかしてシャンプーをおこなわないといけません。

そんなときに役立つ意外なアイテムが、100均でも購入可能な洗濯ネットなのです。

この方法を応用すれば爪切りなどのお世話にも大活用できます。ぜひ洗濯ネットの使い方をマスターしてください。

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獣医師も使っている?洗濯ネットを使った猫のお手入れ

なにかを見つめる猫ちゃん

普段は穏やかでのんびりと過ごしている猫ちゃんだとしても、体を拘束されて行う爪切りなどのお手入れを嫌がってしまう子は多いのではないでしょうか?

猫が大嫌いな水を使うシャンプーをするときなど、体中を傷だらけにしながら行なっている飼い主も少なくないでしょう。

そんな猫が嫌がるお手入れをする際に、ぜひ活用していただきたいのが洗濯ネットです。

実は洗濯ネットを活用する方法は獣医師もおすすめしている、とても合理的な方法なのです!

洗濯ネットに猫を入れると大人しくなる

具体的にどのようにして洗濯ネットを活用するのか気になりますよね。

しかし、何も特別な技術がいるわけでも難しいスキルが必要なわけでもありません。

ただ、お世話をする前や、少し大人しくしてもらいたいときに洗濯ネットの中に猫を入れるだけなのです。

「たったそれだけで本当に猫が大人しくなるの?」と疑問に思うかもしれませんが、実際に動物病院で恐怖のあまりに興奮している猫や、暴れて診察や治療が行えない猫に対し、洗濯ネットを活用する獣医師はたくさんいます。

洗濯ネットに入れるだけで、嫌がるあまり興奮して手がつけられないほどに暴れていた猫が大人しくなってくれるので素人でも簡単に行えます。

また、洗濯ネットは網目状に穴が空いているので、爪切りをしたりシャンプーをするのも入れたままで行えるというのも大きなメリットです。

洗濯ネットに猫を入れると大人しくなるのはどうして?

今まで興奮していた猫でも、洗濯ネットに入れるだけで急に大人しくなってくれるなんて不思議ですよね?

また、人によっては「猫を洗濯ネットに入れて閉じ込めるのはかわいそう」と思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、猫はもともと狭いところを好む動物であり、狭い場所で体が固定されると本能的に安心するという特徴があります。

さらに洗濯ネットはビニール袋などと違い、網目状の穴が空いているため通気性もよく窒息をする心配もありません。

あまり暴れてしまうと、自分で自分を引っかいてしまったり、ふとした拍子に脱走をしてしまったりと思いもよらない事故に巻き込まれる可能性もあります。

猫の安全を確保するという意味でも、シャンプーや爪切りなどのお世話をするときは、効率よく猫を拘束できる洗濯ネットを活用しましょう。

猫を洗濯ネットに入れる方法は?

いざ、猫を洗濯ネットに入れようと思っても興奮して暴れている猫に不用意に手を出してしまったら怪我をしてしまうかもしれません。

さらに、無理矢理入れようとすると脱臼など、大切な猫ちゃんを傷つけてしまう可能性もあります。

洗濯ネットを活用するのであれば、まずは正しい入れ方を覚えるようにしましょう。

無理矢理入れるのは基本的にNG

緊急時は例外ですが、基本的に猫を洗濯ネットに入れるときは嫌がる猫を押さえ付けて入れたり、逃げまどう猫ちゃんを捕まえて入れないようにしましょう。

暴れている猫を無理矢理入れてしまうと、怪我の原因となりますし、洗濯ネットに対して恐怖を覚えてしまうとこれから先、洗濯ネットを見るだけで逃げ出すようになってしまうかもしれません。

爪切りやシャンプーなどのお世話を楽にするためにも、まずは洗濯ネットに対して悪い印象を与えないように心がけましょう。

また暴れる猫に対してよくやりがちなのが、ファスナーを閉める際に誤って毛や皮を挟んでしまうことです。

無用な怪我を負わせないためにも、無理矢理入れる行為だけは極力避けましょう。

コツは入りたくなるように誘導すること

洗濯ネットに猫を入れる際に、ぜひ心がけていただきたいのが「自ら洗濯ネットに入りたくなる環境を作る」ことです。

そのためには、洗濯ネットを普段から出しておき慣れさせておくことが大切です。

もともと狭い場所が好きな猫ですから、中に入れると分かれば自ら入ってくつろいでくれるようになるかもしれません。

遊びとして飼い主が洗濯ネットの入り口を開けて中に誘導してあげたり、洗濯ネットの中におもちゃを入れて遊んであげたりすれば、さらに洗濯ネットに対する抵抗はなくなるはずです。

また、ダンボールなどに洗濯ネットの口を開けて、猫の好きなおやつを入れておき釣られて入ってきたところでファスナーを閉めるというやり方もおすすめです。

工夫とアイデア次第で、洗濯ネットに無理なく入れる方法はたくさんあります。ぜひ、飼い猫に合った方法を見つけてあげましょう。

おすすめの洗濯ネットはある?

毛繕いする猫

猫に洗濯ネットを使うとき、洗濯ネットは高級品の方がいいの?やっぱり100均の洗濯ネットじゃだめなの?など、疑問に思っている方も多いことでしょう。

結論から言いますと、洗濯ネットは100均のものでも大丈夫です。

ただし、洗濯ネットに入れて爪切りやシャンプーをおこなう場合には、選び方に注意が必要です。

これから洗濯ネットを活用しようと考えている方は、選び方のポイントをおさえておきましょう。

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猫の体よりも大きなものを選ぶ

洗濯ネットに猫を入れるときに、まず気をつけていただきたいのが洗濯ネットの大きさです。

体の大きな猫の場合、当たり前ですが体よりも小さなものでは窮屈で余計に暴れてしまいます。

逆に子猫のような小さな体なのに、特大サイズの洗濯ネットを使ってしまうと扱いにくくなります。

爪切りなどの細かい作業をするときにはなおさらです。

最近では100均にもさまざまなサイズの洗濯ネットがありますので、形や大きさをみながら飼い猫が入っても余裕のありそうな洗濯ネットを選んであげましょう。

口が大きく開くものを選ぶ

次に気をつけていただきたいのが、口が大きく開くものを選ぶという点です。

好みにもよるかもしれませんが、口が大きく開いたほうが猫も入りやすいですし、体の一部分だけを外に出したいときにも開閉口の広さをファスナーで調整できるため便利です。

もし、入り口が小さいほうが扱いやすいと感じる場合は、ファスナーを途中で止めて自分で口の大きさを調整できますので、迷ったときは口が大きく開くものを選ぶほうがおすすめです。

網目状になっているものを選ぶ

100均にはもちろん、ホームセンターやネット通販を見るとさまざまなタイプの洗濯ネットが販売されています。

その中でも気をつけていただきたいポイントが、網目状で袋になっている洗濯ネットを選ぶことです。

洗濯ネットによっては細かい網目状になっているものや、穴が空いていないメッシュタイプになっているものもあります。

それらの洗濯ネットは、爪切りをするときに網の間から爪を出して行う方法はできませんし、白い布のようになっているため猫も視界が悪くなりパニックになる可能性があります。

さらに、目が細かいタイプの洗濯ネットは布状になっているため、猫の爪が刺さった拍子に破れてしまうこともあります。

洗濯ネットを選ぶときは、荒い網目状になっているものを選ぶようにしましょう。

洗濯ネットを活用しよう|まとめ

洗濯ネットの活用方法は、嫌がる爪切りやシャンプーをするときだけではありません。

動物病院へ連れて行くときに嫌がる猫ちゃんに活用したり、災害時に避難をする際に活用したり、何かに恐怖を感じパニックになっている猫を落ち着かせるために活用したりと、さまざまな場面で活躍してくれます。

100均でも簡単に手に入る洗濯ネットを活用する方法をマスターすれば、いざというときに役立つはずです。

ぜひ、飼い猫のためにも普段から洗濯ネットを活用してはいかがでしょうか?

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