オイイーボブを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
オイイーボブというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はオイイーボブという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、オイイーボブの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
オイイーボブの基本情報
- 原産国、地域:アメリカ
- 一般的な体重:3.6~7.2kg
- 平均寿命:15年弱
- 平均値段:日本では取り扱っている所が少なく、価格は未知数です。
海外で買うのであれば輸送費なども含め50万円~100万円前後かかります。
オイイーボブの名前の由来
オイイーボブの品種名はアイダホ州オイイー郡からとられています。
オイイーボブの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
オイイーボブにはどのような歴史はがあるのでしょうか?「Keeney Kats Cattery」という会社が新種改良のために開発した、とても新しい猫種です。
オイイーボブは「タイの至宝」とも呼ばれる世界中で人気のシャム猫と「尻尾のない猫」として有名なマンクスの交配で産まれた猫です。
現在この品種を公認しているのは「American Cat Association」(ACA)と希少な品種を専門に公認している「Rare and Exotic Feline Registry」(REFR)の2団体です。
現在も希少性の高い猫種とされていますが、その理由は新種の猫種であることと体が弱いからだと言われています。
交配に使われているマンクスという猫は遺伝子疾患の多い猫で、まだ公表されてはいませんがオイイーボブも遺伝子疾患が多い可能性があります。
この先、さらに改良が加えられれば可愛らしいルックスで人気の猫種になる可能性のある猫種です。
オイイーボブの性格や特徴
オイイーボブには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでオイイーボブの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
オイイーボブの特徴や性格にはどんなものがある?
オイイーボブは遊び好きで賢く忠誠心が強い猫種です。
社交的で他の動物や子供などと仲良く暮らせる猫です。
オイイーボブのボディは中~大型で特徴はカラーポイントであること、目の色はブルーであることです。
カラーポイントがない、目のカラーがブルーでない場合はオイイーボブではなく、マウンテンボブという猫に区分されます。
長毛種と短毛種が存在し、シャム猫に近い滑らかな被毛を持ち、楕円~アーモンド型の目はやや内斜視をしています。
頭は丸く、頬骨や顎が発達しています。
指には飾り毛があり、尻尾の規定はありませんが、マンクスのようなほぼ無いに等しい長さが好ましいとされています。
オイイーボブは子猫から成猫になるまでに被毛のカラーが変化するという情報もあります。
オイイーボブのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
オイイーボブの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:メスに比べ、体が大きく体格がいいです。
(5.4kg~7.2kg)
メス:オスに比べ体が小さく、好奇心旺盛で一人遊びが上手な子です。
(3.6kg~5.4kg)
オイイーボブをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
オイイーボブの価格相場は、日本では取り扱っている所が少なく、価格は未知数です。
海外で買うのであれば輸送費なども含め50万円~100万円前後かかります。です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
オイイーボブの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
オイイーボブの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
オイイーボブの毛色にはどんなものがある?
オイイーボブの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
カラーポイントであることが重要です。
(耳、顔面、四肢の先端、尻尾の被毛色だけ濃い状態のことを指します)。
子猫の時にカラーポイントはなく、成長するにつれ現れます。
オイイーボブに似た猫種
うちの子の種類は本当にオイイーボブ?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
オイイーボブの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
オイイーボブに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
オイイーボブは社交的で多頭飼いに向いていますが体の弱い猫種です。
もし多頭飼いをするのであればオイイーボブがリラックスできる専用の場所を作ってあげます。
また、楽しそうだからと言って他の猫と過度に遊ばせることがないようにします。
他の猫と同様に扱ってしまうとすぐに体調を悪くする可能性があります。
忠誠心が強いので飼い主が遊びに誘ってしまうとそれにずっと付き合ってくれる優しい性格の持ち主です。
遊び疲れて体調を壊さないように適度に遊ぶようにします。
病気に対する耐性がないので室温を一定に保つように心がけます。
ちょっとした風邪をこじらせて、肺炎や感染症を引き起こしてしまうことも少なくないです。
飼育する際には、他の猫以上に清潔な環境を保つようにします。
オイイーボブは、体が弱いことから完全室内飼育が前提です。で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
オイイーボブにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
オイイーボブの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
体が弱いオイイーボブにはグレインフリーキャットフードがおすすめです。
猫は穀物をほとんど食べず、穀物の消化が苦手です。
大量の穀物を消化すると消化器官に負担がかかり猫によっては嘔吐や下痢をしたりします。
腸でうまくご飯を消化できないと栄養不足に陥ります。
その点グレインフリーのキャットフードは穀物を使用していないので消化に負担の少ない食事と言えます。
腸内環境を整えて免疫力を上げることも重要です。
腸内環境の改善に効果的なサツマイモ、チコリ、プロバイオティクスが含まれているものや食物繊維が豊富なカボチャやリンゴが含まれているものもいいです。
消化吸収の妨げになるので人口添加物の含まれたものは控えます。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
オイイーボブの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
オイイーボブの1ヶ月の食事代(エサ代)は、2500円~5000円程です。
オイイーボブのお風呂のペース
オイイーボブのお風呂のペースは、猫はもともと体臭が少なく自分で毛繕いをするのでシャンプーの必要がないです。
年に1~2回、どんなに多くても2ヵ月に1度程度が目安です。
しかし、オイイーボブは体が弱いのでブラッシングやドライシャンプーで済ませるのが無難です。
ブラッシングは長毛種であれば1週間に2回、短毛種であれば週1回、定期的に行います。
オイイーボブにおすすめのグッズ
オイイーボブを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
豚毛の獣毛ブラシ、コームは短毛種にも長毛種にも使うことができるのであると便利です。
ブラシはできるだけ天然素材を使ったものにします。
皮膚にもいいですし被毛にも艶が出るからです。
長毛種ならピンブラシ、スリッカーブラシがあると良いです。
スリッカーは力強くしてしまうと皮膚を傷めることがあるので注意しながら使います。
短毛種ならラバーブラシ、ミトンを使います。
ラバーブラシは血行を良くしてマッサージ効果もあります。
ブラッシング前にブラッシングスプレーを被毛につけてあげることで抜け毛が取りやすくなり、部屋に舞うことも少なくなります。
多頭飼いをするのであれば彼ら専用の部屋を用意し、キャットタワーや爪とぎ、安心して入れるようなハウスがあると良いです。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
オイイーボブの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
オイイーボブの平均寿命は15年弱です。
オイイーボブのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
オイイーボブがかかりやすい病気
オイイーボブがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
データがそろっていないのではっきりとはしていませんが遺伝子疾患(マンクス症候群)にかかりやすい可能性があります。
オイイーボブのよく使う薬・サプリ
ストレスに効果のある「トリプトファン」、「ギャバ」などの成分が含まれたサプリ、免疫力アップに効果のある「βグルカン」、「カテキン」などの抗酸化物質の含まれたサプリ、リラックス効果に「L-テアニン」、「as1トリプシン」「カモミール」の成分が含まれたサプリが用いられることがあります。
オイイーボブの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
ワクチン接種・約5000円~約8000円、健康診断・約5000円、ノミ、ダニ予防薬・約10000円が基本となり、その他病気に関しては病院などによっても違いはありますが、年間で約30000円ほどです。
オイイーボブを飼っている主な著名人
現在調査中
オイイーボブに関するまとめ
オイイーボブの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
オイイーボブは賢く、犬のように忠実で社交的な猫種ですが体が弱いことから、それも受け止められる人でないと飼えないです。
こまめに体調のチェックができるなど、猫との時間を一緒に過ごしてあげられる時間のある人におすすめです。
まだ改良途中と言ってもいい猫種ですが、可愛らしいルックスとその性格から、今後改良が進めば人気になる可能性のある猫種です。